黒コートや黒パンツを着ようとしたら、ホコリがたくさん付いていた経験をお持ちの方は多いですよね?

しかも、パッパッとはらってもなかなか取れない…

おしゃれしてキメたいのに、ホコリだらけだと清潔感が無く、せっかくのカッコいい洋服も台無しになってしまいます。

  • 『黒のコートやパンツについたホコリが気になる…』
  • 『でも、ホコリを付けないためにどう対策したらいいのかわからない…』

今回は黒コートや黒パンツのホコリの取り方や対策は?埃がつきやすい生地や予防法はある?を紹介します。

この記事のライター

ファッションWEBライター(資格:ファッションデザイナー・服飾士) 秋本希望
ファッションWEBライター(資格:ファッションデザイナー・服飾士)
秋本 希望
2019年よりファッションライターとして執筆を開始。全くの素人からスタートしたものの、基礎からファッションをロジカルに学ぶことで2023年にはファッションデザイナー・服飾士の資格を取得。現在では自社で運営するメンズファッションサイトにて、初級者〜中級者に向けて、トレンドや着こなしをメインに日々情報を発信しています。
<資格>
ファッションデザイナー・服飾士
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黒コートや黒パンツについたホコリの取り方やアイテムを紹介

さっそく黒コートや黒パンツについたホコリの取り方を紹介します。

黒コートや黒パンツについてしまったホコリは、手ではらうだけではなかなか取れませんよね。

  • 『予防する前についてしまったホコリはどうすればとれるの?』
  • 『せっかくホコリ予防したのについてしまった…』

という時にも役立ちますよ。

取り方①ガムテープ

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ホコリの取り方1つ目は、恐らく実践したことがある方も多いガムテープを使用します。

家に必ずあって、手軽にホコリが取れるので便利ですよね。

ただ、もともと衣類用ではないため、生地にダメージを与えてしまうのが最大のデメリットです。

粘着力が強い布のガムテープだとさらに生地を痛めてしまうので、粘着力の低い紙のガムテープを使用してくださいね。

取り方②コロコロ

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ガムテープよりも楽で、お掃除にも便利なコロコロも一度は使用したことがありますよね!

朝の忙しい時間でも手軽で簡単にホコリが取れますよ。

お掃除用の大きい物だと使いづらいですが、生地を傷めない服用のコロコロも販売されています。

お出かけ前にサッと使用できるよう、コンパクトで縦置きできるタイプがオススメ。

取り方③エチケットブラシ

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ホコリの取り方3つ目は、エチケットブラシを使用した方法です。

エチケットブラシは「洋服のホコリ取り専用」というだけあって、洋服についたホコリをキレイに取ることが可能。

表面を撫でるように滑らすだけで、凸凹とした素材に入り込んだホコリもしっかりと絡め取ってくれますよ。

携帯用のエチケットブラシだと、外出先でもホコリがついたらすぐ使用できるので便利です。

取り方④洋服ブラシ

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洋服ブラシもおすすめアイテムですが、クローゼットにしまい込んで眠っていませんか?

もし眠っているのなら、ぜひホコリ取りに活用してください。

洋服ブラシは、ホコリやごみを取り除くだけでなく、黒のコートやアウターなどの表面を滑らかにし、肌触りや艶を長持ちさせてくれます。

目に見えない花粉も落としてくれるので、花粉の時期にも重宝しますよ。

洋服ブラシを選ぶ際は、静電気を発生させない「天然毛タイプ」を選んでくださいね!

ホコリ取りのためだけでなく、大事な服をケアするためにも洋服ブラシはそろえておきたいアイテムです。

取り方⑤キッチンスポンジ

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『キ、キッチンスポンジ!?』と、思うかもしれませんが、実はキッチンスポンジもホコリを取るのに便利なんですよ。

キッチンスポンジを使用したホコリの取り方もとても簡単。

  1. 上記のようなスポンジを用意する。(※目の粗さは問いません。100均などでも可)
  2. ホコリが気になる部分に、優しく当てて撫でるように滑らせる。(※生地を傷めてしまう恐れがあるので、決してムリに力を入れず、優しく行うことがキレイに取るポイント)

外出先でコロコロやエチケットブラシなどが無くて困った時に、コンビニでも手に入れられるキッチンスポンジは以外に便利ですよ。

黒コートや黒パンツのホコリ予防のアイテムと使い方を紹介

黒コートや黒パンツは少しでもホコリがつくと、他のアイテムよりも目立ってしまいます。

外出前に念入りに取っても「いつの間にか、またホコリがついている…」と、コートやパンツにつくホコリはなかなかの曲者(くせもの)。

おしゃれな着こなしのためにも、ホコリの予防ができるのであれば対策したいですよね。

それではさっそく、黒コートや黒パンツのホコリ予防ができるアイテムや使い方を紹介します。

最後には、驚きの予防対策の動画も紹介していますので、ぜひ参考にして試してみてくださいね。

予防法①静電気スプレー

ホコリ予防法の1つ目は、静電気スプレーを使うことです。

黒のコートや黒パンツにホコリがつく原因に、「静電気」が大きく関係しています。

静電気

参照元:https://www.tshirt.st/

静電気と言うと、「冬の乾燥した季節だけでは…?」と、思う方も多いかもしれません。

梅雨時期や夏場は、湿度の高さで冬に比べて静電気が抑えられていますが、実は、静電気は一年中発生しているんです。

ちょっとした摩擦でも発生する静電気を抑えることで、黒のコートや黒パンツにつくホコリ予防に。

そこで一番身近で手軽にできる対策が静電気スプレー

▼LION エレガード▼

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静電気スプレーは、黒のコートや黒パンツを着用する前に使用しますが、スプレーする際に、ホコリがついてない状態で使用してくださいね。

「ホコリが絶対につかない」とは言い切れませんが、何もしないよりも効果を実感できるでしょう。

予防法②柔軟剤を入れて洗濯する

毎日のお手入れでも黒のコートや黒パンツのホコリ予防ができます。

洗濯の仕上げとして「柔軟剤」を使用しますよね。

何気なく使用している柔軟剤が、静電気を抑えるのに役立っているんです。

いろんな柔軟剤

参照元:https://my-best.com/850

黒のコートは、素材によっては洗濯できないものもありますが、毎回お洗濯する黒パンツに柔軟剤はオススメですよ。

▼LION ふんわりソフラン▼

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ホコリがつきやすい黒パンツをお洗濯するときは、必ず裏返してネットに入れましょう

裏返してネットに入れるだけでも、洗濯時についてしまうホコリや糸くず予防になります。

繊維が抜けやすいタオルやセーター、裏起毛のアイテムなどと黒パンツはなるべく一緒に洗濯しないでくださいね。

予防法③カバーをかけて保管する

黒コートのホコリ予防の基本として、カバーをかけて保管することも忘れないでくださいね。

たくさんのコートカバー

参照元:https://www.amazon.co.jp/

コートなどのアウターは、収納しているだけでも肩部分にホコリがつきやすくなります。

黒のコートを毎回しまうたびにカバーを掛けることは少し面倒かと思いますが、ちょっとした一手間で気になるホコリを予防できるなら、実践してみる価値はあるでしょう。

▼コートカバー▼

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コートカバーは黒のコートや黒パンツのホコリ予防としてだけでなく、湿気対策にもなり、大切なアイテムを長持ちさせるためにもオススメの方法ですよ。

予防法④静電気が発生しにくい素材で組み合わせる

静電気スプレーで黒のコートやパンツのホコリ予防をしても、どうしてもホコリがついてしまうことがあります。

そんな時は、黒のコートや黒パンツに合わせるアイテムの素材を見直してみてください。

静電気を発生させにくい組み合わせ

参照元:https://www.tshirt.st/

冬のコーデだと、「マフラーやセーターなどの繊維がついて困る」ということが多くありませんか?

黒のコートやパンツは、普通に歩いているだけでもマフラーなどの他のアイテムとこすれて静電気が発生し、繊維やホコリがつきやすい状態に。

生地同士の摩擦で静電気が発生しますが、黒のコートやパンツと同じ性質の生地のアイテムを合わせることで、静電気の発生を抑えられるのです。

◼︎プラスに帯電する素材◼︎

  • ウール
  • 羊系
  • レーヨン
  • ナイロン

◼︎マイナスに帯電する素材◼︎

  • アクリル
  • ポリエステル
  • 塩化ビニル

上記のように、「プラス+プラス」「マイナス+マイナス」だと静電気を抑えられますが、「プラス+マイナス」だと静電気が発生してホコリがつきやすくなってしまいます。

黒のコートは、表地を気にすることが多いですが、表地と裏地が「プラス+マイナス」になっていることが多いので注意してみてください。

この要領をふまえた上で、黒のコートや黒パンツに合わせるアイテムの素材にも、ホコリ予防として意識してみてくださいね。

予防法⑤防水スプレー

防水スプレーも、黒のコートやパンツのホコリ予防に効果的なアイテム。

静電気スプレーや柔軟剤などの予防法を紹介しましたが、これらの方法は効果があまり長続きしないというデメリットがあります。

防水スプレーは、静電気スプレーや柔軟剤などよりも持続性があり、ホコリ予防に抜群の効果を発揮してくれます。

コートに防水スプレー

参照元:https://www.roomie.jp/

使用方法は静電気スプレーと同様、黒のコートやパンツにまんべんなく吹きかけるだけの簡単な作業。

防水スプレーが生地の表面をコーティングし、水を弾いてくれます。

そのコーティングが、黒のコートや黒パンツにホコリがつくことも防ぐ効果があるのです。

ホコリも水も防いでくれるとは、まさに一石二鳥ですね。

ただ、防水スプレーによっては、効果が弱かったり、持続性がない物もあります。

そこでオススメなのが、「AMEDAS(アメダス)」。

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アメダスは、ごく一部の特殊な生地を除き、多くの素材に使える万能さが魅力。

ホコリと防水スプレーは関係ないかと思われますが、だまされたと思って一度試してみてください。

今まで黒のコートや黒パンツにつくホコリに悩んでいたのが、ウソのように効果を発揮してくれますよ。

ホコリがつかない黒コートや黒パンツの選び方

ホコリを取る方法を知っても、「正直面倒だ…」と感じる方もいらっしゃるかと思います。

何もしなくてもホコリがつかないのが理想ですよね。

それでは最後にホコリがつかない黒コートや黒パンツの選び方を紹介します。

①静電気を発生させにくい素材を選ぶ

黒コートや黒パンツにホコリがつく原因の一つには「静電気」があります。

その静電気が発生するのは、生地の素材にも原因があります。

素材別の帯電率

参照元:https://blog.miraikan.jst.go.jp/

図の真ん中に近い、絹・革(レザー)・木綿(コットン)・麻などは静電気が発生しにくい素材です。

ホコリがついて気になる黒のコートや黒パンツのタグを確認してみてください。

洋服のタグ

タグに「綿(コットン)〇%」など、素材比率が表記されていますよね。

冬物にはアクリルやウールなどの素材が多く、どうしてもホコリがつきやすくなります。

お店で購入する前にタグを確認し、上記を参考にして選んでみてくださいね。

②パンツはスラックス調の生地を選ぶ

スラックス

参照元:https://store.mens-bigi.co.jp/

ツルッとした素材のスラックスはホコリが付きにくくて非常に便利です。

スラックスでなくても、現在はスラックス調の生地のパンツが多く展開されていますよ。

スラックス調のパンツに多い素材と特徴
  • ウール:ビジネス用のスラックスはほとんどがウール素材。上品で高級感があります。
  • ポリエステル:イージーパンツに使用されていることが多い素材。スラックス見えしながらもイージーケアで済む点がタウンでも非常に人気。シワにもなりにくい。
  • レーヨン:テロッとトロミのある生地と、やや強めのツヤが特徴的です。
  • TR素材:T=テトロン(ポリエステル)とR=レーヨンを混紡した素材。上品さとイージーケアのバランス良くしたもの。タウン用のスラックスに多く使用されています。シーズンレスで履きやすいのも魅力。

あとがき

いかがでしたか?

今まで悩んでいた黒コートや黒パンツにつくホコリの予防や取り方がわかると、もっとおしゃれを楽しめそうですね。

あなたに合った方法でホコリを防ぎ、おしゃれに着こなしてくださいね。

今回は黒コートや黒パンツのホコリの取り方や対策は?埃がつきやすい生地や予防法はある?を紹介しました。

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