季節の変わりめに重宝されるコーチジャケット。
「聞いたことはあるけど詳しくは分からない」というメンズもまだ多いかもしれません。
シンプルでコーデに合わせやすく、保温性と撥水性に優れたアウターなので、機能性にこだわるメンズにもおすすめ。
今回はコーチジャケットとは?メンズコーデのコツや、おすすめのブランドを紹介します。
この記事のライター

<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
コーチジャケットとは?
コーチジャケットとは、ストリートやアメカジファッションでよく取り入れられる、ナイロン製のジャケットのことを指します。
表地の素材はナイロンが主流で、中でも「ナイロン・タフタ」と呼ばれる、レインコートや傘に使用される素材が使われることが多いのも特徴。
参照元:https://www.branshes.com/
裏地の素材はさまざまで、フリースや中綿入りのキルティングなどを使ったものがあります。
また、デザイン面では襟がついていて、袖口がゴムで絞られているのが特徴。
ポケットはウェルトポケット(「ウェルト=縁飾り」:ポケット口に飾りの口布の付いたポケット)になっていることが多いですね。
スケーターファッションでも欠かせないアイテムで、多くのスケーターが愛用。
最近ではナイロン素材だけでなく、デニムやレザータイプも展開されていますよ。
コーチジャケットを着こなすコツは?
コーチジャケットは、羽織るだけでトレンド感をプラスできるアイテムです。
肌寒くなってきた頃は、少し薄手のコーチジャケットが便利ですよ。
中綿入りのコーチジャケットもあるので、本格的に寒くなってきてもアウターとしても活躍してくれます。
続いてはコーチジャケットを着こなすコツやメンズコーデを紹介します。
①ゆとりのあるサイズを選ぶ
コーチジャケットは、ライトアウターとして便利なアイテムですが、合わせ方やインナーで選ぶサイズ感が変わってきます。
もちろんサイズ感によってシルエットも変わってくるので、自分がイメージするコーデに合ったサイズを選ぶことが大切。
参照元:https://wear.jp/
厚手のスウェットやニットなどの上に重ねて着るのであれば、少し余裕を持たせたサイズを選ぶのがおすすめですよ。
コーチジャケットを着こなすコツは、あまり大きすぎないサイズで選ぶこと。
基本的にはゆったりめの作りが多いので、イメージしているシルエットに近いサイズ感のものを選んでくださいね。
②デザインや素材感
コーチジャケットは、ナイロン素材で襟付きが一般的なデザインですが、最近では異素材のものもたくさん展開されています。
デニム素材や中綿の入ったキルティング素材などもあり、オシャレ感と実用性が備えられています。
参照元:https://wear.jp/
ロゴが入ったデザインも多く、カジュアルな着こなしが可能ですよ。
また、光沢のある素材感のコーチジャケットであれば、大人カッコよく余裕のあるスタイルを作り出せます。
コーチジャケットを着こなすコツは、スタイルに合わせてデザインや素材感を大切に選んでコーデしてくださいねコーチジャケットとは
③ボトムスとのバランス
シンプルなデザインのコーチジャケットは、ボトムスとのバランスひとつで印象が変わります。
たとえば細身のボトムスと合わせれば、大人っぽい印象になりますね。
参照元:https://wear.jp/
コーチジャケットを着こなすコツは、ボトムスとのバランスが大切です。
基本的にゆったりめのデザインが多く、合わせるボトムスによって印象が変わるので、うまくバランスをとってかっこいいコーデに仕上げてください。
コーチジャケットのメンズコーデ例
春夏コーデ
グレースウェット×ワイドカーゴパンツ×スニーカー×キャップ
参照元:https://wear.jp/
ワイドカーゴパンツと合わせてストリート風に。
コーチジャケットは襟付きでシャツのような上品さがあるため、大人っぽい印象に仕上がっています。
インナーとスニーカーの色を同色にして、統一感のある着こなしになっていますね。
グレーロンT×フレアデニム×ブーツ
参照元:https://wear.jp/
モノトーンをベースにキレイめな雰囲気に仕上げたコーデ。
カジュアルになりやすい淡色のインディゴデニムはタックインでキチンと感をプラス。
裾がやや広がったフレアシルエットにブーツを合わせ、脚長効果を高めています。
グレーのスウェット×テーパードパンツ×スニーカー×バケットハット
参照元:https://wear.jp/
コーチジャケットのルーツであるスケーターコーデ。
アンクル丈で足元をスッキリさせているので、カジュアルなアイテムでも野暮ったい印象がありません。
グレーと黒のモノトーンで統一し、落ち着いたクールな雰囲気を演出しています。
秋冬コーデ
白シャツ×ワイドスラックス×ドレスシューズ
参照元:https://wear.jp/
ドレスアイテムである白シャツやスラックスと合わせた、クリーンで清潔感のあるコーデ。
白・黒のモノトーンをベースにさらにキレイめな雰囲気を演出。
足元もドレスシューズで上品にまとめていますね。
パーカー×白のワイドパンツ×スニーカー×バケットハット
参照元:https://wear.jp/
あえてルーズさをも残したストリートコーデ。
モノトーンでストリートらしいクールな雰囲気を演出しています。
白のワイドパンツをうまく取り入れ、コーデに爽やかさを加えていますね。
白パーカー×ワイドデニム×グレースニーカー
参照元:https://wear.jp/
デニムパンツやスニーカーでカジュアルにまとめたコーデ。
シンプルになり過ぎ無いようにコーチジャケットはベージュをチョイス。
暗くなりがちな秋冬ですが、淡色で爽やかに仕上がっていますね!
メンズにおすすめのコーチジャケット5選
いろんなスタイルにマッチするコーチジャケットは、デザイン豊富で軽めのアウターからしっかりめのアウターまで、いろいろあるので悩んでしまいますね。
続いてはメンズにおすすめのコーチジャケットを紹介します。
THRASHER(スラッシャー)
スケートの街サンフランシスコの専門雑誌から誕生したスラッシャー。
フロントとバックにブランドロゴをプリントしたコーチジャケット。
表地はナイロン100%の定番生地で、軽量で暖かな着心地(※裏地はポリエステル100%)です。
シンプルでクールなデザインは、コーデにも取り入れやすい一着ですよ。
SUBCIETY(サブサエティ)
日本発のサブサエティは、トレンドに左右されない「揺るぎないデザイン」がコンセプトのストリートファッションブランド。
左胸とバックに、ブランドである「Sub」のロゴプリントが目を引くアイテムですね。
シンプルになり過ぎずバランスがとれています。
表地はナイロン100%、裏地にはトリコット(弾力・伸縮性があってほつれにくい)を使用し、機能性に優れた仕上がりですよ。
都会的な印象
上品さとカジュアルさを併せ持った都会的な雰囲気のコーチジャケット。
TR素材を使ったしっかりとした生地で、光沢感のある表情が大人の印象を与えてくれます。
デザインは無地からチェックまで18種類の柄バリエーションをラインナップ。
程よくゆとりのあるオーバーサイズのシルエットが旬な着こなしを楽しめます。
FELCO(フェルコ)
アメリカでスタートしたフェルコは、MLBやNBAとのライセンス契約を果たし、全米のオフィシャルレーベルにもなっているブランドです。
コーチジャケットでは珍しいコットン100%で仕上がった一着。
落ち着いたカラーで大人の魅力を存分に引き出してくれます。
上品さも感じられ、サラッと羽織るだけでおしゃれ度がアップ。
シックなカジュアルスタイルにピッタリなアイテムですね。
DEUS EX MACHINA(デウス エクス マキナ)
モーターサイクル・サーフィン・スケートボードのカルチャーを取り入れたライフスタイルアイテムを展開するデウス エクス マキナ。
バックに大胆に施されたプリントがインパクト大なコーチジャケット。
左胸にもロゴが入っており、ストリート感の高い仕上がりになっています。
メンズに人気のブランドですので、おしゃれ度の高さも安心な一着ですね。
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まとめ
いかがでしたか?
コーチジャケットは、コーデ次第でいろんな雰囲気が演出できる優秀なアイテムで、一着は持っていたいアウターです。
ぜひ秋冬ファッションにコーチジャケットをプラスして、ワンランク上のコーデを楽しんでくださいね。
今回はコーチジャケットとは?メンズコーデのコツや、おすすめのブランドを紹介しました。