これからの季節、メンズのおしゃれ度を上げてくれるレザーブルゾン。
ブランドによっては本革を使っているので、長年使えるレザーブルゾンも多数あります。
大人の落ち着いた雰囲気を表現できるレザーブルゾンは、どんなブランドがあるのでしょうか?
そこで今回はレザーブルゾンの人気ブランド!メンズにおすすめのブランドを紹介します。
レザージャケットとライダースジャケットの違いは?
レザージャケットと聞いてライダースジャケットを思い浮かべる方も多いですね。
- レザージャケット:動物の皮膚を加工した皮革で作られたジャケット全般
- ライダースジャケット:バイクに乗るために作られたジャケット
ライダースジャケットは革製品のイメージが強いですが、実はスウェットやスウェード素材もありますので、ライダースジャケット=レザーではありません。
つまり素材にレザーが使われているジャケットをレザージャケットと呼ぶので、レザーを使ったライダースジャケットはレザージャケットですが、必ずレザージャケットではないということになります。
レザージャケットの選び方
種類
レザージャケットには大きく分けて2種類あり、シングルタイプとダブルタイプがあります。
- シングルタイプ(画像右):都会的でスマートなシルエット。クセがなくさまざまスタイルに◎
- ダブルタイプ(画像左):左右どちらかにジッパーやボタンが寄った形。存在感が強く無骨感の高い着こなしが魅力
革の種類
革にはいくつかの種類がありますね。
ブランドのレザージャケットを選ぶのであれば、革の特徴を知ることで大人の雰囲気をしっかり高めて着こなせます。
牛革
レザーの代表的な素材。
強度が高く、ジャケット以外にもさまざまなアイテムに活用されています。
また年齢や性別など牛の種類で6パターンに分かれ、特徴や希少性で値段も大きく変わります。
よく聞くカーフスキンは生後6ヶ月以内の孔子の革です。
羊革
キメ細かくやわらかいのが特徴です。
体にしっかりフィットしてくれるので着用感は抜群!
生後1年未満の仔牛の革をラムレザー、生後1年以上経過した大人の革をシープレザーと呼びますが、ラムレザーが高級ブランドでもよく使われる革ですよ。
山羊革
薄くて耐久性が高く、傷・水・湿気に強いのが特徴です。
細かく美しいシワであるシボが特徴的で、他の革と比べて個性を出せますよ。
生後6ヶ月以上の革をゴートスキン、生後6ヶ月前後の仔山羊をキッドスキンと呼び、キッドスキンはとくにやわらかく希少価値が高い高級レザーになります。
馬革
競走馬としてのイメージもある馬革は、強さとやわらかさを持ったのが特徴。
手や体に馴染んでしなやかな肌触りが魅力で、適度な光沢もありとても品よく見せられます。
定番に使われるのがホースハイドですが、馬のお尻からとれるコートバンは希少価値が高く、高級ブランドであるオールデンがよく使用していますね。
レザーブルゾンでメンズに人気のブランド15選
どっしりと構えた落ち着いた着こなしをするのが、レザーブルゾンのコーデ方法。
ブランドによって、素材もデザインも変わってくるので用途は色々です。
色々なブランドを揃えてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
それではさっそく、レザーブルゾンでメンズに人気のブランドを紹介します。
Vanson(バンソン)
1976年アメリカ発のバンソンは、バイカーを中心に愛用者が多く、ハードでかっこいいデザインが特徴。
独特な艶を放つ牛革が魅力の一つ。
上質なレザーブルゾンを求めるメンズにもおすすめですよ。
Schott(ショット)
1913年アメリカ発のショットは、ライダースジャケットが世界でも知名度の高いブランド。
ジッパーで開け閉めができるライダースジャケットを、世界で最初に製造したことでも有名です。
ショットのレザーアイテムは、肉厚で本物志向。
重厚感のあるメンズの力強さを引き出してくれますよ。
Lewis Leathers(ルイスレザーズ)
ルイスレザーズは、イギリスでは最も古い老舗のレザーブランド。
素材や職人の技術力に評価が高く、耐久性や着心地のよさも魅力ですよ。
デザインへのこだわりも強く、おしゃれ上級者からの支持が高いブランドです。
AVIREX (アヴィレックス)
1975年アメリカ発のアヴィレックスは、ミリタリーウェアのレザーブルゾンがとても人気。
上質なレザーアイテムが揃っていることでも有名で、軍用としても使われている機能性と耐久性も抜群です。
また普段着用としてデザインもしっかりとしているので、安心して着こなせますよ。
nano universe(ナノユニバース)
ナノユニバースは、1999年国内発のファッションブランドで、セレクトアイテムも展開。
伝統的なクラシックさがあり、キレイめファッションでよく目にしますね。
またヨーロッパのトラディショナルスタイルを表現しながら、現在のトレンドもうまく含んでいます。
価格も抑えられているので、20代から30代のメンズを中心に人気がありますよ。
LIUGOO(リューグー)
国内発のリューグーは、レザーを中心に天然素材にこだわっていて、さまざまなカルチャーに日本人の持つきめ細かさをプラスしたアイテムを展開しているブランド。
メンズの無骨さの中に袖や裾のリブ仕様で、カジュアルで気軽なデザインになっているので、幅広い年代に愛されています。
また全体的にやや細みのシルエットにレザーの高級感があり、スマートな着こなしにしてくれるアイテムですね。
CINQUANTA(チンクワンタ)
1973年イタリア発のチンクワンタは、PRやショーをせず、製品作りにとことんこだわり、品質と低価格を追求したレザー専門ブランド。
高品質なクールでスタイリッシュなレザーブルゾンを、驚きの価格で提供してくれることで人気ですね。
こちらはシングルとダブルのいいところをとった、セミダブル仕様の程よい辛口で上品に着こなせますよ。
EMMETI(エンメティ)
1975年、イタリア発のアウターブランドであるエンメティ。
エンメティはムートンダウンと誤認されがちですが、レザーアイテムも人気があります。
ラグジュアリーでありスポーティなデザインが見る者を魅了。
また東洋人体系を研究し尽くしたシルエットも特徴ですよ。
ラグジュアリーの中にレザーの無骨さも合わせ、メンズの色気と力強さを表現できる一着です。
BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)
バズリクソンズは、1993年国内発のミリタリー&ワークウェアブランドで、主にフライトジャケットのレザーブルゾンが有名。
軍用としても使われたことがあるブランドなので、機能性・実用性は抜群ですよ。
国内ブランドならではの、ジッパーやファスナーなど細部にまでこだわって作られています。
トレンドに左右されないデザインで、長く愛用したいメンズにおすすめ。
DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)
ドルチェ&ガッバーナは、1985年イタリア発の世界でも有名な人気のファッションブランドですね。
シチリアの強い女をコンセプトに、セクシーでシンプルなデザインが多く、型にとらわれない洗練されたデザインから、トラッドスタイルまで幅広く展開されています。
シンプルの中に洗練された大人の雰囲気を演出してくれるアイテムです。
KADOYA(カドヤ)
東京発のカドヤは、革ジャンの製造・販売・修理を専門とする歴史あるブランドです。
ダイヤモンドキルティングが特徴的なレザーブルゾン。
レザーはオイルドゴート(山羊革)を用いており、しなやかな柔軟性で快適な着心地が魅力です。
ボリュームを抑えたシルエットですが、真冬にも耐えうる保温性の高さを誇りますよ。
AERO LEATHER(エアロレザー)
エアロレザーは、1973年イタリア発のレザー専門店でスタートしたブランドで、広告やショーはせずに低価格で上質なアイテム展開をポリシーにしたブランド。
元々はFREETAMEというブランド名でしたが、現在ではチンクワンタを含め3つのラインでブランド展開をしています。
その中でもAERO LEATHER(エアロレザー)は、最も上質で現代的な作りをしています。
DIESEL(ディーゼル)
1978年イタリア発のディーゼルは、日本はもちろん世界中でも親しまれているブランド。
デニム製品を中心に取り扱っていますが、レザー製品も個性豊かな製品が揃っていますよ。
ディーゼルならではの、カジュアルでもラグジュアリーでもない既成のトレンドを追い求めない、新しいプレミアムカジュアルを創造しています。
洗練された独創的なデザインになっているので、独自スタイルや少し個性を表現したい時におすすめ。
DACUTE(ダクテ)
2005年、イタリア発のダクテは、3人のエキスパートが揃って創設されたレザーウェアブランド。
1名はレザーの専門業者、2名は人気セレクトショップの経営者の3名でスタートし、分野のエキスパートが揃っています。
素材への探求やカラーの調和、ディテールへの配慮がされ、洗練された大人の着こなしができるアイテムですよ。
ベルスタッフ(Belstaff)
ベルスタッフはイギリス生まれのラグジュアリーブランド。
撥水性と通気性を兼ね備えたワックスコットンを採用し、機能性を追求していますよ。
着心地のよさを求めつつ、男らしさをしっかり表現したいならおすすめです。
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まとめ
いかがでしたか?
レザーブルゾンは、ブランドによって値段もバラバラです。
高い=いい物だけではありませんが、大人の渋みを表現するにはある程度の金額が必要になります。
長く着られる1着をぜひ見つけてくださいね。
今回はレザーブルゾンの人気ブランド!メンズにおすすめのブランドを紹介しました。