おしゃれをする上で、「髪型のセット」はかなり重要なポイント。

どれだけおしゃれなコーデができていても、清潔感に直結する髪がボサボサだと「オシャレだな」とは感じにくいですよね。

イメージ通りにセットするには、カットやドライヤー・アイロンなどの事前準備が大切ですが、自分の髪質や髪の長さ、なりたいヘアスタイルに合ったヘアワックスを選ぶことも非常に重要です。

そこで今回はヘアワックスの種類と、メンズの髪質・髪型によっての選び方を紹介します。

この記事のライター

ファッションWEBライター(資格:ファッションデザイナー・服飾士) 秋本希望
ファッションWEBライター(資格:ファッションデザイナー・服飾士)
秋本 希望
2019年よりファッションライターとして執筆を開始。全くの素人からスタートしたものの、基礎からファッションをロジカルに学ぶことで2023年にはファッションデザイナー・服飾士の資格を取得。現在では自社で運営するメンズファッションサイトにて、初級者〜中級者に向けて、トレンドや着こなしをメインに日々情報を発信しています。
<資格>
ファッションデザイナー・服飾士
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ヘアワックスにはどんな種類がある?

なりたいヘアスタイルに仕上げるために、まずは「どんなヘアワックスがあるのか?」を知る必要があります。

いろいろな種類を知った上で、自分に合ったヘアワックスを選んでくださいね。

それではさっそくヘアワックスの種類(全10種)を紹介していきます。

①ジェルタイプ

「ジェルタイプ」の大きな特徴は、髪型のキープ力が抜群に高いこと。

髪の毛の束感を出して一日を通してしっかりとパキパキに固めてくれます。

ジェルワックス

参照元:https://hair.cm/

ツヤ感とウェット感があるので、オールバックなどのビシッとキメたいときにとても使いやすく、パーマスタイルに使う方も多いですよ。

速乾性が高く、一度固まってしまうと後から修正は難しいのでその点だけは注意が必要。

水溶性のタイプが多く、シャンプーで洗う際はワックスよりも簡単に落とせるのも嬉しいポイントです。

▼ジェルタイプのスタイリングイメージ▼

ジェルのヘアセット例

▼セット方法の参考動画▼

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【loretta(ロレッタ)/ハードゼリー】

②ファイバータイプ

「ファイバータイプ」は、「ファイバー=繊維」という意味で、とても伸びる性質を持っています。

整髪力が高く、髪の毛に付ける際は繊維が糸の様に伸びるのでスタイリングしやすいのが特徴。

ファイバーワックス

参照元:https://kichijoji-chillchair.com/

ヘアセットをした後に手グシで簡単にアレンジもしやすいこともあり、初心者の方にもとても扱いやすいヘアワックスですよ。

ただし油分が多いので、使い過ぎると逆に油っぽいベタベタとした不衛生な印象に。

つけ過ぎないようにするには、前髪には直接ワックスをつけずに、全体になじませた後、手の平に残ったワックスを前髪になじませるぐらいがポイントです。

▼ファイバータイプのスタイリングイメージ▼

ファイバータイプのヘアセット例

▼セット方法の参考動画▼

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【ナカノ/タントNワックス】

③ドライタイプ

ドライタイプのワックス

参照元:https://www.cosme.net/

「ドライタイプ」の呼び名としては、「マットワックス」や「クレイワックス」とも呼ばれており、ファイバータイプよりも各段に油分が少ないので、ツヤの無いナチュラルなスタイリングができます。

「油分が少ない=軽い」ことになりますので、髪の毛がやわらかい方や細い方に使いやすいことも特徴。

▼ドライタイプのスタイリングイメージ▼

ドライタイプのヘアセット例

▼セット方法の参考動画▼

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【セバスティアン/クラフトクレイ】

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④クリームタイプ

クリームタイプ

参照元:https://my-best.com/

「クリームタイプ」は、大きな特徴はなくキープ力・ツヤ感・伸びは平均的な数値になっているので、ファイバータイプとドライタイプの間に位置する様なヘアワックス。

平均的な数値になっているので、髪質はやわらかくもなく固くもなくナチュラルなヘアスタイルにおすすめです。

▼クリームタイプのスタイリングイメージ▼

クリームタイプのWAX ヘアスタイル例

▼セット方法の参考動画▼

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【ピース/フリーズキープワックス】

⑤グリースタイプ

グリースタイプ

参照元:https://biyoushilog.com/

「グリースタイプ」の特徴は、キープ力は少なくツヤ感を出すのに最適なヘアワックス。

リーゼントの髪型の様に凄くツヤがありテカテカしているのを見たことがあると思いますが、昔のポマードが進化したヘアワックスになっています。

ツヤを出すには最適で単体でももちろん使えますが、整髪力は弱いため、他のヘアワックスと混ぜて使うことが一般的ですよ。

▼グリースタイプのスタイリングイメージ▼

グリースタイプのWAX ヘアスタイル例

▼セット方法の参考動画▼

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【クールグリースG】

⑥スプレーワックス

スプレーワックス

参照元:https://otokomaeken.com/

ヘアスプレーのキープ力とワックスの整髪力を合わせ持った、利便性の高い「スプレーワックス」。

ヘアスプレーの様にすぐに固まることはありません(※製品によっても異なる)ので、スプレーをした後、ワックスの様にセットする時間もしっかりとあります。

また、スプレーは束感を作れませんが、難しい使い方はありませんので初心者でもすぐに利用できますよ。

▼セット方法の参考動画▼

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【ナプラ/インプライム アートスプレー】

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⑦ムースタイプ

ムースタイプ

参照元:https://vokka.jp/

「ムースタイプ」は、泡状になったワックスで水分量が多く含まれているのが特徴。

パーマなどのスタイルに適しており、ミディアムからロングヘアーの方におすすめのヘアワックス。

泡状になっているので初心者でも使いやすいですよ。

水分量が多いので、しっかりと髪の毛を乾かしてからセットする事が大切です。

▼ムースタイプのスタイリングイメージ▼

ムースタイプワックスのスタイリング例

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【デミ ウェーボ スプリングパフ】

⑧ウォータータイプ

ウォータータイプ

参照元:https://asagata.net/

「ウォータータイプ」は、液体状になったワックスのことで、スプレーワックスと同様に初心者でも扱いやすいヘアワックスです。

簡単に髪の毛になじみ、とてもスタイリングしやすいのが特徴ですよ。

また、キープ力があるにもかかわらず、固形ワックスとは違い普段のシャンプーでも簡単に洗い流せます。

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【ミニーレ ウイウイ デザインジャム】

⑨パウダータイプ

パウダーワックス

参照元:https://www.atama-bijin.jp/

「パウダータイプ」は、パウダー樹脂を含んだワックスのことで、粉状ではなくジェル状のヘアワックス。

しかし、最近では「オージス ダストイット」という、本当に粉末状のワックスも展開されています。

オージスのパウダーワックス

どちらにしてもガッチリと髪の毛を固めて使うタイプではなく、ボリュームを持たせてふんわりした仕上がりにできるので、パーマのふんわり感を出すのに最適なヘアワックスです。

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【ステージワークス/パウダーシェイク】

⑩カラータイプ

カラーワックス

参照元:https://emajiny.cool/

「カラータイプ」は、その名の通りカラー成分が入ったヘアワックスのこと。

髪の毛をセッティングしながら気軽にカラーをつけられますが、全体を均一にすることはとても難しいので、部分的なカラーやメッシュの様な感覚で使うのがおすすめ。

また、他のヘアカラー製品とは違い簡単に洗い流せるので、カラーを変えて気分をリフレッシュしたい時などにおすすめのヘアワックスです。

▼セット方法の参考動画▼

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【スタイリングカラーワックス】

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ヘアバームとは?

ヘアバームとは?

参照元:https://lipscosme.com/

「ヘアワックス」をしのぐ勢いで人気の「ヘアバーム」

近年、目や耳にすることが多くなり、スタイリング剤の一つとして定番になっています。

『ヘアバームは何が良い?』

『ヘアワックスと何が違う?』

『どんなヘアスタイルにおすすめ?』

使用したことがない方からはいろいろと疑問が出てきそうですが、すでに取り入れているメンズは非常に多いです。

ヘアバームとヘアワックスの違い

●ヘアバーム

保湿剤のみで構成された固形の油で、髪だけでなく肌にも使える「ケア」の特色が強いマルチなスタイリング剤

●ヘアワックス

保湿剤にシリコンなどを混ぜることでスタイリングのキープ力のある「整髪料」

髪の長さに関わらず、ワックスほどのキープ力やセット力を求めず、ナチュラルな仕上がりにしたい方にヘアバームはおすすめ。

頭皮環境を清潔に保つためにもヘアワックスからヘアバームに切り替えているメンズが増えていますよ。

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【ナプラ/N.(エヌドット)ナチュラルバーム】

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ヘアオイルとは?

マッシュやセンターパート、ナチュラルなスタイリングの人気が高まるとともに、ヘアバームとともに台頭してきたのが「ヘアオイル」

ヘアオイル

参照元:https://domani.shogakukan.co.jp/

「洗い流さないトリートメント」としてのヘアケアと、スタイリング剤を兼ね備えています。

もちろん商品によって差はありますが、ヘアバームよりもさらにセット力は弱まるため、やはりナチュラルなヘアセットをしたい方におすすめです。

▼詳しい使い方や注意点を見る▼

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【ナプラ/N.(エヌドット)ポリッシュオイル】

髪質に合ったヘアワックスを選ぼう!

ヘアワックスの種類が分かれば、次に自分の髪質、もしくは髪型に合ったヘアワックスを選ぶことが大切。

せっかく良いヘアワックスをそろえても、自分に合っていなければやりたい髪型からどんどん遠くなってしまいます。

それでは続いて、メンズの髪質・髪型によってのヘアワックスの選び方を紹介しますので参考にしてください。

▼硬毛と軟毛の見分け方▼

軟毛か硬毛かの見分け方

硬毛タイプ

硬毛タイプ

参照元:https://koo333.com/

硬毛タイプに合うワックス
  • ファイバー
  • クリームタイプ

もしくはジェルで固めてしまうのがおすすめ。

硬毛の方の髪質は髪の毛にしなやかさがなく、ごわついたり広がってしまうのが特徴ですね。

髪質が重く硬いということになりますので、油分が多いファイバーやクリームタイプを使うことでごわつきや広がりに対して重さで抑えられます。

また、ファイバータイプにはツヤ感を表現できるので、乾燥してしまった毛先もカバーしてくれます。

硬毛の方は膨らむボリュームを抑え、しっかりとツヤや束感を出せるヘアワックスと相性がいいですよ。

軟毛タイプ

軟毛タイプ

参照元:https://teruhito-hair.work/

軟毛タイプに合うワックス
  • ドライ(マット・クレイ)
  • ハード系のヘアワックス

軟毛の方の髪質は、髪の毛が細く、毛量の少なさが特徴。

髪質が軽いということになりますので、油分が少ないドライ(マット・クレイ)タイプを使うことで、フワッとした自然な仕上がりにできます。

また、スタイルを長くキープするには、セット力の強いハード系を使うこともおすすめ。

軽さを活かし、ふくらみを持たせてセットできるヘアワックスと相性がいいですよ。

くせ毛

くせ毛の種類

参照元:https://haircare-talk.com/

くせ毛タイプに合うワックス
  • ジェル
  • ファイバー
  • ドライ(マット・クレイ)

上記に挙げた軟毛や剛毛のメンズと基準は同じとなり、くせ毛で髪の毛が広がってしまうメンズには重さのあるジェルやファイバータイプを使うことで、広がりを抑えてツヤを出してくれます。

また、くせ毛で髪の毛がぺたっとなってしまうメンズには、油分が少なく軽いドライ(マット・クレイ)タイプを使うことで、ボリュームを作れますよ。

ノーマル

ノーマルタイプに合うワックス
  • クリーム
  • ファイバー
  • ドライ(マット・クレイ)

ノーマルの方の髪質は極端に軟毛や剛毛ではありませんので、表現したいセットでヘアワックスを選べます。

自然な仕上がりにしたいメンズは、クリームタイプを使うことでツヤを出し、サラッとした演出ができますよ。

また、躍動感を演出したいメンズには、ファイバータイプといった様に仕上がりに合わせることがノーマルな方のヘアワックスの選び方です。

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髪型によっても最適なヘアワックスは違う!

髪質によってヘアワックス選びができたら、続いては髪型によってヘアワックスを変えていきましょう!

最後にメンズの髪型によってのヘアワックスの選び方をご紹介します!

ベリーショート・ショート

ショート・ベリーショートの髪型

参照元:https://mens-hairstyle.jp/

ベーショート・ショートに合うワックス
  • ファイバー
  • ジェル
  • ドライ(マット・クレイ)

ベリーショートやショートのメンズは、ヘアカットの時点で軽さを表現できますので、固さとセット力を合わせもったヘアワックスを選ぶことが大事ですよ。

画像の髪型の様に、しっかりと立上げてツヤ感も加えれば、クールで清潔感のある髪型を表現できます。

ミディアム・ロング

ミディアム・ロングの髪型

参照元:https://mens-hairstyle.jp/

ミディアム・ロングに合うワックス
  • ファイバー
  • ドライ(マット・クレイ)
  • ムース

ミディアムやロングの髪型のメンズは、髪の毛の量がある分しっかりとスタイリングすることでふっくらとしたエアリー感を出せるヘアワックスを選ぶことが大事ですよ。

画像の髪型のように、適度なボリュームに動きをつけることで、爽やかでセクシーな表現ができます。

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    まとめ

    いかがでしたか?

    メンズのヘアワックスは種類も豊富にありますので、自身に合ったヘアワックスを選び、好みのセットでおしゃれを楽しんでくださいね。

    今回はヘアワックスの種類と、メンズの髪質・髪型によっての選び方を紹介しました。

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