メンズのタックインは、定番の着こなしの一つとなっていますが、みなさんは取り入れられていますか?
海外やレディースでは昔から見られるコーデですが、
- 『オシャレなタックインの仕方が分からない…』
- 『今までやったことがないので何か恥ずかしい…』
- 『トップスの裾をただ入れるだけじゃないの…?』
と、さまざまな理由でまだ取り入れていない方も多いようです。
そこで今回は、タックインをしたメンズコーデ!ハイウエストの位置と後ろ姿の正解や、おしゃれに着こなすコツは?を紹介します。
この記事のライター
<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
タックインコーデのコツやおしゃれに着こなす方法
タックインスタイルは難しいと思っていませんか?
合わせるアイテムや着こなし方法をしっかりと理解すれば、おしゃれなメンズコーデに完成させられます。
それではさっそく、タックインコーデのコツや、おしゃれに着こなす方法を紹介します。
①1:2以上の比率でハイウエストを意識する
1:2以上の比率は、トップス:ボトムスの比率になります。
参照元:https://wear.jp/
タックインのコーデは、腰元の位置がはっきりとわかるスタイルになるので、トップス:ボトムス=1:2以上のハイウエストを意識しないと足が短く見えてしまい、不格好になってしまいます。
上記の画像はお手本のような比率になりますので、ぜひ参考にしてください。
②トップスはゆとりを持ってインさせる
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トップスをキチッとインしてしまうと、
- キレイめ→ビジネスっぽい堅苦しい雰囲気に
- カジュアル→オタクのような幼い雰囲気に
という印象になりがちです。
トップスは必ずゆるめにインし、後ろは入れても出してもサマになりますよ。
③上下のカラーを合わせる
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日本人特有の体系である「胴長短足」を感じさせない見せ方の一つが上下の色を合わせること。
腰元の位置をハッキリさせながらもスタイルをよく見せるテクニックです。
④ボトムスとシューズのカラーを黒で合わせる
ボトムスとシューズのカラーを黒で合わせるのもスタイルを良く見せる手法の一つ。
参照元:https://wear.jp/
ボトムスの腰元からシューズまでがひとつなぎのように見えることで脚長効果が発揮されます。
ワントーンコーデが苦手な方でも取り入れやすい着こなしですね。
⑤オーバーサイズのトップスを合わせる
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タックインは細身のトップスやパンツよりも、ゆとりのあるシルエットの方が相性がいいですよ。
細身でタックインするとスーツのようなキチッとした印象が強くなり過ぎてしまいがち。
トレンドのビッグシルエットも取り入れつつ、タックインすることで旬のおしゃれコーデができます。
⑥シャツのタックインもおすすめ
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Tシャツだけでなく、シャツもタックインスタイルにおすすめ。
リラックス感のあるアロハシャツなどの総柄シャツにもおすすめです。
⑦オーバーサイズのロンT
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リラックスを出せるオーバーサイズのロンTもタックインができます。
季節の変わりめに重宝するアイテムで、カラーバランスや素材次第で上記のように秋にも取り入れることが可能。
気温が下がってくればこの上にアウターを羽織ってもこなれた雰囲気に仕上がりますよ。
薄手のスウェットやニットをタックインする上級者もいますね。
⑧インナーだけタックインする
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春夏だけでなく秋冬にも使える着こなしが、インナーだけタックインするスタイル。
シンプルな着こなしもこなれたスタイルになり、スタイルアップもよく見せてくれます。
「何か物足りない…」「周りと同じような格好だな…」と、感じた時はぜひインナーだけタックインしてみてください。
⑨ベルトは必ず付ける
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タックインすることで少なからずともベルト回りが見えるようになりますね。
その際にベルトをしていないと、「ベルト忘れた?」という印象を与え、もしウエストがゴム仕様なら「安っぽい」といった印象も与えてしまいます。
逆にしっかりとベルトを巻くことで、
- 小物にまでキチンと気を使っている
- コーデにメリハリが生まれる
- アクセントにも使える
良い印象や効果を発揮してくれますよ。
タックインをしたメンズコーデ12例
タックインコーデのコツや注意点が分かれば、実際のいろいろなお手本コーデを見ていきましょう。
たくさんのおしゃれなタックインコーデを集めてみましたので参考にしてください。
最後はタックインをしたメンズコーデを紹介します。
春夏コーデ
半袖チェックシャツ×ネイビーTシャツ×ワイドパンツ×ドレスシューズ×バケットハット
参照元:https://wear.jp/
目を引くチェックシャツを主役にしたコーデ。
主張が少し強いチェック柄なので、他のアイテムはモノトーンでキレイめな雰囲気を作っています。
バケットハットやドレスシューズで上品にまとめ、モードな雰囲気も感じる着こなしになっていますね。
ブルーのオープンカラーシャツ×ベージュT×黒のワイドパンツ×ローファー
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シャツのタックインでさらに差別化した着こなしになる「抜き襟」。
レディースでは多く見られる着こなしですが、メンズではまだまだ多くは無いですね!
春夏らしい抜け感もでき、こなれた雰囲気を演出できます。
テーラードジャケットのセットアップ×グレーT×白スニーカー×キャップ
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タックインはセットアップとも非常に好相性。
もちろん細身だと仕事着になってしまうので、リラックスしたルーズなシルエットが鉄則です。
周りと少し違うセットアップコーデにするなら、すぐにできるタックインがおすすめ。
ブルーのTシャツ×白のワイドスラックス×レザーシューズ
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ブルー×ホワイトは爽やかで清潔感があり、春夏にピッタリな色合わせですね!
シンプルになり過ぎないようにTシャツにロゴデザインをアクセントに。
また、淡色でぼんやりした印象にならないように、ベルトやシューズの黒でグッとコーデを引き締めています。
柄シャツ×白のグラフィックT×ワイドスラックス×黒スニーカー
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夏のお出かけ気分を盛り上げてくれる柄シャツを使ったコーデ。
一歩間違えるとヤンチャな印象にもなりがちですが、インナーをタックインすることでグッと大人の雰囲気に。
主張が強い柄シャツはモノトーンコーデに合わせることでさらに大人っぽい着こなしになります。
黒の半袖シャツ×黒のワイドパンツ×ドレスシューズ
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着用アイテムが少なくなる夏に、タックイン以外にも取り入れたいのが「小物」や「アクセサリー」。
特に白・黒・グレーなどのモノトーンは地味な印象になりやすいので、小物をアクセント、アクセサリーで華やかさをプラスしましょう。
パンツとシューズを同色にすることで脚長効果を作り、タックインのスタイルアップ効果を高めています。
秋冬コーデ
白のロンT×ブラウンのワイドスラックス×白スニーカー×キャップ
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秋冬でも注意することは同じ。
こちらはベルト部にデザイン性のあるパンツなので、あえてベルトは付けず、キーリングをアクセントにしていますね。
シンプルですが、少し個性のあるアイテムと小物使いで周りと差をつけています。
白T×ブラウンのワイドスラックス×ドレスシューズ
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タックインの中でも差をつける「フロントタックイン」。
前だけタックインして後ろだけ出すスタイルはレディースでも人気ですね。
メンズでは、長袖のシャツをタックインする上級者にこの着こなしを取り入れている方が多いですよ。
ブルーのスウェット×ベージュのワイドパンツ×ドレスシューズ
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カジュアルアイテムの代表格であるスウェットをタックインしたスタイルも人気が高まっています。
ルーズなシルエットとなるべく薄手の生地なら失敗しにくいですよ。
そのまま着るとカジュアルな印象になるスウェットも、タックインすることで大人っぽい雰囲気を作れますね。
黒のカーディガン×白のタートネックT×ベージュのワイドスラックス×ドレスシューズ
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秋冬はタートルネックもインナーとして非常に人気の高いアイテムですね。
ニット素材ではなく、Tシャツ素材ならタックインもしやすく、レイヤードスタイルにも使えます。
襟元に高さを出すことでフォーマルな大人っぽい雰囲気を演出してくれますよ。
白のダウンジャケット×黒のタートルネックT×ワイドストレートデニム×ローファー
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モコモコのシルエットで野暮ったくなりやすいダウンコーデもタックインで差別化できます。
ボリュームソールのローファーとタックイン、さらにインナーからシューズまでを黒で統一することでスタイルアップの相乗効果を。
また、白・黒のモノトーンで統一することで都会的な雰囲気に仕上げています。
チェスターコート×タートルネックニット×ワイドスラックス×ブーツ
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ニットをタックインする場合は、薄手のハイゲージニットにしましょう。
シルエットはTシャツなどと同様にオーバーサイズのアイテムにすることも忘れずに。
また、インナーのみタックインするスタイルの場合は、短丈ではなく、丈が長めのライトアウターやロング丈のアウターと相性がいいですよ。
あとがき
いかがでしたか?
タックインのコーデは、外国人だけでなく日本人でもコツや着こなしを知れば、おしゃれなコーデに仕上がります。
「似合わないのでは…?」で諦めず、おしゃれメンズに向けて挑戦してみてください。
そこで今回は、タックインをしたメンズコーデ!ハイウエストの位置と後ろ姿の正解や、おしゃれに着こなすコツは?を紹介しました。