タンクトップは夏のおしゃれに欠かせないと言えるアイテムの一つ。
とは言っても、一枚で着るのはトレンドではなく、おしゃれに見せることが難しいためおすすめしません。
タンクトップの旬な着こなしは「インナー使い」や「レイヤード(重ね着)」。
主役ではなく、サブ的な役割がメインですが、このタンクトップの使い方が周りと差をつけるポイントになってきます。
今回はタンクトップのメンズの旬な着こなし方や、おしゃれなタンクトップを紹介します。
この記事のライター

<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
タンクトップの選び方と着こなし方
今っぽいタンクトップの着こなし方で1番に思いつくスタイルといえば「レイヤードコーデ」ではないでしょうか?
カットソーやシャツなどの裾からチラ見せさせる裾レイヤードが人気ですよね。
野暮ったくならない垢抜けコーデにするにはどのように着こなせばいいのか?
それではさっそくタンクトップのメンズの選び方と着こなし方を紹介します。
トレンドはボックスカット
タンクトップの裾は大きく分けると
- 直線的にカットされたボックスカット
- 丸みを帯びたラウンドカット
2つに分かれます。
▼左:ボックスカット/右:ラウンドカット▼
細かいですが、現在のトレンドは写真左のボックスカット。
ラウンドカットは数年前に爆発的に流行ったため、時代遅れに思われる可能性があります。
新しく購入するならボックスカットに気をつけて選んでみてくださいね。
カラーは白から!
定番アイテムがゆえに、非常に幅広いカラー展開があるタンクトップ。
レイヤードとインナーのどちらで使う場合も、まずは「白」から始めましょう。
参照元:https://wear.jp/
白はどんなカラーとも相性が良く、コーデに清潔感や爽やかな雰囲気を加えてくれます。
春夏はカジュアルになりやすいので、有彩色のタンクトップで色数が増えるとさらに子供っぽくなってしまうリスクが高まるため、初心者は避けるのがベターですよ。
薄手の生地は避ける
一枚で着ても変にならない一つの判断基準としてあるのが「生地の厚さ」です。
参照元:https://www.gunze.jp/
薄手になればなるほど「下着」や「肌着」の印象が強くなるため、中厚〜厚手の生地を選ぶようにしましょう。
サイズにゆとりをもたせる
体を鍛えている方でも、おしゃれとして着用するタンクトップのサイズはゆとりをもたせましょう。
参照元:https://www.mono-mart.jp/
ピタッとしたタンクトップは体が主役となり、ファッションとしての視点や判断になりにくくなります。
また、インナーとして使った場合、ゆとりが無いと乳首が透けたり浮いたりもしやすくなるので気をつけましょう。
裾レイヤード
タンクトップのおしゃれな着こなし方の基本といえば、やはり裾のレイヤード。
どんなトップスに合わせても、コーデをグッとこなれた雰囲気にしてくれますね。
参照元:https://wear.jp/
また、モノトーンにまとめたコーデであれば、カジュアルでも上品さをキープできますよ。
好みによっても分かれますが、タンクトップを見せる裾幅は、「3〜5㎝前後」だとバランスがいいと一般的には言われています。
さらにレイヤードすることは、
- 汗染みの防止
- 乳首の透け防止
- 機能性素材のタンクトップならレイヤードした方が快適に過ごせる
デザイン性だけでなく機能的なメリットもありますよ。
シャツと合わせる
シャツとの合わせは、キチンと感とタンクトップのリラックス感が絶妙にマッチする着こなし方ですね。
参照元:https://wear.jp/
タンクトップはTシャツと比べて襟が深いことが多いため、顔回りに抜け感が生まれ、露出が増えることで男の色気も演出してくれます。
タンクトップはシンプルな物を選び、シャツのカラーや素材で変化をつけると幅広いおしゃれが楽しめますよ。
柄物とのレイヤード
シンプルになり過ぎないようにタンクトップのレイヤードをすることが多いですが、柄物とのレイヤードもおすすめですよ。
参照元:https://wear.jp/
レイヤードの白を挟むことでメリハリが生まれ、トップス・ボトムスのそれぞれの存在感も引き立ちます。
一枚で主役になれる柄のアイテムですが、レイヤードすることでさらに周りと差別化を図りましょう。
インナーのインナーとして使う
言葉で表すと一見分かりにくいですが、インナーのインナーとしてタンクトップを使うのも定番スタイルの一つです。
参照元:https://wear.jp/
単純に「シャツを着て、インナーにTシャツを着て」でも悪くは無いですが、単調な印象になりがち。
レイヤードを加えることでコーデに奥行きが生まれ、こなれた雰囲気になります。
トップスが写真のように無地×無地の時は特にレイヤードするのがおすすめですよ。
タックインする
シャツなどのインナーとして使う場合はタックインもおすすめ。
参照元:https://wear.jp/
タンクトップのラフな雰囲気が引き締まり、大人っぽさが高まります。
また、腰位置が高く見えることで脚長効果があり、スタイルアップも叶えてくれますよ。
一枚で着るなら黒
数年前はタンクトップを一枚で着るスタイルは割と当たり前でしたが、タウンでは少しずつ減り、現代のトレンドではありません。
ただ、差別化であったり、上着を脱いで一枚になることも想定しておきたいという時は「黒」がおすすめ。
参照元:https://wear.jp/
黒なら一枚でもサマになりやすく、肌着のように見られるリスクも下がります。
また、肩幅の部分が細かったり、背中が大きくえぐれているとやり過ぎな印象になりやすいため、写真のようにノースリーブに近いようなアイテムがおすすめ。
黒ならインナーとしても使いやすいので、1枚持っておくとコーデの幅を広げてくれますよ。
おしゃれなメンズのタンクトップ5選
シンプルになりやすい夏のおしゃれを楽しむならレイヤードが基本ですね。
いつのも着こなしにマッチする素敵なタンクトップを見つけて、抜群のおしゃれな着こなしを楽しみましょう!
最後はおしゃれなメンズのタンクトップを紹介します。
レイヤード用
レイヤード用に長めの着丈で作られているタンクトップ。
裾はボックスタイプと、ラウンドカットの2種類から選べます。
生地にはとろける肌触りが心地いいTR素材を採用。
着丈もレギュラー・セミロング・ロングと3種類あり、手持ちのトップスに合わせて長さを合わせられるのは嬉しいポイントですね!
また、万が一の場合でも、サイズ交換が可能(※タグ有りのままで到着後1週間以内)なので安心です。
ボックスシルエット
以前まではラウンドカットが人気でしたが、今はボックスシルエットがトレンド。
素材はふわっと柔らかい着心地のコットン・ポリエステルのワッフル生地で、1枚やインナーとしても着用できます。
凹凸があることで肌の設置面積が少なく、通気性に優れてムレにくく、汗ばむ季節にも快適な着心地をキープしてくれますよ。
また、ネックがヨレにくく、ガシガシ使えるのも嬉しいポイントですね!
Tシャツとセット
着るだけでベストバランスのレイヤードコーデを楽しめるTシャツとセットのタンクトップ。
レイヤードするときに迷うのが「サイズ感」ですよね。
裾から出過ぎても、出なさ過ぎてもオシャレに見えにくくなるため、一般的には約3〜5㎝が理想とされています。
こちらは最初からセットになっているため、着るだけで誰でもこなれスタイルにしてくれますよ。
高機能
接触冷感と抗菌防臭機能を備えた、高機能なタンクトップ。
トップスを一枚で着るよりも、タンクトップをレイヤードした方が快適に過ごせる優れものです。
肌触りのいいコットン100%の生地に、
- 銀イオン抗菌防臭加工剤
- キシリトール由来の清涼加工剤
2つを染み込ませ、機能性を持たせています。
サイドスリットが入っているのでキレイなシルエットがキープされ、コーデのアクセントになってくれますよ。
一枚着にもおすすめ
ノースリーブのような少し広めの肩幅に、程よいオーバーサイズで一枚着にもおすすめのタンクトップ。
襟もTシャツよりやや深いぐらいのデザインで、一枚で着てもやり過ぎな印象を与えません。
素材はコットン100%の天竺生地を使用しており、キレイな光沢感と程よい厚みの生地で品があります。
インナーとしてはもちろん、一枚での着用もおすすめのアイテムですよ。
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まとめ
タンクトップは年中使える万能アイテムですが、今季はレイヤードコーデの見せるインナーとして活用したいですね!
おしゃれメンズ達の着こなし方を参考にして取り入れて、周りと差のつく魅力的な着こなしを楽しんでください。
今回はタンクトップのメンズの旬な着こなし方や、おしゃれなタンクトップを紹介しました。