ショップコートは、シンプルなデザインで春や秋のライトアウターにおすすめのアイテム。

ワークを出自としていることもあり、薄手でサラッと気軽に羽織れるコートながら、長く使える耐久性があるので、1着持っておくと便利ですよ。

カジュアルからきれいめまで万能なので、今年らしい着こなしをマスターしましょう!

そこで今回はショップコート特集!メンズファッションの着こなし方のコツや、お手本コーデと人気のショップコートを紹介します。

この記事のライター

ファッションWEBライター 小林尚徳
ファッションWEBライター
小林 尚徳
2015年よりメンズのファッションライターのアシスタントとしてスタート。
未経験で最初は戸惑いも多くありましたが、日々ファッションに触れることで魅力に惹かれていきました。
現在は自社で運営するメンズ・レディースのファッションサイトや総合トレンド情報サイトを執筆。
これからおしゃれを目指す方でも分かりやすいように、トレンド情報や最新の着こなしを日々発信しています。
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ショップコートとは?

ショップコートとは「作業員の制服として使用されてきたワークコートの一種」

1930年代に誕生し、元は兵器を作る技術者(エンジニア)のために作られたコートのため、「エンジニアコート」とも呼ばれていました。

当時、耐久性の高いデニム地で製造されており、後にデニムショップの店員のための制服として普及し、さまざまな「お店=ショップ」で着られていたことから「ショップコート」と呼ばれるように。

来客が来た際に作業中の汚れた服ではお店に出れないため、サッと羽織って汚れを隠して接客できるよう着こなしやすい仕様になっていますよ。

ショップコートとは?

参照元:https://www.g-pocket.jp/

ショッピコートの特徴は、ワークジャケットやカバーオールがベースになっています。

基本的には大きなパッチポケットで作業しやすいデザイン設計になっていますが、近年ではステンカラーコートのようなデザインに類似していますよ。

羽織りやすいながらも、ツイル地などの丈夫で軽やかな素材がよく使われ、長く使えるのが魅力。

ライトアウターらしくサッと羽織って主役として活躍してくれる優れものですよ。

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ショップコートの着こなし方のコツ

作業用として使われていた独特な雰囲気のあるコートなので、どの様に合わせたらいいか迷ってしまうメンズも多いかと思います。

コーデのコツをまとめてみましたので参考にしてみてください。

ではさっそく、ショップコートのメンズコーデのコツを紹介します。

スリムボトムスと合わせる

タイトなボトムスを合わせる

参照元:https://wear.jp/

ショップコートは、ミドル、もしくはロング丈で、さらにゆとりのあるシルエットのアイテムが多いので、タイトなボトムスと相性が抜群です。

ミドル丈のショップコートとタイトなボトムスのバランスがとてもいいですね!

パーカーでカジュアルさをプラスしつつも、ボトムスや足元は黒で引き締めているので、カジュアルになりすぎずドレス感もしっかりと残っています。

Yラインシルエットを作る

Yラインシルエットを意識する

参照元:https://wear.jp/

ショップコートは身幅が広めでシルエットにボリューム感のあるアウターなので、タイトなボトムスと合わせてYラインを作ることで、バランスのとれたキレイなシルエットにまとまります。

上記画像のメンズは、ショップコートに黒のテーパードパンツを合わせていますね。

スキニーパンツが苦手な方はテーパードパンツもオススメですよ。

ゆったりめなコートにスリムなパンツを合わせてしっかりとYラインを表現。

ゆるいシルエットにきれいめな雰囲気がマッチして、大人の余裕を感じさせる着こなしです。

ドレスとカジュアルのバランスをとる

ドレスとカジュアルのバランスを取る参照元:https://wear.jp/

ショップコートは、コートのキチンと感と作業着としてのワーク(カジュアル)さが融合したデザインが特徴ですね。

そこで合わせ方を間違ってしまうと偏った印象のコーデになってしまうので、ドレスとカジュアルのバランスがとても大切です。

上記画像のメンズは、インナーにニット、ボトムスにはスラックス調パンツを合わせた着こなし。

主役のショップコートがデニム素材でカジュアルな雰囲気が強いので、コート以外は全てドレスライクなアイテムを合わせるといいですよ。

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パンツの裾をロールアップする

パンツの裾をロールアップする参照元:https://wear.jp/

ショップコートは長めの丈にゆるシルエットのアウターなので、パンツの裾がダボついていると野暮ったい印象になってしまいます。

裾をロールアップしてスッキリとした足元にすると、バランスのとれたスタイルに仕上がりますよ。

上記画像のメンズは、ショップコートにジーンズとブーツスタイル。

トレンドのワイドパンツでも、裾をロールアップしているので野暮ったくならず、きれいめな雰囲気をキープしていますね。

ロールアップは幅が太いほどカジュアルになるので、細めの幅がおすすめです。

男らしいコーディネートをする

男らしく着こなす

参照元:https://wear.jp/

ショップコートは、ワークコートなだけあって、ミリタリー感の強いカーキやグレーなどを選ぶと、ワイルドな雰囲気のコーデに仕上がります。

上記画像のメンズは、グレーのショップコートを主役にした着こなし。

ショップコートが土臭い雰囲気をアップさせ、上品さに男らしいワイルドな雰囲気も漂わせていますね。

可愛らしいコーディネートをする

可愛く着こなす

参照元:https://wear.jp/

大人感の高いショップコートにカジュアルなインナーを合わせると、抜け感のあるゆるくて可愛らしい印象になります。

コートがメンズッぽい形だからこそ、カラーやインナーに変化をつけて印象を変えると、おしゃれ感がグッと上がりますよ。

上記画像のメンズは、グリーンのショップコートにデニムのオーバーオール。

大人っぽいショップコートに、オーバーオールを合わせて可愛らしく個性のある雰囲気を演出していますね。

白シャツをレイヤードすることでさらに子供っぽくならないようにしています。

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ショップコートのコーデ10例

ショップコートはシンプルなデザインなので、コーデがワンパターンになりがちではないでしょうか?

合わせ方次第でカジュアルにもきれいめにも見せられるアイテムなので、上手にコーデしてみてくださいね。

春コーデ

白のロンT×白のワイドペインターパンツ×スニーカー×ハット

ショップコート×白のロンT×白のワイドペインターパンツ×スニーカー×ハット

参照元:https://wear.jp/

ブルー×ホワイトが、非常に爽やかで清潔感のある着こなし。

インナーとパンツは同じ白ですが、少し色味を変えることでノッペリした印象にならないようにしています。

足元は黒を合わせ、コーデを少し引き締めて完成です。

白のタートルネックT×黒スキニー×ローファー×ハット

ショップコート×白のタートルネックT×黒スキニー×ローファー×ハット

参照元:https://wear.jp/

暗くなりすぎないネイビーのショップコートを主役にしたコーデ。

インナーやソックスで白を見せることで上下がシックでも重くならず、爽やかさを感じるコーデになっています。

また、タックインすることでスタイルアップし、周りと差をつけた着こなしができていますね。

グレーのジップアップパーカー×白のロンT×黒のテーパードパンツ×ドレスシューズ

ショップコート×グレーのジップアップパーカー×白のロンT×黒のテーパードパンツ×ドレスシューズ

参照元:https://wear.jp/

グリーンのワークショップを使ったフレンチワークスタイル。

無骨になり過ぎないようにパーカーをレイヤードしたり、ボーダー柄ソックスで中和しています。

テーパードパンツとドレスシューズで品よくまとめられていますね。

ボーダーロンT×白のワイドパンツ×赤スニーカー×ベージュのワークキャップ

ショップコート×ボーダーロンT×白のワイドパンツ×赤スニーカー×ベージュのワークキャップ

参照元:https://wear.jp/

ボーダーロンTを使ったマリンテイストあふれる着こなしが春夏らしさを感じさせますね。

ボーダー柄は細めのラインを選ぶと大人っぽく着こなしやすいですよ。

差し色の赤のスニーカーが個性を引き立てるアクセントになっています。

Tシャツ×デニムオーバーオール×スニーカー

ショップコート×Tシャツ×デニムオーバーオール×スニーカー

参照元:https://wear.jp/

子供っぽくなりやすいデニムのオーバーオールを、ショップコートで大人っぽく。

リネンライクの清涼感のある風合いとなので、ロングコートでも暑苦しさや重たさを感じさせません。

コートの大人っぽさとデニムのカジュアルさのバランスが絶妙です。

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秋冬コーデ

白T×チェック柄のシェフパンツ×ローファー×スカーフ

ショップコート×白T×チェック柄のシェフパンツ×ローファー×スカーフ

参照元:https://wear.jp/

グリーンとブラウンのアースカラーでまとめたコーデ。

秋冬らしい雰囲気や落ち着いた印象、そしてナチュラルで優しいカラーバランスが素敵ですね。

くすみカラーが多いと地味な印象になりやすいので、スカーフで華やかで上品なアクセントを加えているのがポイントです。

ベージュのシャツ×ワイドカーゴパンツ×レザースニーカー×ハット

ショップコート×ベージュのシャツ×ワイドカーゴパンツ×レザースニーカー×ハット

参照元:https://wear.jp/

ヴィンテージのショップコートやカーゴパンツを使った古着ミックスコーデ。

かなり大きなサイジングのアイテムを、現在のオーバーサイズのトレンドに合わせて着こなしていますね。

特徴的なハットがさらに個性を引き上げています。

グレーのハイネックT×黒パンツ

ショップコート×

参照元:https://wear.jp/

落ち着いたカーキのショップコートコーデ。

インナーはカジュアルなTシャツですが、ハイネックになることで大人っぽさがありますね。

黒パンツ×黒ブーツで引き締め、大人の上品カジュアルコーデが完成です。

ベージュのチェックシャツ×カットオフワイドデニム×スニーカー

ショップコート×ベージュのチェックシャツ×カットオフワイドデニム×スニーカー

参照元:https://wear.jp/

ショップコートにシャツ、デニムパンツを合わせた王道のきれいめカジュアルコーデ。

ブラウン×ベージュでシーズンムードを高めつつ、チェック柄を取り入れて華やかさをプラスしています。

足元はスニーカーを合わせ、タウンから散歩デートまで幅広いシーンにオススメです。

ブラウンのシャツ×ストライプ柄ワイドパンツ×ブーツ×キャスケット

ショップコート×ブラウンのシャツ×ストライプ柄ワイドパンツ×ブーツ×キャスケット

参照元:https://wear.jp/

ストライプ柄のワイドパンツが目を引くコーデ。

タックインすることでさらに縦長効果が高く、スタイルアップしています。

また、キャスケットが可愛いアクセントになっていますね。

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ショップコートで人気6選

ショップコートは、気軽に羽織れるアウターでデザインや素材も豊富です。

スタイルに合わせて変化がつけられるので、1着持っていると重宝するアイテムですね。

では最後にメンズに人気のショップコートを紹介します。

UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:14,300円(税込、送料無料) (2023/10/3時点)

1924年にアメリカで創業したユニバーサルオーバーオールは、ワークパンツ・カバーオール・ショップコートが特に人気でロングセラーアイテムとして愛されているワークウエアブランドです。

無骨さと上品さを兼ね備えたデザイン・シルエットが絶妙なショップコート。

素材にはブランドのオリジナルのTCツイル使用しており、密度の高いタフな作りと着やすさに加え、微光沢が品の良さも感じさせますね。

インナー・ボトムスを選ばないシンプルなデザインで、一着持っておけば便利で長く使えるアイテムです。

WEARHOUSE(ウエアハウス)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:30,800円(税込、送料無料) (2023/10/3時点)

1995年に日本で設立されたウエアハウスは、デニム・ネルシャツ・スウェット・スタジャンなどに定評があるアメカジブランドです。

薄手のライトオンスデニムで仕上げられたショップコート。

デニム生地でも非常にミニマルなデザインで大人っぽく、それでいてバックルフロントが個性的なアクセントも加えています。

AS SUPER SONIC(アズスーパーソニック)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:5,980円(税込、送料無料) (2023/10/3時点)

国内生産にこだわるアズスーパーソニックは、上質な素材と日本の確かな技術のハイクオリティなアイテムが特徴のブランドです。

麻100%で仕上げられたシンプルなデザインのショップコート。

余計な飾りのないシンプルなデザインが、大人の印象を与えてくれますよ。

色んなコーデに合わせやすいネイビーと、アクセントに最適なブルーから選べます。

こだわりの国内生産

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:7,590円(税込、送料無料) (2023/10/3時点)

デイリーでより使いやすいシャツ生地で仕上がったショップコート。

シャツでは定番のオックスフォード地を、国内工場で一貫して生産されています。

長過ぎないミドル丈は羽織りや一枚、インナーとしても万能に活躍してくれますよ。

カラーデニム

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:7,040円(税込、送料無料) (2023/10/3時点)

カジュアルなカラーデニム生地を使用したショップコート。

ボトムスはあえてデニムで濃淡をつけてデニムonデニムでも楽しめます。

襟と袖の内側がペイズリー柄になっていて、脱いだ時もさりげなくおしゃれをアピール。

センターベントデザインで動きやすさも考えられたアイテムです。

ウォッシュ加工

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:6,930円(税込、送料別) (2023/10/3時点)

洗い加工が施されたヴィンテージ感のあるショップコートです。

シルエットはゆったりしているので、ライトアウターにピッタリ!

トレンドのカーゴパンツなどのワークパンツとも馴染んでくれ、カジュアルからきれいめまで幅広く合わせられますよ。

ショップコートまとめ

いかがでしたか?

防寒対策にもなるナイロン素材や動きやすいストレッチ素材など、いろいろなタイプのショップコートがありましたね。

春や秋にピッタリのアイテムですので、ぜひお気に入りの1着を見つけてください。

今回はショップコート特集!メンズファッションの着こなし方のコツや、お手本コーデと人気のショップコートを紹介しました。

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