ダウンベストの正しいお手入れ方法はご存じですか?
間違ったお手入れをして保管しまうと、次回収納から取り出したとき、
- 形が崩れていた…
- ダウンのボリュームが無くなっていた…
- シミがついていた…
- カビが生えていた…
- 何かクサい…
という失敗をしてしまったことはありませんか?
正しいお手入れ方法できちんと保管することで、お気に入りのダウンベストを長く愛用できますよ。
そこで今回はダウンベストの洗濯方法を解説!ふんわりをキープできる失敗しない洗い方や洗濯アイテム、おすすめの保管方法を紹介します。
この記事のライター

未経験で最初は戸惑いも多くありましたが、日々ファッションに触れることで魅力に惹かれていきました。
現在は自社で運営するメンズ・レディースのファッションサイトや総合トレンド情報サイトを執筆。
これからおしゃれを目指す方でも分かりやすいように、トレンド情報や最新の着こなしを日々発信しています。
ダウンベストの洗濯方法の手順
ダウンベストはデリケートなアイテムなので、お手入れも難しいと思っていませんか?
手順をしっかり守れば、ダウンのふんわり感をしっかりキープしながら、自宅でも気軽に洗濯できますよ。
それではさっそく、ダウンベストの洗濯方法の手順を紹介します。
1:洗う前に洗濯表示タグを確認
ダウンベストの裏についている洗濯の表示タグで、水洗いできるかどうか確認しましょう。
参照元:https://www.kao.co.jp/
本革などが使われているものは水洗いできないので、使用されている素材もチェックして、自宅で洗濯できない物であればクリーニング店に相談してくださいね。
水洗いマークが表記されていれば、基本的に自宅で洗濯することが可能です。
▼タグのマークの意味▼
参照元:https://www.uniqlo.com/
2:準備するもの
ダウンベストの洗濯で準備するものは下記の2点です。
- おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)
- 洗濯ネット
自宅にあったり、ドラッグストアなどお店に必ずそろっているものなので、特殊なものを用意する必要はありません。
おしゃれ着用洗剤や洗濯ネットは、ダウンベストだけでなく、普段のお洗濯でも活躍できるので、そろえておくととても重宝しますよ。
3:洗ってみましょう
ダウンベストを洗濯する工程を細かく紹介していきます。
すべて手洗いで行うのではなく、洗濯機を上手く活用した方法なので、思っているよりも簡単に洗濯できますよ。
1:フロントを閉め、キレイにたたんで洗濯ネットに入れる
参照元:http://cakeqq.img.jugem.jp/
ダウンベストを洗濯ネットに入れる前にフロントをしっかり閉じ、キレイに畳んでください。
キレイに畳んでから洗濯ネットに入れることで、ダウンが偏ってしまったり形が崩れることを防げます。
フロントはしっかり閉じておかないと、洗濯中や脱水時に生地に引っ掛かって破けてしまう恐れがあるので注意してください。
2:洗濯層に入れる
参照元:http://blog-imgs-37.fc2.com/
洗い桶がある場合は、ダウンベストを桶に入れます。
無ければ洗濯機を桶代わりに使ってくださいね。
洗濯機だと十分に水を溜められて、まんべんなく洗えるのでおすすめです!
3:手で優しくもみ洗い
参照元:http://p.nanapi.jp/
ダウンベストが浸かるくらいの十分な水を入れ、水量に合わせて洗剤を入れましょう。
手のひらでダウンベストを優しくもみ洗いすることがポイント!(洗濯ネットに入れたまま)
強くゴシゴシ洗うとダウンベストを傷めてしまう原因にもなるので、「優しく」を意識して行ってくださいね。
4:すすぎ
ダウンベストを洗ったら水を替え、何回か繰り返し十分にすすぎます。
洗剤が残っているとシミになってしまうことがあるので、完全に洗い流せたことを確認してくださいね。
柔軟剤は使用せず、水洗いだけで大丈夫ですよ。
5:脱水
参照元:http://p.cdnanapi.com/
洗濯機の脱水機能で脱水していきましょう。
ダウンベストの型崩れを防ぐため、脱水は「1分以内」がベスト!
もし1分以内でも洗濯槽でダウンベストが偏ってしまっている場合は、一度取り出して形を整えてから再度脱水をおこなってくださいね。
6:干す
参照元:https://www.roomie.jp/
ダウンベストはハンガーに吊るさず、平らな所で「陰干し」しましょう。
ハンガーだと型崩れの原因にもなり、日に当てるのもNGなので陰干ししてくださいね。
写真のような平置きできるネットを使用するのがおすすめ。
ニットなどの同じようにデリケートな衣類にも使えるので、1つ持っておくと便利ですよ。
100円ショップでも気軽に購入できるので、ぜひそろえてみてくださいね。
7:乾いたら…
ダウンベストの乾燥ができたら、表面をポンポンと軽く押し叩きます。
軽く叩くことで、ダウンのボリュームを復活させられますよ。
偏らないように全体をならしてくださいね。
ダウンベストの保管方法
丁寧に着ていても、保管方法を誤るとダウンベストは傷んでしまいます。
正しい保管方法をマスターすれば、次のシーズンもお気に入りのダウンをキレイにキープできますよ。
続いてはダウンベストの保管方法を紹介します。
シーズン中の保管方法
参照元:https://www.buyma.com/
ダウンベストはハンガーにかけて、風通しのいいところで保管しましょう。
着用後のダウンベストは意外に湿気を含んでいます。
そのまま放置すると臭いやカビの原因になってしまうので、風通しのいいところでしっかりと湿気を逃がしてくださいね。
シーズンオフの保管方法
参照元:https://getnavi.jp/
ダウンベストを保管する前に、陰干しして湿気を取り除いておきます。
その後ハンガーにかけ、なるべくダウンベストが膨らんだ状態で保管することで、ふんわりをキープしたまま保管ができますよ。
ダウンベストの洗濯便利アイテム5選
あると便利な洗濯アイテム。
ダウンベストのお手入れのやる気も出ますよね!
それでは最後にダウンベストの洗濯便利アイテムを紹介します。
定番おしゃれ着洗剤のエマール
中性おしゃれ着洗剤の定番と言えばエマール。
ロングセラー商品であるエマールは、ご家庭に常備してある方も多いはず。
ニットなど、あらゆるデリケートなアイテムを優しく洗えて、もちろんダウンベストにもおすすめです。
優しい香りが漂うのも嬉しいポイントですね。
Granger’s/グランジャーズ
グランジャーズとはダウン専用の洗剤のこと。
ダウンのボリューム感を損なわずに洗い上げられるアイテムなんですよ。
使い方はとっても簡単!通常の洗剤の代わりに投入するだけ。
着込んでヘタッてしまったダウンベストも生地のハリが復活し、心地よい着用感に仕上がりますよ。
サンベック
「ドライマークのオシャレ着が、家庭用の洗濯機で洗える洗剤」として有名なサンベック。
1本持っておけば、ダウンだけでなく、スーツやコート・学生服など、ご家庭で洗える幅がグッと広がり、こまめなメンテナンスが可能になりますよ。
蛍光剤・シリコンは使用しておらず、無香料・無着色なのは安心ですね。
皮革や毛皮製品、和服などには使用できないのでご注意ください。
平干し用ネット
平干し用ネットはダウンベストを干す際に便利なアイテム!
セーターを干すためのネットですが、もちろんダウンベストのお手入れにも重宝します。
ハンガーで干すよりも、型崩れしにくいのでおすすめ。
使用しない時は吊るしてコンパクトに収納できますし、お風呂場などで置き型収納ネットとしても使える優れものです。
1セットあると何かと便利に使用できますよ。
破けてしまった時の便利グッズ
テントなどを修理するための透明パッチですが、ダウンベストが破けてしまったときにも使えるアイテムなんですよ。
愛着のあるダウンベストは、なかなか捨てられませんよね。
修理に出すのも手ですが、自分で直してみるのもおすすめです。
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ダウンベストの洗濯方法まとめ
いかがでしたか?
自宅でのメンテナンスは難しいと思っていたダウンベストですが、洗濯方法は意外に簡単でしたね。
自分でお手入れできるとより愛着が湧いてきます。
なにより、クリーニングに出すよりも手間とコストをカットできるのが嬉しいですね。
臭いや汚れが気になったり、シーズンオフで保管する前にぜひチャレンジしてみてください。
今回はダウンベストの洗濯方法を解説!ふんわりをキープできる失敗しない洗い方や洗濯アイテム、おすすめの保管方法を紹介しました。