キャンバス地のコンバースのスニーカーは、カラーも豊富でコーデに万能に合わせられるアイテムです。

ただ、人気のあまり周りと非常に被りやすく、ただ履くだけでは個性や差別化を図るのは難しいとも言えます。

そこで、スニーカーを脱色して、オリジナルの一足を作ってみませんか?

キレイな発色のコンバースのスニーカーは、脱色することでヴィンテージ感が生まれ、あなただけのオリジナルアイテムに生まれ変わりますよ。

今回はコンバーススニーカーの脱色の方法と、リメイクで失敗しない簡単なやり方を紹介します。

この記事のライター

ファッションWEBライター(資格:ファッションデザイナー・服飾士) 秋本希望
ファッションWEBライター(資格:ファッションデザイナー・服飾士)
秋本 希望
2019年よりファッションライターとして執筆を開始。全くの素人からスタートしたものの、基礎からファッションをロジカルに学ぶことで2023年にはファッションデザイナー・服飾士の資格を取得。現在では自社で運営するメンズファッションサイトにて、初級者〜中級者に向けて、トレンドや着こなしをメインに日々情報を発信しています。
<資格>
ファッションデザイナー・服飾士
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コンバースの脱色の方法と失敗しないやり方

コンバースの脱色は、自分好みの色に変えられることが魅力。

しかも、まったく同じ色にするのは難しいからこそ世界で1足のスニーカーを作れます。

ではどんな方法なら、失敗せずに自分好みのカラーにできるのか?

項目に分けて画像を使った説明と、可能な方は動画を参照くださいね。

それではさっそくコンバースの脱色の方法と失敗しないやり方を紹介します。

▼脱色方法を動画で確認する▼

漂白剤の量やつける時間によって色合いも変わってきますので、いろいろと試してみるのもいいですね。

動画でのコンバースの脱色は、赤のコンバースを使ってキュートなピンク色に仕上げています。

準備物

まずは準備物の確認です。

コンバースを脱色するのに必要なもの
  • コンバース
  • コンバース全体をつけられるぐらいの大きさの容器
  • 塩素系漂白剤(液体タイプ)
  • タオル(2枚)
  • マスキングテープ

ここで失敗しないための注意点は、液体タイプの漂白剤を用意すること。

液体タイプの漂白剤

参照元:https://magazine.sheltter.vc/

粉末タイプだとムラができたり、脱色できずに終わったりすることがあるので、液体タイプを用意してくださいね。

コンバースの準備

キレイに脱色するために、新品ではないスニーカーを使用する場合は、脱色前に必ず汚れを落としておいてください。

洗わない状態で脱色すると、味が出ると感じる方もいらっしゃいますが、色ムラの原因となります。

また、紐の脱色残しを防ぐために紐を外し、全体の色ムラを防ぐためにタオルをつま先に詰めてくださいね。

コンバースの脱色の方法と失敗しないやり方2:コンバースの準備

参照元:https://an-alcott.com/

新品のコンバースであれば必要ありませんが、一度履いたことのあるコンバースを使用する場合はソール部分にマスキングテープを貼ってください。

細かい準備ではありますが、丁寧に準備することが失敗しないやり方ですよ。

コンバースを漂白剤の入った容器にひたす

水と漂白剤を混ぜ合わせた容器に、コンバースを折り曲がらないようにひたします。

折り曲がった状態でひたすと色むらの原因になります。

コンバースを容器に浸ける

参照元:https://limia.jp/

コンバースがムラなくひたるように、上記画像の様にペットボトルを使って浮いてこないようにするのもいいですね。

もしも大きい容器がない場合は、洗面台を使うのもおすすめ。

漂白剤の目安の量とひたす時間

キャップ3杯で約3時間

コンバースを容器に浸けている時の注意点は、30分おきくらいに色の変化を確認してください。

平均的なひたす時間は「約2〜3時間」といわれています。

乾くと濡れている時よりも色が薄くなることを覚えておいてくださいね。

天日干し

漂白剤に浸けたコンバースは、容器から出した後はしっかりと水洗いをしてください。

ブラシを使っても問題ありませんので、染み込んだ漂白剤を落としてくださいね。

水洗いが終わると、ドライヤーなどで乾かしても問題はありませんが、天日干しをすることでキレイに乾きますよ。

天日干し

参照元:https://limia.jp/

上記の画像は、今まで紹介した工程で黒のコンバースを脱色したものです。

ヴィンテージ感のあるブラウンになっていますね。

一つ一つの工程を丁寧に、世界で一つのあなただけのコンバースを作ってください。

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コンバースを脱色で簡単リメイクした画像

続いてはコンバースを脱色で簡単リメイクした画像を紹介します。

元のカラーによって、変化できるカラーは決まっています。

いくつか紹介しますので、脱色する際の参考にしてくださいね。

黒→ブラウン→オレンジピンク

コンバースを脱色で簡単リメイクした画像1:黒色からブラウンのコンバースへ

▼脱色後▼

コンバースを脱色で簡単リメイクした画像1:黒色からブラウンのコンバースへ

黒のコンバースは、

  • 茶色
  • オレンジ
  • ベージュ
  • クリーム

にできます。

上記の画像はライトブラウンに。優しくて落ち着いた足元を演出できそうですね。

さらにそのまま脱色を続けると…

▼さらに脱色後▼

黒のコンバースをさらに脱色

参照元:https://stat.ameba.jp/

先ほどよりもひたす時間を長くして、黒をオレンジピンクカラーに。

脱色効果による独特なヴィンテージ感に加え、淡いカラーが爽やかな雰囲気を増してくれますね。

ネイビー→パープル

ネイビーのコンバース

▼脱色後▼

脱色後のスニーカー

ネイビーのコンバースはパープルに変えられます。

パープルは可愛さと高級感のある雰囲気を演出してくれるので、コンバースのカジュアルな表現に上品さを加えたコーデにしてくれますよ。

赤→ピンク

赤のコンバース

▼脱色後▼

赤のコンバースの脱色後

赤のコンバースは、

  • オレンジ
  • ピンク
  • 薄いピンク

にできます。

ピンクはすこし苦手な方もいらっしゃると思いますが、脱色効果でヴィンテージ感が増して大人の遊び心も表現してくれますよ。

赤→オレンジ

赤のコンバース

▼脱色後▼

赤からオレンジに脱色したコンバース

コンバースを脱色で簡単リメイクした最後の画像は、赤をオレンジにリメイク。

オレンジのコンバースはポップな雰囲気を演出してくれるので、コンバースのカジュアル色を後押ししてくれますね。

また、目を引くこと間違いないキレイなカラーなので、コーデの主役としても使えそうです。

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コンバースの脱色に使う漂白剤4選

コンバースの脱色には漂白剤が必須!

漂白剤は1つご家庭にそろえておくと、幅広い分野で活用できるので、こちらもぜひチェックしてくださいね。

最後はコンバースの脱色に使う漂白剤を紹介します。

キッチンハイター

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:861円(税込、送料別) (2023/6/13時点)

花王のキッチン用ハイターは、漂白剤の中でも代表的でなじみのあるアイテムですよね。

コンバースの脱色に使う漂白剤は、特殊なもではなくキッチン用ハイターで◎

普段から使っている漂白剤なので、安心して使えますね。

衣料用ハイター

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:292円(税込、送料別) (2023/6/13時点)

花王の衣料用ハイターもコンバースの脱色に最適!

さきほどのキッチンハイター同様に、普段からなじみのあるアイテムなので安心感もあります。

衣料用として使いながら、コンバースの脱色に使えるのも嬉しいですね。

低価格の漂白剤

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:151円(税込、送料別) (2023/6/13時点)

コンバースの脱色に使う漂白剤は、価格重視でもOK。

こちらの漂白剤は、さきほどの花王の漂白剤と比べると同じ量でも試しやすい低価格が魅力的ですよね。

おしゃれをするには何かとコストが掛かりますので、抑えられるところは抑えたい人におすすめですよ。

臭いの元まで除去できるワイドハイター

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:2,497円(税込、送料別) (2023/6/13時点)

臭いの元まで除去できる、お洗濯の際にも大活躍するワイドハイターもコンバースの脱色におすすめ!

衣料の漂白剤でもランキング上位に入る漂白剤ですよね。

臭いの元まで除去してくれるので、一度履いたコンバースを脱色するにはぴったりです。

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まとめ

いかがでしたか?

コンバースの脱色方法は意外に簡単ですよ。

難しい作業はなく、ご家庭にある道具で簡単に自分だけのオリジナルカラーを作れますので、ぜひ挑戦してみてください。

今回はコンバースの脱色の方法と、リメイクで失敗しない簡単なやり方を紹介しました。

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