最強の防寒着として人気を誇るダウンジャケットは、アウトドアブランドからファッションブランドまでさまざまなブランドがしのぎを削って展開しています。
選べる選択肢が広いのは嬉しいですが、実際に「いざ購入!」となる時には、
「値段も高いし、絶対に失敗したくない!」
「ありすぎて選べずに結局は買わずに終わってしまう」
「本当にこんな高いダウンジャケットを買ってよかったのか?」
と疑問を残す方もいらっしゃると思います。
そこで今回はメンズに人気のブランドのダウン2022-23と、ブランドダウンの選び方や着こなしまで詳しく紹介します。
少しでも納得のいくブランドのダウンジャケットを見つけられる様に、
- ブランドのダウンを選んだ方がいい理由は?
- どんなブランドが人気なの?
- なぜブランドのダウンを買う人が多いの?
- おしゃれな着こなし方とは?
などなどいろいろと答えを出していきます。
ダウンジャケット選びにお悩みのあなた!
読んで後悔しないぐらいの情報をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください♪
ブランドのダウンジャケットを選んだ方がいい理由
ダウンジャケット以外でもそうですが、どんなアイテムにもブランドとノーブランドが存在します。
「ブランド=いい物というのは分かっている!」と思うかもしれませんが・・・
これって意外と「なんとなくいいもの」になっていないでしょうか?
最強の防寒着と呼ばれているダウンジャケットですので、「南極へ行く!」「ヒマラヤ登山をする!」というならまだしも、普段使うアイテムに限っていえば、おしゃれで快適に着られれば問題ないわけです。
後から詳しく紹介しますが、そんな中でダウンジャケットの定番といわれているブランドの相場は、
- カナダグース:10万円前後
- モンクレール:30万円前後
とても気軽に購入できる金額ではありませんよね。
しかし、多くの人が大金を払ってでも欲しくなるのには、「選んだ方がいい理由」があるからなんです。
それではさっそくブランドのダウンジャケットを選んだ方がいい理由を3つ紹介していきます。
理由①:素材へのこだわり
ダウンジャケットに使われている「ダウン」ですが、こちらは水鳥の胸に生えている羽毛のこと。
ふわふわの芯がない羽毛になっており、タンポポの綿毛の様なモノで「保温性・吸湿性」に優れています。
ダウンには汗の放出と、羽毛の10分の1の軽さという特性があるため、軽くて暖かいアウターを実現しているんですね。
しかも、1羽から摂取できるダウンはわずか5g〜10gですので、1着作るのに30羽前後の水鳥が必要です。
また、ダウンジャケットの中には「フェザー」と呼ばれる羽根が基本的に含まれます。
フェザーとは水鳥の翼部分を覆う羽根のことで、湾曲した羽根軸が通気性と弾力性を生み出しているんですよ。
ここまではブランドに限らず、どのダウンジャケットにもいえることですので、次は高級ブランドのダウンだと何が変わるのかを説明していきますね。
ダウンの素材について
ダウンが取れる水鳥には種類が存在し、どの素材を使っているかで機能性や値段が変わります。
まずダウンですが、
- グース(ガチョウ)
- ダック(アヒル)
の2種類の水鳥から摂取をしています。
参照元:https://www.e-nemunoki.com/
- グース(ガチョウ):やわらかくしなやかでドレープ性があり、圧縮性が高い。飼育期間は8週間〜18週間。
- ダック(アヒル):繊維が太く反発力は高いがドレープ性は少なくハリがある。飼育期間は4週間〜12週間。
飼育期間が長ければ羽毛も成熟し、それに合わせて値段も高くなっていきますので、グースの方が良質ということになります。
また、基本は食用としてのグースやダックを使いますが、さらに質を高めたのが卵を産むために飼育されているマザーグースやマザーダック。
- マザーダウン:飼育期間は半年から5年ととても長く質が高い。
ブランドによってはマザーグースしか使わないブランドもあるんですよ。
さらにホワイトダウン・シルバーダウン・アイダーダウンもあります。
- ホワイトダウン:白い鳥からとれるダウンで、清潔に見えることで人気も高い。
- シルバーダウン:茶系の鳥からとれるダウンで、色があることで淡い色の生地の中に入ると透ける場合もある。
- アイダーダウン:アイスランドに生息するアイダーダックからとれる最高級のダウン。
ホワイトダウンもシルバーダウンも質は同じで、ダウンの中で最強なのがアイダーダウンです。
ブランドのダウンジャケットは、こういったダウンを使うことで高品質なダウンジャケットを生み出しているんですね。
理由②:縫製技術・デザイン力・耐久性
高品質の素材を使っているだけでは、最高のアイテムが完成する訳ではありません。
高品質の素材を活かせるのは、やはり熟練職人の縫製技術・デザイン力・耐久性が合わさってこそです。
先ほど高品質のダウンを使っているため値段も上がると紹介しましたが、素材の質の差で値段に反映されているのは2割程度で、実際は縫製技術・デザイン力・耐久性が大きく占めています。
その中でもダウンジャケットでとても大切なのが「縫製技術」です。
たとえば、ダウンジャケットを使っていて必ず起きる問題の一つが、羽毛(ダウン)抜けですよね。
羽毛抜けの原因はいくつかありますが、代表的な問題はダウンジャケットの中にあるフェザーの芯が動くことで、空気と一緒に抜けたり、生地の縫い目から突き破って出てきます。
下記記事では羽毛抜けの理由や対処法を紹介しています。
つまり縫製技術が高ければこの問題を防げるのです。
ただ注意点としては、「ブランドのダウンジャケットであれば絶対に抜けない」というわけではありません。
やはり消耗品ですのでどうしても羽毛抜けは起きてしまいますが、その抜ける頻度の少なさや量・耐久性の高さが格段に違ってきます。
ダウンジャケットの扱い方にもよりますが、定番ブランドのダウンをお持ちの方の多くが10年と長く使えているのも事実。
仮に10万円のダウンを購入したとしても1万円/年、30万円のダウンなら3万円/年で高級ブランドのダウンを実質購入が可能になります。
もし毎年3万円以下のダウンを購入しているなら、決して高い買い物にはならず、多くの方がブランドのダウンを選ぶ理由にも繋がりますね。
理由③:ステータス
ブランドのダウンジャケットを選ぶ理由として大きかったのが「ステータス」でした。
今まで少し細かい所を説明してきましたが、結局は下記の意見が多いのも事実あります。
- 世間一般的に認知度が高いブランドを持てているという高揚感
- 周りの人からおしゃれ・かっこいいと思われたい欲求
- 「本物」と世間が認めたアイテムを持ちたい本物思考
オーバースペックとわかっていながら、高価なブランドのダウンジャケットを検討してしまう理由がここから始まるのでしょうね。
筆者もブランドジャケットは持っていますが、やはりブランドのダウンを持ち出したのは上記の理由がスタートかもしれません。
そこからブランドのダウンに興味をもち、今ではブランドダウンの魅力を語れるようになりました!ww
後悔しないダウンを必ず紹介しますので、もう少しだけダウンのウンチクに付き合ってください!!ww
ダウンの基本的な選び方
「高級ブランド」といっても、もちろん1つではありません。
高級ブランドの中でもデザインや縫製以外にさまざまな特色がありますので、まずは基本的なダウンの事を知っておきましょう。
ダウンを選ぶ一つの目安として参考にしてください。
続いてはダウンの基本的な選び方を紹介していきます。
選び方①:ダウンの産地
参照元:https://www.rakuten.ne.jp/
先ほどの章でダウンの種類について紹介しましたが、「ダウンの産地」も大事なポイントです。
一般的には以下の国が産地になっています。
左から順に高品質な産地なので、「ダウンの生産地」を見ることをおすすめします。
こちらは高級ブランドを選ぶ上で目安としても使えますので、納得した買い物をしたいならぜひ覚えておいてくださいね。
選び方②:ダウンとフェザーの混率
参照元:http://www.descente.co.jp/
同じく先ほどの章でダウンジャケットに使われるダウンとフェザーの機能性について説明しましたが、ここで簡単にまとめてみると以下の様な機能を持っているんですよ。
- ダウン=保温力・吸湿性・放湿性
- フェザー=弾力・通気性
上記をベースにダウンジャケットは作られていますが、皆さんも通販サイトの詳細欄やダウンジャケットのタグに、ダウン◯%・フェザー◯%と割合が表示されているのを見たことがありますよね?
この割合はダウンの機能面を表しています。
つまり高品質なダウンジャケットを選ぶのであれば、下記の比率で選ぶのが理想とされています。
- ダウン70-90%
- フェザー10-30%
たとえばアウトドアで着るダウンであれば保温力を少し高めたいので、ダウンの比率が80%〜90%のダウンジャケットを選んでみるということです。
選び方③:フィルパワー
ダウンジャケットの機能面においてダウンやフェザーと同じくらい大切なのが「フィルパワー」です。
フィルパワーとは、羽毛1オンス(28.4g)のダウンをシリンダー内に入れ、一定荷重を掛けた時の膨らみ度合いを立法インチ(2.54cm立法)で示します。
ナイロンなどの他の素材と比べると、外気の冷気を遮断し、内側の体温(暖気)を逃さない機能が断トツなんです。
つまりダウンの羽毛は立体的な構造になっていることで、無数のエアポケットが存在し、そのポケットに大量の空気が含まれることで動かない空気の保温層を作ってくれます。
紹介したものの難しい内容なので簡単にまとめると、「フィルパワー数値が高いほど暖かく良質なダウン」ということです。
数値の目安
- 500以下:低品質
- 600以上:良質
- 700以上:高品質
不動の人気を誇るダウンのブランド4選
さて、お待たせしました!
ブランドのダウンになってくると熱が入ってしまう私ですが、ここからは不動の人気を誇るダウンのブランドを紹介していきたいと思います。
とりあえず、ブランドのダウンジャケットを選ぶ時にまず知っておきたい定番ブランドを4つ紹介しますね。
ブランドを選ぶ上で基準となっている、ブランドの人気の理由・機能面・人気モデルなども合わせて紹介しますので、参考にしてください。
Moncler(モンクレール)
モンクレールは1952年にフランスのグルノーブルで誕生した高級ダウンブランド。
元はテントやウエアを扱う登山家向けにスタートしたブランドです。
本格的なダウンジャケットの開発に向け、フランス人初のヒマラヤ登頂を成し遂げたリオネル・テレイをアドバイザーに迎え、登山家が本当に求めている軽量で保温力の高いダウンジャケットを開発しています。
ダウンの相場としては30万前後ですが、それを納得させる力があるのがモンクレールのブランド力。
そんなモンクレールのダウンの特徴といえば高品質とデザイン性が両立されている所です。
ダウンは、フランスの規格協会が認めたキャトルフロコンマークを取得したホワイトグースのみ使用。
特徴としては高いフィルパワーと保温性を持ちながらとても軽いことです。
ただ、目安にしたいフィルパワーの数値は、公式発表されていないのが残念な所。
また、ダウン以外にも高品質を追求しており、表地の代表であるシャイニーナイロンは高級感のある光沢に撥水性と防汚性にも優れており、冬でもインナーはTシャツだけでも過ごせる程の品質を確保しています。
国内人気の火付け役となったのが俳優の木村拓哉さん。
当時としてはとても珍しい、保温力の高さ+タイトシルエットを持ったエベレストモデルをCMで着用したのがきっかけといわれています。
モンクレールのダウンで人気のモデル
MAYA(マヤ)
以前の定番モデルでありベストセラーにもなったHIMARAYAを、タウンウースによせた細身のシルエットで丈も少し短くなった今時感のあるデザイン。
また、ブランドの特徴であるシャイニーナイロンを使用し、フードは取り外しが可能なのでいろいろなコーデに合わせられる万能タイプとして人気があります。
MONTGENEVER(モンジュネーブル)
ブランドの中では落ち着いた雰囲気を醸し出してくれるのがこちらのモデルです。
ウール生地に表面は撥水加工もされており、ベーシックなデザインはスーツスタイルにも合わせやすいとして、とくに大人メンズから高い人気を誇っているんですよ。
PEUPLIER(ププリエ)
フードレスのスタンドカラーでスッキリした首回りが特徴。
表地は環境に配慮し、耐久性の高いリップストップナイロンを採用。
左胸や前後の襟元、ジッパー部分など、随所に施されたブランドロゴがいいアクセントになっています。
CANADA GOOSE(カナダグース)
カナダグースは、モンクレールと並ぶ高級ダウンブランドながらカジュアルに着こなせるブランドです。
カジュアル感の強いデザインなので相場はモンクレールよりも低い10万前後。
そんなカナダグースは1957年にカナダのトロントで設立し、親子3代で大きく発展を遂げています。
参考URL:http://oshare-journey.com/
創業時はメトロスポーツウエア社としてウールのベストやレインコートにスノーモービルウエアなどを展開。
南極などの極寒地にも対応できるスペックや、さまざまなニーズへの対応を繰り返して信頼と実績を積んでいます。
カナダグース最大の特徴は、本格的なアウトドアブランドと比べてもまったく負けない機能を持った実用性。
他の追随を許さない実用性のある機能面の一つが、繊維メーカーと共同で開発したアークティックテックです。
参考URL:http://oshare-journey.com/
ポリエステルとコットンにテフロン加工を施して高い撥水性と耐久性を持ち合わせ、4層構造にすることで高い保温力を維持しています。
また、高い防寒性と実用面も折り紙つき。
まずポケットの裏側にフリース素材を使うことで暖かく、裾付近にあるスラッシュポケットは手を温めてくれるハンドウォーマーとして役立ちます。
さらに…
- 手首回り:ニットカフによって袖口から入る冷気を遮断
- フード部分:コヨーテファーを使用して氷結を防ぐ
- 前立ての裏側:ボアを使用して冷気を防ぐ
上記のように細かい所までしっかり考えられているんですね。
また、実用性を考えて内側の裾付近にはフラップポケット、左胸にはジップポケットがあるなど収納力も充実。
さらに背面にはワッペンつきのストラップがついているので、ダウンジャケットを脱いだ後の持ち運び時やフックに掛けられる機能性も兼ね備えています。
もちろんファッション性にもこだわり、着用時はフードで隠れる仕様になっているこだわりはさすがですね!
カナダグースのダウンで人気のモデル
JASPER(ジャスパー)
本国カナダで名作と言われているシャトーを、日本人体型に合わせて作られた人気モデル。
定番のミドル丈にデザインはシンプル、スリムなシルエットが特徴です。
また、従来モデルより少しダウン量を減らしているのでスッキリと着こなせ、ジャケットやスーツの上からでも着こなせます。
CHATEAU PARKA(シャトーパーカー)
先ほどのジャスパーの原型モデルですね。
機能面を加えると、フロントにはパラシュートボタンを使用しており、グローブをつけたままでも開閉できるようになっています。
ジャスパーに比べると少しゆったりしたシルエットが特徴ですよ。
LODGE HOODY(ロッジフーディー)
ジャスパーやシャトーに比べるとショート丈で、比較的小柄な日本人に似合うシルエットに仕上がっています。
軽量でアウトドアライクなデザインも特徴ですね。
DUVETICA(デュベティカ)
次はデュベティカ。
モンクレールやカナダグースと比べると比較的リーズナブルに購入できるおしゃれなブランドとして人気!
基本的な相場としては5万〜8万円ですが、他ブランドとのコラボアイテムになると10万円以上のモデルも存在します。
そんなデュベティカは2002年にイタリアでダウンウエアを販売するブランドとしてスタートします。
歴史としてはまだ新しいですが、創業者はモンクレールで社長を務めたことがあるジャンピエロ・バリアーノ。
ダウンの特徴を上げるとすれば素材とモノ作りへの信念の強さです。
まず素材はフランス産の最上級とされるグレイグースを100%使用。
デュベティカで使用されるグレイグースは食用のグースの中でもフォアグラ用になっています。
他のグースと比べて広大な敷地で自由にストレスなく飼育することで、とても軽量でやわらかいのが特徴です。
しかも、その飼育環境の中で育ったグレイグースの中でも上質な一部のモノしか使わないこだわりがあるようです。
もちろん素材だけでなく縫製にもこだわり、トップクラスの工場でのみ生産されることで最高の素材と技術から作り出されています。
先ほどのモンクレールやカナダグースと並ぶほどの知名度と安心感を持っていますね。
さらに、デザインはフードをジップで一体化した特徴的なデザイン。
また、多くの有名ブランドとコラボすることで幅広い世代からの人気を獲得しているんです。
海外ブランドながら少し小さめに仕上げられているので、日本人にもよく合い、豊富なカラーバリエーションも人気の理由。
モンクレールがドレッシーなら、デュベティカはラフでカジュアルに着こなしができるブランドといえます。
デュベティカのダウンで人気のモデル
VEGA(ベガ)
ブランドを代表する定番のモデルがこちらです。
大胆なキルティングデザインが特徴のダウンジャケットらしいデザインで、裾にゴムが入っているのでよりフィット感を味わえるモデルですよ。
DIONISIO(ディオニシオ)
程よい光沢は高級感があり、身頃とフードが一体になったデザインでブランドらしいデザイン。
またスポーティなシルエットが魅力的な、ブランド人気No1のモデルですよ。
DIONISIO DUE(ディオニシオ デュー)
先ほどのディオニシオモデルをベースに作られ、より光沢感とツヤ感が人気を集めています。
雑誌掲載や普段での着用率がブランドの中ではかなり高いモデルです。
TATRAS(タトラス)
タトラスは2006の秋冬シーズンに立ち上がったミラノを拠点としている、イタリア・日本・ポーランドのコーポレートブランド。
今まで紹介したブランドの中では一番新しいブランドですが、ダウンの相場は10万前後と決して安いわけではないにもかかわらず人気を集め、現在では定番ブランドの地位まで登りつめたブランドなんです。
そんなタトラスですが、タウンユースを前提に設計した細みのシルエットにスタイリッシュな仕上げで、ドレスダウンジャケットとも呼ばれるほどのデザイン性の高さがあります。
また、日本人の体型にマッチしたサイズとデザインは、ナノユニバースをはじめ国内でも有名なセレクトショップで取り扱いがされているんですよ。
もちろんデザイン性の高さだけで新鋭ブランドながら定番まで登りつめた訳ではなく、保温性能も抜群!
ダウンはポーランド産のホワイトグースを使用することで、軽量で保温性に優れたダウンジャケットに仕上げています。
また、一つ目の目安とされるダウンとフェザーの割合は9:1で、ダウン95%の700フィルパワーですよ。
おしゃれでスタイリッシュに着こなすならタトラスがおすすめです。
タトラスの人気のダウンジャケット
BELBO(ベルボ)
タトラスの定番モデルであったKRAZ→DEMETRIOと進化を続けてきた最新モデルです。
大きな特徴は、最新のナイロンクロスを使うことでシャイニー感と高級感のある味わい深い色合いが持ち味。
またシルエットも人気の特徴で、脇腹でシェイプさせる細かなステッチにより美ラインを演出してくれます。
スポーティなシルエットですが40代以上からも人気の高いモデルですよ。
GESSO(ジェッソ)
ブランドの定番である細みのシルエットが特徴。
ブロック型のキルティングでダウンパックを細くすることでスタイリッシュなシルエットに仕上がっていますね。
短めの丈でスッキリスマートに着こなせる人気モデルです。
DOMIZIANO(ドミツィアーノ)
ラグジュアリー感たっぷりな雰囲気を醸し出してくれるドミツィアーノ。
イタリアの最高級テキスタイルメーカーであるロロビアーナ社のスーパー150Sという極細のウール糸にシルクを加えているので、軽量でキレイな光沢を放ってくれます。
ブランドらしい細みのシルエットに身頃にダーツを入れることで、立体感のあるスッキリシルエットに仕上がっています。
これから流行る注目ブランド!人と被らないダウンのブランドを6選
不動の人気を誇るダウンのブランドはいかがでしたか?
やはり定番と言われるだけあり機能性・デザイン力・素材と、すべてにおいて超一流ですね。
ただ定番という言葉は、受け手によっては、「被ってしまう」「みんなと同じは…..」とネガティブな印象があるのも事実。
定番だからこその安定感よりも「周りと被らずおしゃれを演出したい!」そんなあなたに必見!
続いては注目度が高く、人と被らないダウンのブランドを6つ紹介します。
PYRENEX(ピレネックス)
ブランドの相場は7万円前後で、定番ブランドと比べても手が出しやすいですね。
次世代ダウンとお伝えしているので新鋭ブランドと思っているかもしれませんが、実は1859年に創業した老舗ブランドで、創業地はフランス・ピレネー山脈のふもとにあるサン・セベ。
日本への進出は2016秋冬シーズンより本格的に参入したばかりですので、まだ名前を聞いてもピンとこない方も多いと思いますが、ピレネックスには160年近く存在し続けてきた圧倒的な保温力の高さが魅力です。
創業地であるサン・セベは欧州で有名な水鳥の産地で、ピレネー山脈の過酷な環境下で育っていることで高品質な羽毛が取れるといわれています。
そんな品質が高いダウンをより高品質にするため、原毛から製品まで自社一貫生産し24時間以内に加工をしています。
水鳥は生き物ですので、鮮度はとても大切なんです。
自社一貫生産をすることで700フィルパワー(一部には850フィルパワーも有)を誇り、高い保温力と耐久力のあるダウンジャケットが誕生しています。
ただ、デザイン面に関しては少し物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
ベーシックで高級感もありながら落ち着いたデザイン仕上げですので、シンプルに着こなしたい方・スペックを重視したい方にとっては、おすすめな次世代のダウンのブランドといえます。
ピレネックスのダウンで人気のモデル
REIMS(ランス)
ベーシックなデザイン仕上げのショート丈ダウン。
表面は微起毛を施したスムースタフタを使うことでしっかりとした質感と落ち着いた雰囲気が人気を集めています。
またフロントやポケットのボタンにはブランドのロゴを刻印することで程よいアクセントに。
2018年から従来の700フィルパワーから850フィルパワーになり、より人気を集めています。
AUTHENTIC JACKET(オーセンティックジャケット)
飽きのこないデザインで人気を集める、ブランドを代表する定番モデルですよ。
ヒップが隠れるミドル丈になっており幅広い世代に人気。
表地はつや消しナイロン素材を使いシックな雰囲気ですが、ラクーンファーを使い高級感もあり大人の渋みを演出してくれます。
ANNECY JACKET(アヌシージャケット)
ブランドの売筋上位には常に存在するアヌシージャケット。
少し長めのミドル丈になっており、肩や腕回りに立体的なパターンを施すことでスーツやジャケットの上からでもスッキリとした着こなせます。
また雨への耐久もあることでオンオフ問わず使いやすい設計が人気を集める理由なんですね。
STONE ISLAND(ストーンアイランド)
続いての注目ブランドはストーンアイランド。
ブランドの相場は13万円前後で、決してお手頃な金額とはいえないブランドですが、シュプリームとコラボし一気に知名度を上げたことで有名ですね。
こちらのブランドの特徴は定番ブランドとは違った目線で展開をしており、独自の染色・加工でアイテム展開をしています。
スタートしたのは1982年。イタリアのカジュアルウエアブランドであるシービーカンパニー内の一つとして発足。
創設者は素材や染色の研究をしていたマッシモ・オスティで、今日までに生まれた染色配合数は6万通り以上と、常に新しい素材を追求しているんですよ。
ブランドの代名詞である「ガーメントダイ」で仕上げられたダウンジャケットは、他のダウンでは出せない素材との一体感ある仕上がりになっています。
ガーメントダイとはアイテムが出来上がってから染色をしていく後染めのこと。
事前に染色をするのが一般的ですが、工程を後に回すことで縫い目も同じカラーとなり独特な風合いのある仕上がりになります。
その過程で撥水加工も行うことで、他ブランドには真似できない技術の高さで他を圧倒しています。
ストーンアイランドのダウンで人気のモデル
GARMENT DYED CRINKLE REPS NY DOWN(ガーメントダイクリンクルレプスダウン)
評価:
ブランドを代表するガーメントダイを施した人気モデル。
内側には樹脂加工を施すことで防風性を高め、ウルトラハンマー仕上げの薄手のナイロンレックス製ナイロンを使うことで撥水性も兼ね備えています。
スリムなシルエットにショート丈で仕上げられ、カジュアルブランドながら大人の風格をあげてくれますよ
フーディーダウンジャケット
ミリタリー要素を取り入れたフーディダウンは、デイリースタイルに大人気!
ヴィンテージな雰囲気とストリートな雰囲気が合わさったデザインが絶妙で、大人の渋みを表現してくれます。
Nobis(ノビス)
ノビスは、2007年にカナダグースの元社長が、カナダのトロントに設立したプレミアムアウターブランドです。
カナダグース時代に、「クオリティ高くて機能的で、都会的なスタイルに合うダウンジャケットが欲しい!」という声があり、それに応えるためにブランドを立ち上げたといわれています。
ダウンの相場は15万前後とカナダグースを超える金額になっていますが、日本での知名度はまだ少なく狙い目。
カナダではカナダグースに続く人気ブランドへ成長すると期待されているブランドなんですよ。
そんなノビス最大のダウンの特徴として上げられるのが、機能的でファッション性の高いデザイン性。
体感温度が-30度〜-60度の雪山にも対応できる保温力の高さはもちろんながら、デザイナー服に使われることも多いクロスハッチ生地が使われており、他ブランドでは真似できないファッションの高さが◎
また、ダウンのブランドを探す上でブランドのロゴに注目している方もいると思いますが、ノビスのブランドロゴはブラックカラーになっておりとてもスタイリッシュでかっこいいのも人気の理由です。
機能面に関しても防寒面だけでなく、ファッション面としての機能性が高いのも魅力で、脇に通気口のジップが付いているのもその一つ。
外出先で室内に入った際はどうしても温度差の違いでダウンを脱ぐことがあると思います。
そんな時に、脇のジップを開ければ涼しく過ごせるので、室内環境によってはそのまま過ごせます。
決してお手頃な値段でもないにもかかわらず、クリーニングにだす必要なく自宅で洗濯ができるので維持費を考えるととても経済的ですね。
国内での注目度と人気度がまだまだ低いブランドですので、周りと被りにくいという点ではとてもおすすめなブランドです。
ノビスのダウンで人気のモデル
The Yatesy(ヤテシー)
大人のミリタリーパーカースタイルがとてもかっこよく、暖かさと快適さを合わせた人気モデルですよ。
ファーは取り外しが可能なのでシーンに合わせて着こなしが変えられるなど、ブランドの特徴がしっかり盛り込まれています。
Coyote Fur(コヨーテファー)
クラシックなスタイルで仕上げられ、スリムなシルエットでスタイリッシュに着こなせます。
男らしい無骨な表情もキープしながら、落ち着いた大人の風格を上げてくれるモデルです。
デサントオルテライン(水沢ダウン)
デサントオルテラインとは有名スポーツブランドであるデサントが手掛けるブランドで、岩手県にある水沢工場で生産したのが水沢ダウンです。
スポーツウエアのブランドとしては破格の最低価格8万円からのダウンジャケットで、高いダウンジャケットだと12万もする高額な金額ながら、メンズだけでなくレディースからも爆発的な人気を集めています。
そんな定番にもなりえる革命的な技術が人気を集めたのは、2010年のバンクーバーオリンピックの日本選手団に提供するために作られたのがきっかけ。
水沢ダウンの革命的な技術とはダウンの弱点である水分を克服した耐水性。
通常のダウンジャケットは表地と裏地に中綿を入れ、その3つを縫い合わせる(キルティング)ことで出来上がっていますが、縫い合わせることで小さな穴を作ってしまい、その穴から水分が侵入したりステッチ部分から羽毛抜けが発生しています。
そこで水沢ダウンには、熱接着ノンキルトという技法を使うことで、表地・裏地・中綿の3つを縫わずに重ね合わせることに成功し、雨や風を見事に防御。
また、どうしても縫製が必要な箇所には、シームテープという防水剤で加工することで水分の侵入を防ぐことに成功します。
さらに水沢ダウンは裏地にも暖かさも確保のためにヒートナビPT2という工夫がされています。
ヒートナビPT2とは光を熱へ変換する高発熱と体が発する水分を熱に変える吸湿機能により、優れた発熱力があることで暖かさを高めてくれます。
もちろんここで問題になってくる温度調整部分にもしっかり対応されているんですよ。
温度調整を可能にするため、まず2列のフロントジッパーと内側のメッシュ素材、脇の下にもフロントジッパーのベンチレーションシステムが搭載されています。
ダウンジャケットの弱点を克服した高機能な水沢ダウンは、今だけでなく定番ブランドへとなりうる、今おすすめのブランドなんです。
デサントオルテライン(水沢ダウン)のダウンで人気のモデル
MOUNTAINEER(マウンテニア)
表地にはダーミザックスマイクロストレッチが採用されており、優れた防水性と透湿性に加えて高いストレッチ性としなやかさを兼ね備えた人気モデル。
シンプルなデザインですが、都会的なデザインなのでトレンドに左右されずに長く愛用できますよ。
ALLTERRAIN(オルテライン)
防水生地に加え、熱圧着のノンキルト加工とシーム加工に夜高い耐水性を誇ります。
細身のシルエットにミニマルなデザインで都会的な着こなしを楽しめます。
洗練されたデザインがブランドらしい大人の品格を上げてくれる定番人気の1着ですよ。
ANCHOR(アンカー)
水沢ダウンの初期モデルながら、今も継続して大人気。
熱接着キルトとシームテープのブランドらしさはそのままに、ストレッチ素材を使ったハイスペックモデルで、今のストリームラインのような装飾もないシンプルなデザインで幅広い層に支持されているんですね。
IENKI IENKI(イエンキイエンキ)
イエンキイエンキはDima Ievenkoによって2016年にウクライナで誕生したばかりの新鋭ダウンブランドです。
ブランドの相場としては20万前後と高級ブランドと呼べる位置付けで、ウィメンズのみのコレクション展開をしているブランドですが、誕生したばかりにもかかわらず世界中の目利きバイヤー達から買い付けがおこなわれています。
ダウンの特徴は丸みのあるシルエットと派手なネオンカラーで、トレンドを追い続ける各ファッション誌のモデルやファッションブロガー達が、こぞって鮮やかなオーバーサイズのダウンジャケットを身にまとってSNSなどで発信をするなど、注目の高さがわかりますね。
2017年にはファッション誌のサイトで、世界一クールなPuffer Coatsと紹介されてからはさらに人気が急上昇。
もちろんデザイン面だけでなく軽くて暖かい最高品質の羽毛を100%使用し、ボリュームのあるシルエットながら窮屈なく着こなせるシルエットが、多くのファッショニスタから注目を集めています。
イエンキイエンキのダウンで人気のモデル
MICHLIN(ミシュラン)
こちらはブランドの代表作でもあり、大きく丸みを帯びたシルエットが特徴。
トレンドのビックシルエットコーデにぴったりで、ブランドらしいカジュアル感抜群のカラーも人気の理由なんですよ。
MILLET(ミレー)
ミレーは今までにない新しい技法でダウンジャケットの製作を開始した注目ブランド。
アウトドアに精通している方ならご存じの方も多いと思いますが、ミレーは1921年創業の世界的にも有名なフランスのアウトドアブランドなんですよ。
ダウンの相場は5万円前後と手の届きやすい金額になっています。
フランス初のヒマラヤ登山隊へのアイテムの提供をはじめ、堅実にトップクライマーの声を製品化し続けるなど、多くの経験と実績の中で培われた高品質のアイテム提供をしてきたブランドです。
日本人の体型に合わせた設計がされているのもおすすめのポイントですが、2016年10月から発売になったダウンジャケットで、シンセシスコンストラクションを導入した羽毛抜けの少ないダウンジャケットを発売したことで注目を集めます。
シンセシスコンストラクションとは、布地を織る際に独自の二重織りをすることで布自体が交差し間仕切りを作る技法のこと。
つまりキルティング部分から縫い目をなくすことで針穴のない丈夫なダウンジャケットが出来上がります。
今まで羽毛抜けに困っていた方や、手頃で丈夫なダウンを求めている方には、特におすすめのブランドです。
ミレーのダウンで人気のモデル
ティフォン50000 2L ストレッチダウン
最高品質のダウンに、防水・透湿・ストレッチ素材を合わせた防水のダウンジャケット。
従来のモデルより軽量性やストレッチ性に優れており、スタイリッシュなデザインはスポーツなどアクティブなシーンの着こなしにも最適です。
最強に暖かいダウンのブランド2選
定番や次世代のブランドと紹介してきましたが、世の中には本当にたくさんのブランドのダウンジャケットが存在しますね。
その中でも、最強に暖かいと言われているダウンのブランドはどこなのでしょうか?
続いては最強に暖かいブランドのダウンを2つ紹介します。
歴史も語っているので少し長いですが、特徴も詳しく紹介しますので参考にしてくださいね。
ナンガホワイトレーベル(NANGA WHITE LABEL)
機能面最強クラスのブランドとして紹介したいのがナンガホワイトレーベル。
ダウンのブランドでは海外勢の勢いが目立ちますが、ナンガホワイトレーベルは国産ブランドですよ。
極寒の地である北海道の旭川市にあるMOONLOIDとNANGAがコラボし生まれ、限定された店舗が取扱店になっているブランドです。
最大の特徴である機能面ですが、ハンガリー産のシルバーグースダウンを使用した940フィルパワーで、さらに特別な技法を使い超撥水加工を施すことで羽毛自体が水を弾く特別な羽毛を開発します。
また、表地にも防水透湿機能を持つ独自のAURORA-TEX-LUGHTを使用し、強い雨や雪の日でも快適性をキープ。
もちろん最強クラスのダウンを作るのは他のブランドでもできることですが、ナンガホワイトレーベルは「最高基準の保温性に表参道でも着こなせるデザイン性と、やわらかな着心地を維持しながら、できるだけ価格をおさえる」をモットーに作られています。
定価9万と決して低価格とはいえませんが、機能面からみると他のブランドではできない価格帯ですよ。
高品質ながら街着感にも徹底的にこだわり抜かれ、機能性最強ブランドと呼んでもふさわしいブランドのダウンです。
ナンガホワイトレーベルのダウンで人気のモデル
最強ダウンジャケットTYPE1
940フィルパワーを誇るブランド史上最強の人気モデル!
シルエットも極力タイトに仕上げられているので、機能面だけでなくデザイン面も考えられています
最強ダウンジャケットTYPE2
機能はタイプ1と同じながら、フロント部分を比翼仕立て・胸ポケットの追加・後ろの裾丈を長く仕上げています。
前傾姿勢になっても後ろを守ってくれるのでバイク乗りにも嬉しい人気モデルですよ。
mont-bellモンベル(モンベル)
次の最強に暖かいダウンと呼べるモンベルのダウン。
1975年に国内でスタートした日本を代表するアウトドアブランドで、高温多湿である日本の気候に合った高品質のダウンアイテムを展開しています。
モンベルの代表といえば、世界最軽量クラスのインナーダウンが人気を集めていますが、ダウンジャケットのアイテム数も多く、世界からも高く評価されているんですよ。
そんなモンベルのダウンの特徴は、ダウンの質と表地の高品質素材へのこだわり。
モンベルの最大の特徴ともいえるEXダウンと呼ばれる高品質で希少なダウンは800〜1000フィルパワーで、これにより軽量で保温性の高い世界でもトップクラスの質を持つダウンを使用しています。
表地には、独自開発のバリスティックナイロンとゴアウインドウストッパーを使用。
- パリスティックナイロン・・・ナイロン糸に延伸加工を施すことで、一般的なナイロン素材の2倍の引き裂き強度を実現した生地。
- ゴアウインドウストッパー・・・防風・防水・透湿性に優れており、ダウンジャケット内の冷気を遮断しながら湿気を逃す仕様。
つまりダウンジャケット内の空気をドライに保つことで保温力をサポートしてくれているんですよ。
また、モンベルの相場は2万前後と低価格な所も見逃せない所です。
先ほどのナンガホワイトレーベルと同じく、抜群の機能性を持った最強ブランドと呼ぶにふさわしいと思います。
モンベルのダウンで人気のモデル
プラズマ®️1000ダウンジャケット
世界最高水準の1000フィルパワーで仕上げられたEXグースダウンを使った人気モデル!
しかも重量はわずか130グラムと超軽量なのが人気の理由ですよ。
パッカブルで持ち運びもとても便利で、旅先にも重宝すること間違いありませんね。
スペリオダウンジャケット
ブランドの中でも断トツの人気を誇るモデルですよ。
もっとも平地でのタウンユースにおすすめなモデルと言われており、800フィルパワーのダウンを使い軽量で保温力も抜群!
さらに撥水加工と帯電防止加工もされているので、ちょっとした天候の変化にもこの1枚で対応できます。
しかも低価格な所も人気の理由。
アウトドアブランドで人気のブランド3選
ここまでは比較的ファッション性の高いブランドを紹介していきましたが、ダウンのブランドの中にはもちろんアウトドアのブランドも含まれます。
冬の山を楽しむ方もいれば、アウトドアブランドの特徴である保温性と防水性の高いダウンを探している方もいると思います。
以前までは機能性にのみに特化したアウトドアブランドが多かったですが、近年は群雄割拠であるダウン市場ですので、機能性+デザイン面も優れていなければ生き残れない時代です。
それでは人気の高いアウトドアブランドのダウンを3つ紹介します。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
今やアウトドアにあまり興味がない方でも知名度のあるブランドですよね。
はじまりは1968年のアメリカのカリフォルニアでスタート。
もともとは小さなメーカーでしたが、スリーピングバッグの誕生をきっかけに世界的に認められるブランドへと成長していきます。
そんなノースフェイスのダウン特徴といえば高い機能性とデザイン力!
ノースフェイスのダウンの中には他にはない光電子ダウンが使われています。
光電子®️とは、超微粒子のセラミックを練りこんだ繊維のこと。
常に人の体から発せられている遠赤外線を吸収する働きがあり、熱が反射することで衣服内を温めながら汗や湿気を飛ばす高い速乾性機能も備えています。
またファッション性に関しては、バリエーション豊富なカラーで、体にフィットするカッティングが特徴といわれています。
アウトドブランドの中では体へのフィット感が全然違うと感じる方がとても多いですよ。
過酷な条件下でも安心して着こなせる機能性と街着スタイルでもしっかりおしゃれを演出できるノースフェイスは、まさに世界最大級のアウトドアブランドといえます。
ノースフェイスの人気ダウンジャケット
BALTRO LIGHT JACKET(バルトロライトジャケット)
ブランドの中でも名作と言われている人気モデルですよ。
光電子ダウンを使用した抜群の保温性があるので、真冬のアウトドアで大活躍!
シンプルの中にも存在感のあるデザインで、幅広い世代から人気を集めています。
MountainDown JACKET(マウンテンダウンジャケット)
表地にゴアテックスを使用した防水タイプになった人気モデルがこちら!
肩の切り替えデザインが、ブランドらしいおしゃれ感を演出しますね。
Nuptse JACKET(ヌプシジャケット)
1990年代に大人気になったヌプシジャケット。
ダウンは600フィルパワーで表地はナイロンに撥水加工が施され、サイズ感は今風に変更されているのでアウトドアにもタウンユースにも着回せられるデザインに仕上がっています。
WOOLRICH(ウールリッチ)
ウールリッチは1830年に誕生したアメリカ最古のアウトドアブランド。
180年以上の歴史があり、極寒のアラスカからアメリカへの天然ガスパイプを引く際の極寒地用ウエア開発が始まりです。
ブランドの代表アイテムであるアークティックパーカーは、イタリアのサッカーチームであるAC・ミランのベンチウォーマーに採用されたことを機に多くのファンを獲得します。
そんなウールリッチのダウンの特徴は、機能性はもちろんながらビジネスシーンでも気軽に使えるスッキリとした見た目で、シンプルなデザインが日本でも人気を集めています。
ウールリッチの人気ダウンジャケット
ARCTIC PARKA(アークティックパーカー)
ブランドの象徴でもある人気のモデルですね。
フードのファーもあり一見もこもこ感のあるシルエットですが、ファーは取り外しができ、外した後もキレイで見た目も安心。
ヒップが隠れる着丈でスッキリとしたシルエットが、スリムなラインを好む多くのビジネスパーソンから人気を集めています。
防風・防水性と通気性や耐久性の高さに優れたゴアテックス仕様。
ダウンのモコモコ感が抑えられた美シルエットがブランドの特徴でもあり、デイリースタイルからアウトドアと幅広く着用していただけます。
ARC’TERYX(アークテリクス)
アークテリクスは1989年にカナダのノースバンクーバーで誕生したアウトドアブランド。
もしかしたらリュックのブランドと認識している方もいるかもしれませんが、ジャケットの人気も確実に上がっており、今ではジャケットのブランドと認識している方もいるなど、デザイン力の高さに定評があります。
また、常に最新の素材や技術を使ったアイテム展開も特徴の一つ。
たとえば今ではアウトドアブランドでは当たり前にまでなった止水ジッパーも、アークテリクスが最初に発明した技術なんですよ。
さらにアークテリクスが採用しているゴアテックスは、防水防風に加え、汗をかいた時は外に出してくれる機能があることで体が冷えないようになっています。
ただアークテリクスのダウン分野としては後発メーカーと言われており、天然ダウンを使用したモデルはソリウムとセリウムシリーズのみで、他のモデルはブランド独自素材のコアロフトと呼ばれる化繊ダウンを用いています。
今までのアウトドアブランドと比べると少し落ちてはしまいますが、アークテリクスの最大のメリットはデザインとカッティング力。
使うシーンに合わせてモデルをしっかり判断する必要はありますが、スーツや街着スタイルにアウトドアと、幅広く使える魅力的なブランドであることは間違いありませんよ!
- 街着タイプ・・・コダジャケット、エイムスジャケット
- オールラウンドタイプ・・・フィションSVジャケット、ファイヤービーARジャケット、ソリウム、セリウム、Atomシリーズ、ベータシリーズ
- クライミングタイプ・・・プロトンシリーズ、ニュークレイシリーズ
アークテリクスの人気ダウンジャケット
Atom AR Hoody(アトム AR フーディ)
オールラウンドタイプの中では定番の人気モデルですよ。
軽量でありながら通気性と耐久性に優れ、嵐や雪などの色々なシーンでも適応してくれるまさに万能型です。
低価格でも高機能のブランドのダウン
今まで紹介したブランドの中で、お気に入りの1着に出会えましたか?
「いいのは見つけたけどやっぱり値段が….」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
長い目で見ると毎年1万円〜3万円程で買えるとはわかるけど、即金ではなかなか手が出せないあなた!今から紹介するダウンは必見です!
デザインや機能性などすべてに納得できるダウンジャケットを見つけるのは難しいかもしれませんが、世の中には高ブランドに負けず高品質でコスパのいいブランドがあります!
それでは最後に低価格でも高機能のブランドのダウンを紹介します。
1万円台
港町の横浜を拠点とするブルーポートは、マリンやサーフテイストなどを始め、トレンドも取り入れた旬なアイテム展開をしているファッションブランドです。
表地に上質なツイード生地を使用したダウンジャケット。
タウンはもちろん、スーツなどのフォーマルなスタイルにもおすすめです。
保温性と形状を両立させるため、ダウンは70%、フェザーを30%の割合で配合。
程よくタイトでスリムなシルエットが、大人のダウンジャケットスタイルに仕上げてくれますよ。
2万円台
価格:24640円(税込、送料無料) (2022/11/2時点)
1983年にアメリカで誕生したファーストダウンは、90年代のニューヨークにおいてストリートを中心に爆破的に人気を博したダウンジャケットブランドです。
裏と表のどちらも両A面で使えるリバーシブル仕様のダウンジャケット。
一方は無地、一歩はヨークで配色を切り替えたアウトドアライクなデザインになっています。
中綿にも贅沢なダウンをたっぷり使い、保温性と適度なボリューム感のあるダウンジャケットらしいシルエットを楽しめますよ。
フランスの老舗ワークウエアブランドが手掛けるダウンジャケット。
ダウン90%にフェザー10%の割合で、700フィルパワーを誇る軽量で保温力のある1着に仕上がっています。
またステッチレスになっているので、中のダウンが抜けにくくなっているのもおすすめするポイントですよ。
3万円台
国内の大手セレクトショップであるアーバンリサーチの中で、ライフスタイル全般を扱うカジュアルベーシックなブランドですね。
大人のメンズに人気の高いブランドで、国内でも信頼と高い評価のあるシェラフメーカーであるナンガにパターンから別注したダウンジャケットがこちら。
洗浄・精製加工して新羽よりキレイなリサイクルダウンを使った定番人気のダウンジャケットです。
環境に配慮して仕上げられ、トレンドのゆるシルエットでもあるので、デザイン性もバッチリですよ。
毎年大人気の東京西川のダウンを使用したナノユニバースのダウンジャケットですよ。
ダウンと高機能中綿をミックスしたハイブリッドモデルで、やや長めの着丈が特徴です。
デザインは男らしい無骨な表情を残しつつ、ナノユニバースらしいシンプルなデザインで大人の着こなしを楽しめます。
パタゴニアはアメリカのアウトドアブランドとしてとても有名ですね。
40年以上ダウンアイテムを展開しており、機能性やデザインはもちろんながら環境にも配慮された世界的なブランドです。
一番人気がこちらのダウンセーターシリーズ。
800フィルパワーのトレーサブルダウン(親農場から被服縫製工場まで追跡され保証されているヨーロピアングースダウン)を使用。
保温機能はもちろんながら、アウターとしてだけでなく、インナーダウンとしても使える多機能を持ったおすすめのモデルです。
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(着こなし方法)
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(人気ブランド特集)
(洗濯方法や正しい保管方法)
(羽毛対策)
まとめ
いかがでしたか?
ここぞという時の1着になりえるブランドのダウンジャケットに出会えましたか?
ブランドによって特徴はさまざま!
安心かつ定番人気のブランドを選ぶのもいいですし、周りと少しでもかぶらないために次世代のブランドを選ぶのもおすすめです。
大事なポイントは、アイテム単体だけではなく着こなし方もしっかり把握し、ワンランク上の魅力あふれるダウンジャケットコーデを楽しんでくださいね。
今回はメンズに人気のダウンのブランド2022-23と、ダウンの選び方や着こなし方まで詳しく紹介しました。