メンズファッションのジャンルの中で、サーフィンをしない人の中でも定着している「サーフファッション」。
ラフでカジュアル、それでいて大人っぽさも忘れていないスタイルは、30代以上のメンズからも支持されています。
周りと差をつけた都会的でオシャレなサーフファッションをするためにも、人気のサーフ系ブランドは押さえておきたいところ。
ブランドによってデザイン・シルエット・素材など、こだわりや特徴が異なるため、自分好みのブランド選びの参考にしてみてくださいね。
今回は、サーフブランドの人気ランキング【メンズ】都会的でタウンユースや大人にもおすすめは?を紹介します。
この記事のライター
<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
サーフファッションとは?
「サーフファッション」とは、明確な定義こそありませんが、サーファーがするような「海」や「ビーチ」などをイメージさせるファッションスタイルのことを指します。
参照元:https://wear.jp/
コーデの特徴としては、「カジュアル」で「爽やか」、そして海岸でゆっくりと過ごすようなリラックス感のあるラフな雰囲気が魅力。
アメリカの西海岸にあるカリフォルニア州の街並みやビーチが似合うスタイルで、実際にサーフで人気のブランドはカリフォルニア発祥のブランドが多いですよ。
▼カリフォルニアのビーチの様子▼
参照元:https://www.travelbook.co.jp/
また、爽やかな日差しや潮風によるダメージを感じさせるような「ヴィンテージ感のある風合い」もサーフファッションではよく取り入れられています。
サーフブランドでメンズに人気のブランドランキング
サーフファッションを取り入れるためにも、人気のブランドをしっかりと把握しておきましょう。
ランキング形式でブランドを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
それではさっそく、人気のサーフブランドのランキングを紹介します。
11位:ALOHA SUNDAY(アロハサンデー)
2011年アメリカのサンディエゴで誕生したアロハサンデー。
元プロサーファーを含んだ2名で創設されており、サンディエゴとハワイでのファッション感を融合させた、独特なデザイン展開をしているブランドです。
アロハサンデーのアイテムは、白・黒・ネイビーのカラー展開が多く他のアイテムとも合わせやすいですよ。
▼コーデ例▼
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日本には2014年に本格的に参入し、多くのセレクトショップでも扱われるなど、注目を集めています。
10位:Patagonia(パタゴニア)
1965年にアメリカで誕生したパタゴニア。
パタゴニアと言えば、「アウトドア」のイメージが強いと思いますが、実はサーフファッションも展開しています。
機能性とデザイン性を兼ね備えており、日本やヨーロッパなどのさまざまな国で人気を集めていますよ。
夏はブランドロゴのバックプリントTや、バギーズショーツ、秋冬はボアジャケットが非常に人気。
▼コーデ例▼
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また、環境面にも大きく配慮しており、綿素材のアイテム全てにオーガニックコットンを使用したり、ペットボトルを再利用したフリースなど、エコ活動に積極的に取り組んでいることから、世界的に評価の高いブランドです。
9位:SATURDAYS NYC(サタデーズニューヨークシティ)
2009年にアメリカのニューヨークで誕生したサタデーズニューヨークシティ。
似た名前でSaturdays Surf NYC(サタデーズサーフニューヨーク)がありますが、これはこのサタデーズニューヨークシティというブランドを運営している会社名になります。
注目が上がってきているアメリカの「東海岸スタイル」を取り入れ、多くのおしゃれメンズから支持を集めています。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
サーフファッションでは珍しいシックな雰囲気に仕上がっているのがポイント。
夏のスタイルで良く見かける様になったショート丈のサーフトランクスを広め、サーフファッションの一翼(いちよく)を担っています。
8位:SALT SURF(ソルトサーフ)
2011年にアメリカのニューヨークで誕生したソルトサーフ。
西海岸の開放的なスタイルと東海岸の都会的な雰囲気を合わせた、シンプルなデザイン展開をしているブランドです。
▼コーデ例▼
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全てのアイテムをMade in USAにこだわっており、洗練されたデザインが特徴的ですよ。
遊び心あふれるスケートボードなども展開しています!
7位:DEUS EX MACHINA(デウス エクス マキナ)
2006年にオーストラリアで誕生したデウス・エクス・マキナ。
サーフブランドですが、モーターサイクルやスケート・スノーボードなどのイメージも取り入れ、遊び心あふれるアイテム展開をしています。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
特徴的なブランドロゴがアクセントになっており、アイテム自体は少しシンプルな仕上がりになっていますよ。
6位:WTW(ダブルティー)
2011年に国内で誕生したダブルティー。
アパレルアイテムだけでなく、ライフスタイルショップとしても人気ですね。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
ヴィンテージ風な生地やデザインが多く、特に最近はトートバッグの人気が上がってきています。
レディースの製品も取り扱っているので、恋人や友達とおそろいで着られますね!
5位:VOLCOM(ボルコム)
1991年にアメリカで誕生したボルコム。
「3S」と呼ばれるサーフ・スケート・スノーボードのファッションシーンに向けて、独自デザインで展開している人気のブランド。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
ありそうでなかったアメカジ中心のアイテムが人気を集めている理由です。
ベーシックな要素を取り入れているので、サーフファッションが初めての方でも着やすいですよ。
4位:RVCA(ルーカ)
2000年にカリフォルニアで誕生したサーフブランドルーカ。
さまざまなカルチャーと融合をはかっているのが特徴になります。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
シンプルなデザインながらも、スタイリッシュな仕上がりになっているのが、人気を集めている理由。
サーフファッション初心者にも取り入れやすいアイテムが多いですよ。
3位:BAYFLOW(ベイフロー)
2014年に国内で誕生し、幅広い世代から支持されているベイフロー。
リラックス感と上品な雰囲気を演出できる大人スタイルを提案しています。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
2015年に誕生した、インディゴネイティブ柄のショールカラーカーディガンは今もなお人気があるアイテムですよ。
ナチュラルなデザインが多く、レディースやキッズ製品も取り扱っています。
2位:BANKS JOURNAL(バンクスジャーナル)
参照元:https://www.p-drive.shop/
日本・オーストラリア・アメリカの3カ国の共同プロジェクトとして、2014年にスタートしたバンクスジャーナル。
カジュアルでありながらも落ち着いた大人っぽいデザインが多く、タウンでも着用しやすい「アーバンサーフ」の代表格とも言えます。
また、サステナブルへの意識も高く、オーガーニックコットンやリサイクルポリエステルなど、環境に配慮した素材を多く使用しています。
▼コーデ例▼
素材へのこだわりと、クラフトマンシップ(職人技)を大切にしているため、お値段は少し張りますが、その分上質なアイテムとなっています。
1位:Ron Herman(ロンハーマン)
1976年にアメリカのロサンゼルスで誕生したロンハーマンは歴史も長く、1度は名前を聞いたことがあると思います。
適度なリラックス感があるノームコアなデザイン(※究極の普通という造語)が人気の理由。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
ラフな着心地なのに、オシャレ感が演出できることから、30代の大人からも注目を集めていますよ。
今注目されているサーフブランド7選
人気のブランドで知っている名前はありましたか?
最後は、今注目されているサーフブランドを紹介します。
アイテム探しの参考にしてください。
LUSSO SURF(ルッソサーフ)
参照元:https://www.lussosurf.com/
「アメリカ・西海岸のサーファーの休日」をテーマに2016年にスタートしたルッソサーフ。
ビーチやサーフィンを気軽に楽しむ大人に向け、サーフィンアイテムはもちろん、ファッションから雑貨まで幅広く展開しています。
店舗を持たず、オンラインでのみ販売をしてコストを削減しており、比較的リーズナブルな価格帯でありながら品質の高さにも定評があります。
▼コーデ例▼
参照元:https://www.lussosurf.com/
販売が基本的に公式HPのみとなっているのですが、口コミやサイズ別の着用例なども無いため、
「興味はあるけどみんなの評価はどうなんだろう?」
「サイズ選びが難しい」
と言った声が多いようです。
ショップの評価自体は高いため、気になるアイテムは問い合わせて相談してみるのがおすすめですよ。
Marbles & co(マーブルズ)
2009年に日本で設立されたマーブルズ。
60年代から現在に至るアメリカのサブカルチャーをデザイナー独自の観点から判断し、あらゆるシーンに着て行きたくなるウエアを提案。
木村拓哉さんや三浦翔平さんなど、芸能人にも愛用者がいます。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
アメカジとサーフカルチャーにインスパイアされたコレクションが特徴的ですよ。
TCSS(ティーシーエスエス)
トレンドアイテムだけでなく、50年代や60年代の古き良き物も取り入れたアイテム展開のティーシーエスエス。
ブランドの特徴は、「型にはまらない服作り」です。
2009年にオーストラリアで誕生してから、独特な世界観が世界中で人気を集めていますよ。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
日本を始め厳選されたセレクトショップでしか取り扱いがされていないので、希少な存在ともいわれています。
CUISSE DE GRENOUILLE(キュイス ドゥ グルヌイユ)
2010年にフランスで誕生したキュイス ドゥ グルヌイユ。
独自の文化を取り入れ、ワイルドな雰囲気を醸し出したアイテムが特徴です。
「surf in paris」のロゴが入ったTシャツやスウェットが特に人気のアイテムですよ。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
アメリカの東海岸でも注目を浴びていて、日本でもじわじわと人気を集めています。
LOST WEEKEND NYC(ロストウィークエンドニューヨークシティ)
2011年にアメリカのマンハッタンで誕生したロストウィークエンドニューヨークシティ。
マンハッタンに店舗を構え、一際存在感を発揮している注目のブランド。
国内でもじわじわと人気が上がっていますが、既に感性の高いサーファーやおしゃれメンズの中では取り入れられています。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
また、アパレルだけでなくマンハッタンにあるコーヒーや雑貨もそろえている、ライフスタイルのアイテムも人気ですよ。
Battenwear(バテンウェア)
2011年にアメリカのニューヨークで誕生したバテンウェア。
デイリーコーデでもアウトドアでも違和感なく着用でき、洗練されたデザイン展開が特徴のブランド。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
東海岸の影響を強く受けており、大人のサーフスタイルにぴったりですよ。
国内では、いろいろな人気雑誌でも取り上げられており、これからますます期待できる注目のブランドです。
SurReal(シュルリアル)
2012年に国内発のシュルリアル。
アメリカンカジュアルをベースに展開しており、現代的な要素もありながらクラシカルな雰囲気も演出できるブランド。
▼コーデ例▼
参照元:https://wear.jp/
ローカルサーファーやスケーターから、じわじわと人気が上がってきています。
スタイリッシュな雰囲気もヴィンテージ感もある、無骨な大人スタイルが表現できるところが注目ポイント。
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まとめ
いかがでしたか?
ブランドによってさまざまな特徴がありますね。
シンプルなデザインもあるので、まずはTシャツや小物から取り入れるといいですよ。
お気に入りブランドを見つけて、洗練された大人のサーフスタイルを表現してくださいね!
今回は、サーフブランドの人気ランキング【メンズ】都会的でタウンユースや大人にもおすすめは?を紹介しました。