ボアジャケット(ボアブルゾン)は、ボアが温かな印象を与え、軽量かつ保温性・防寒性の高いアウターです。
しかし、カジュアルな雰囲気が強いだけに、合わせるインナーやボトムス、シューズなど、コーデには少し注意が必要。
おしゃれなメンズのコーデを参考に、ぜひ気になる着こなしからトライしてみてください。
今回はボアジャケット(ボアブルゾン)のメンズのコーデ集。インナーには何を合わせる?を紹介します。
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・ファッションデザイナー・服飾士
ボアジャケット(ボアブルゾン)のメンズのコーデ13例
見た目からも暖かなボアジャケットは、冬のおしゃれを彩るマストアイテムです!
おしゃれ上級者のメンズ達は、どのように取り入れているのでしょうか?
それではさっそくボアジャケット(ボアブルゾン)を使ったメンズのコーデを紹介します。
白シャツ×ワイドカーゴパンツ×白スニーカー
参照元:https://wear.jp/
コーデを簡単に大人っぽく見せてくれる白シャツコーデ。
カジュアルなアウターでも、インナーに加えることで、グッと清潔感のあるスタイルになります。
また、首元にさりげなくスカーフを巻き、品と華やかさを感じるアクセントを加えていますね。
ベージュのバンドカラーシャツ×ワイドデニム×チロリアンシューズ
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ベージュ×ボアは、季節感が高まるカラーと素材ですね。
インナーは同じベージュのシャツで大人っぽさを。
デニムパンツで少しカジュアルにしていますが、チロリアンシューズでグッとコーデを引き締めています。
フレアデニム×ブーツ
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黒で統一したワントーンコーデ。
デザイン性やボアの表情があるジャケットなので、一色でも十分に存在感があり、物足りなさを感じさせません。
また、ブーツやフレアパンツなど、少しのディテールやシルエットで上品な雰囲気を作っています。
黒パーカー×ツイルカフェパンツ×白スニーカー×バケットハット
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ルーズなシルエットでカジュアルにまとめたストリートコーデ。
白・黒をベースにクール&爽やかに仕上げています。
ツイルのカフェパンツは太過ぎないシルエットが絶妙ですね。
白シャツ×バルーンチノパンツ×黒スニーカー×マフラー
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存在感のあるボアジャケットをモノトーンでさらに引き立てたコーデ。
全体がルーズなゆるシルエットでも、カジュアルな印象になり過ぎていません。
さりげなく黒のマフラーでもトップスを引き締めていますね。
白のスウェット×ワイドカーゴパンツ×スニーカー
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おじさんっぽくなりやすいブラウンのボアジャケットや、カーゴパンツを使いながらもクリーンな印象に仕上げたコーデ。
野暮ったくなりやすいカーゴパンツも、これだけシンプルでシルエットもキレイだと上品さを感じますね。
インナーの白がうまく清潔感と爽やかさな雰囲気を演出しています。
黒のモックネックT×フレアデニム×ドレスシューズ
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襟付きデザインのボアジャケットなら、着るだけで小顔効果が期待できます。
また、カジュアルな素材感でも、襟があることで大人っぽいキレイめな雰囲気を加えてくれますね。
カジュアルな合わせながら、モックネックや革靴で引き締め、品のある印象に仕上げています。
白のロゴニット×ワイドヒッコリーパンツ×スニーカー
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バイカラーが特徴的なボアジャケットを主役に使ったコーデ。
ボトムスはヒッコリーパンツを合わせていますが、トップスと同系色でそろえているので、柄を取り入れてもゴチャついた印象になりません。
足元はロールアップでスッキリさせつつ、スニーカーでストリートな雰囲気も感じる着こなしに仕上げています。
黒のタートルネック×ワイドスラックス×ドレスシューズ
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コーデをキレイめに見せてくれるインナーとしておすすめのタートルネック。
襟元に高さを出すことでフォーマルな雰囲気を演出してくれます。
締め付け感やチクチク感が苦手な方は、モックネックやハイネックでも近い印象を作れますよ。
白のタートルネックニット×チェックワイドパンツ×ドレスシューズ
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ベージュやブラウンを中心としたコーデは地味な印象になりやすいので、チェック柄で華やかさをプラス。
足元もドレスシューズなので上品にまとまっています。
また、白のタートルネックは清潔感があり、大人っぽい印象を作っていますね。
黒ニット×ワイドデニム×ローファー
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タウンユースでスラックスを見かける機会は増えましたが、結局デニムパンツが好きなメンズは多いですよね。
こちらのように加工感が強めのデニムパンツなら、野暮ったくならないように、足元にクッションをため過ぎないように気を付けましょう。
インナーとシューズの黒で引き締め、ニットやレザーの素材感で大人っぽさを加えていますね。
ブラウンのカーディガン×白のタートルネックT×バルーンパンツ×スニーカー
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クルーネックのカーディガンは、フロントを閉じるとニットのように使えますね。
トップスはブラウン×白で統一し、シーズンムードを高めつつ爽やかな雰囲気も加えています。
ボトムスとシューズは黒でそろえ、コーデを引き締めながら脚長効果も作っていますね。
白のプリントロンT×ブラックジーンズ×モカシン×キャップ
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白・黒のモノトーンに合わせてボアジャケットを主役にしたコーデ。
色合わせで大人っぽさを作り、古着をミックスすることで大人の渋さを表現。
また、パイピングの切り替えカラーが、いいアクセントになっていますね!
メンズに人気のボアジャケット(ボアブルゾン)5選
ボアジャケットには、コンパクトなシルエットやゆったりとしたシルエットまで形もさまざまです。
キレイめに仕上がるものや、もこもこ感たっぷりでカジュアルに見せられるボアジャケットなど、種類も豊富ですね。
続いてはメンズに人気のボアジャケットを紹介します。
patagonia(パタゴニア)
1965年カリフォルニア州で設立したパタゴニアは、アメリカを代表するアウトドアブランド。
ブランドのコンセプトは、機能性だけでなく街コーデとしても着用が可能なファッション性やデザイン性へのこだわりです。
胸ポケットの切り替えデザインが印象的なボアジャケットは、カジュアル色あふれる仕上がりですね。
肌触り滑らかなリサイクルポリエステル100%の裏地に、柔らかな袖と裾のリブニットで熱を逃さず、冷気をシャットアウトしてくれます。
耐久性撥水加工済みのナイロン100%のジッパー式ハンドウォーマーとチェストポケットを備え、まさにアウトドアに特化したブランドならではの1着です。
ノーカラー
ノーカラー(襟なし)のデザインなので、レイヤードの着こなしがとてもしやすいですよ。
また肩が少し落ちるゆったりシルエットなので、トレンドなスタイルでもあります。
素材にはポリエステル100%のボアを採用し、軽量かつ暖かな仕上がり。
キルティングジャケットとのリバーシブル仕様で、お得感の高い一着ですね。
フード付き
パーカーのようにサッと羽織れて、フード付きでしっかり温かい一着。
少しボリュームのあるシルエットなので、スキニーなどの細身のパンツと合わせるだけでカッコいい大人スタイルに。
裾は前後で長さに差のあるラウンドヘムになっていて、横や後ろからのシルエットもこなれた雰囲気になりますよ。
Champion/チャンピオン
チャンピオンは今やカジュアルファッションの定番ですよね!
落ち着いたカラーリングで程よくカジュアル色を抑えており、大人のオフスタイルにもぴったり。
ボアでボリュームを与えつつ、スマートなシルエットに仕上げることでバランスを整えています。
おなじみのロゴワッペンがワンポイントになっておしゃれ映えしますね。
KANGOL(カンゴール)
1938年に英国で誕生したカンゴール。
ヘッドウエアで有名なブランドですが、近年ではファッションアイテムも多く展開し、若い世代を中心に人気を高めています。
シンプルなデザインに、左胸に施した刺繍ロゴ付きのポケットをアクセントにしたボアジャケット。
見た目だけでなく、非常に防寒性の高いボアを使用しており、それでいて裏地はメッシュ生地になっているので蒸れにくく快適な着心地をキープしてくれます。
太過ぎない絶妙なゆとりのあるシルエットで、合わせるボトムスを選びませんよ。
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まとめ
いかがでしたか?
ボアジャケットはモコモコ感がシーズンムードを高め、素材の特性上、冬にしか着られないアウターです。
着こなし次第で可愛くもカッコよくも演出できる、万能なアイテムですね。
野暮ったくなり過ぎないように気をつけ、ぜひワードローブに加えてみてください。
今回はボアジャケット(ボアブルゾン)のメンズのコーデ集。インナーには何を合わせる?を紹介しました。