「サンダル」と言っても、ビーチサンダルやスポーツサンダルなど、さまざまな種類が存在しますね。
どのサンダルを指しているか分からないくらい、さまざまな種類のサンダルが夏のメンズファッションを賑わせています。
サンダルの種類やデザイン、それぞれの特徴を理解していれば、「なんとなく選んだ無難な着こなし」から、「おしゃれを理解したコーデ」を増やせますよ!
今回はメンズサンダルの種類と、名前別で特徴や人気ブランドのアイテムを紹介します。
この記事のライター
<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
メンズサンダルの種類と名前・特徴を知ろう!
さまざまな種類のサンダルがメンズの足元を彩ります。
まずはメンズサンダルの種類と名前を紹介します。
全部で9種類あり、知識として知っておけば、ネットで探すときやショップの店員さんとの会話も広がりますので、ぜひ参考にしてみてください!
①ストラップサンダル(スポーツサンダル)
タウンでの使用が非常に多く、ソックス見せコーデでも多く使われるストラップサンダル。
ビーチサンダルのように涼しげなルックスながら、厚めのソールで履き心地に優れ、サンダルでも疲れにくい仕様に。
また、ストラップで足を固定できるので歩きやすさも備えた実用性が支持されています。
デザインとしてはボリュームソールの人気が上昇中。
今から新しく購入を考えている方はトレンド感のある厚底タイプがおすすめです。
ストラップやソールは汚れや水など気にせずガシガシ使える素材であるため、タウンはもちろん、アウトドアなどのアクティブなシーンにもおすすめですよ。
②グルカサンダル
サンダルの涼し気な抜け感と、革靴の上品さを合わせたグルカサンダル。
参照元:https://www.rakuten.ne.jp/
『サンダルだとカジュアルになり過ぎる…』
『革靴やローファーは暑いし季節感も無い…』
そんな悩みに答えてくれる貴重な存在がグルカサンダルです。
キレイめなコーデはもちろん、ラフでカジュアルな着こなしの足元に合わせれば上品にまとめてくれますよ。
1足持っておけばコーデの幅をグッと広げてくれます。
③シューズサンダル(スニーカーサンダル)
スニーカーとサンダルのそれぞれの良さを掛け合わせたのがシューズ(スニーカー)サンダルです。
スニーカーの機能性を残しつつ、軽くて通気性のあるデザインへと変更させ、夏を満喫するのにぴったりなサンダルですね。
こちらもサンダルでありながら歩きやすく、疲れにくい仕様になっているので、タウンだけでなく、アウトドアなどのアクティブなシーンにもおすすめ。
見た目通りのカジュアルや、スポーティなコーデに似合うサンダルで、ラフな着こなしを楽しめます。
④コンフォートサンダル
夏に絶対と言っていいほど見かけることが多いコンフォートサンダル。
参照元:https://item.rakuten.co.jp/
【コンフォート=快適】であり、「履き心地のいいサンダル」という意味ですね。
デザイン性と機能性を両立させ、おしゃれに履きこなせることで定番の人気アイテムへ。
カジュアルとキレイめの中間的な存在であり、ビルケンシュトックが代表的なブランドとして有名です。
⑤フラップサンダル(ビーチサンダル・トングサンダル)
紹介しているサンダルの中で一番海やプールに適しているサンダルのデザインが、このフラップサンダル(ビーチサンダル・トングサンダル)という種類。
参照元:https://smartlog.jp/151435
「サンダル」というと、このデザインを思い浮かべるメンズは多いかもしれません。
サンダルの中で最も夏らしい季節感があり、ラフな雰囲気を演出してくれます。
安価なアイテムはソールが薄いので、タウンや長時間の着用したい方は、ソールのクッション性や、フラップの素材にもこだわりましょう。
⑥シャワーサンダル
ビーチやプールなどの水関連のレジャーでビーチサンダルに劣らず人気のシャワーサンダル。
参照元:https://www.e-begin.jp/
安価なアイテムが多いにもかかわらず、クッション性に優れた快適さも兼ね備えています。
ジャンルを問わず各種ブランドから毎年リリースされており、その気軽さ・手軽さも人気の理由ですね。
ただ、かなりカジュアルでラフなデザインのため、タウンユースに使うならデザインやコーデにはかなり注意が必要です。
⑦グラディエーターサンダル
夏のおしゃれサンダルの少し変化を加えてくれるのがグラディエーターサンダルです。
参照元:https://item.rakuten.co.jp/
足の甲から足首にかけて何本ものレザーバンドで覆ったデザインが特徴。
もともとは文字通り古代ローマの「グラディエーター=剣闘士」が実際に履いていたサンダルを、現代のおしゃれアイテムとして復刻させたサンダルです。
ファッションアイテムとしてグラディエーターサンダルが登場したのが2005年なので、10年以上経っても夏のアイテムとして支持。
夏のラフでカジュアルな着こなしをキレイめな雰囲気に仕上げたいときにおすすめですね。
⑧サボサンダル(スライダーサンダル)
着脱が楽チンでシンプルな作りが人気のサボサンダル(スライダーサンダル)。
参照元:https://otokomaeken.com/
つま先から足の甲までを覆いつつ、ヒールは無くてかかとを露出させたデザインが特徴です。
有名な「crocs(クロックス)」の定番デザインもこのサボサンダルに該当。
ヒールが無いので脱着が非常に楽な反面、かかとがパカパカするので機能面に関してはやや劣ります。
クロックスのようにヒールを固定するストラップ付きのアイテムも展開されているので、シーンや使う用途に合わせてアイテム選びをしましょう。
⑨リカバリーサンダル
リカバリーサンダルとは、足の疲労回復を目的とした機能的なサンダルのことを指します。
参照元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/
「OOFOS(ウーフォス)」が人気の火付け役で、厚底な見た目通りの、履き心地の良さが大きな特徴。
高い機能性に加えてスタイルアップ効果もあり、価格帯も手が届きやすいとなると人気にならないはずがありません。
名前・種類別で人気のサンダルを紹介
サンダルにもさまざまな種類がありましたね。
シーンによって使い分けをしてこれからの季節に活躍してくれるので、ぜひそろえておきたいアイテムです。
続いては名前別で人気のサンダルを紹介します!
ストラップサンダル:SHAKA(シャカ)
1990年代に南アフリカで誕生したシャカは、スポーツサンダルの中でも特に人気のブランドです。
二本+足首のベルトにオープントゥの涼しげなデザインが特徴の「ネオバンジー」。
足首・カカト・甲部分をベルクロがしっかりと支えてくれます。
ソールはスニーカーで使用される厚底のEVAミッドソールを採用し、高いクッションに加えてグリップ力も抜群。
タウンユースはもちろん、夏のレジャーシーンにも活躍してくれるサンダルですよ。
グルカサンダル:Paraboot(パラブーツ)
1908年にフランスで創業されたパラブーツは、登山靴をルーツとした堅牢な作りが特徴のシューズブランドです。
サンダルでありながら、シューズに近いホールド感を併せ持ったグルカサンダル。
素材のレザーはパラブーツの代表的なオイルドアップされた「リスレザー(カーフ)」を採用しています。
きめ細かい上品な光沢を持ち、耐久性にも優れた信頼できるレザーですね。
インソール部分にはクッション材も入っており、ラバーソールの弾力と合わせてはき心地も抜群ですよ。
シューズサンダル:NIKE(ナイキ)
ご存じの方も多いナイキは、高い完成度と優れたデザイン性が魅力のスポーツブランドです。
足袋デザインに開いた甲部分が特徴的な「エアリフト」。
スニーカーに近い形状は足にフィットして安定性が高く、優れたクッション性やグリップ力はそのまま引き継いでいます。
シンプルになりがちな夏のコーデの足元にアクセントを加えてくれる一足ですね。
コンフォートサンダル:BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
「サンダルで有名なブランドといえば?」で連想される方も多いビルケンシュトックは、高いファッション性と1ランク上のはき心地で絶大な人気を誇ります。
こちらの「アリゾナ」モデルは定番のサンダルなので、一度は目にしたことがあるかもしれませんね。
ベーシックなデザインでどんなコーデとも万能になじんでくれますよ。
また、サンダルなのに足にフィットして、歩きやすく設計されている一足です。
フラップサンダル:ISLAND SLIPPER(アイランドスリッパ)
アイランドスリッパは、1946年の創業以来、デザインから製造までをハワイで行っているサンダルブランドです。
上質なレザーの質感が上品な雰囲気漂うフラップサンダル。
驚くほどフカフカとしたインソールのクッション性と、本革を使用したアッパーでキレイめなスタイルにもマッチする一足ですよ。
リゾートや海水浴のシーンだけでなく、タウンにもぜひ活用してほしいサンダルです。
シャワーサンダル:NIKE(ナイキ)
世界中に熱狂的なファンを多く持つスポーツブランドのナイキ。
夏らしいラフな印象が、カジュアルコーデ好きなメンズの心をくすぐるシャワーサンダルです。
Max Airを搭載した柔らかいソールではき心地も抜群ですよ。
主張し過ぎないブランドロゴが良いアクセントになっており、コーデにも使いやすい一足です。
alfredoBANNISTER(アルフレッド・バニスター)
1991年に日本で立ち上げられたアルフレッド・バニスターは、モード感のあるデザインと日本人に合う木型作りにもこだわったシューズブランドです。
太めのストラップで仕上げられたグラディエーターサンダル。
アッパーの素材には本革が使用されていて、ラフな中にも上品さを感じます。
かかとにジッパーが配されているので、脱ぎ履きのしやすい仕様も嬉しいポイントですね。
サボサンダル:BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
コンフォートサンダルに続き、サボサンダルでも人気のビルケンシュトック。
中でも人気はシーズンを問わずに使いやすい「ボストン」です。
スエードレザーのアッパーが上品で、フルレングスのパンツであればパッと見はラフに見せません。
オリジナルのフットベッドが、クッション性のある優しい履き心地と快適さをサポートしてくれますよ。
リカバリーサンダル:TELIC(テリック)
「リカバリーサンダル」と言えば「OOFOS(ウーフォス)」が有名ですが、被るのを避けたい方はテリックがおすすめ。
人体の構造と機能に基づいて開発されたテクノロジーを搭載。
素材はブランドで独自にブレンドしたEVA素材を使用し、高い軽量性・クッション性・衝撃吸収性を実現しています。
洗練されていながらも、モコモコの見た目が可愛いデザインの一足ですね!
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(季節別のサンダルコーデ)
(グルカサンダル)
(ビーチサンダル)
(色別のサンダルコーデ)
まとめ
いかがでしたか?
サンダルも多様化してきており、シーンに合わせたサンダルで足元のおしゃれを楽しめます。
お気に入りのデザインのサンダルを見つけて、快適な夏の足元を過ごしてくださいね。
今回はメンズサンダルの種類と、名前別で特徴や人気ブランドのアイテムを紹介しました。