メンズのこんがり日焼けした姿は、アクティブで男らしいワイルドなイメージがあってかっこいいですよね。
メンズの日焼け姿は、
- 健康的な印象
- 明るくて楽しそうなイメージ
- スポーツマンのようなたくましさ
- 強そうに見える
ポジティブな印象をプラスして男前度を上げられます。
ただ、間違った日焼けをしてしまうと、赤くなるだけで終わったり、軽度の火傷や、ムラができたりする時も。。
そこで今回は日焼けをきれいにするコツ、人気のサンオイルや効果・選び方を紹介します。
サンオイルとは?
現在ではオイル・ジェル・スプレーと、さまざまなタイプのサンオイルが発売されています。
しかし、全てにおいて共通することは、サンオイルは日焼けを促進するためのものではなく、日焼け止めの一種ということ。
では、なぜ日焼けをしたいときにサンオイルを塗っている方が多いのか??
その理由は、肌へのダメージを軽減しつつ、こんがりとキレイに肌を焼くためです。
もし何も塗らずに焼いてしまうと、過剰に紫外線があたりすぎて、火傷や水ぶくれなどを引き起こすリスクが一気に高まります。
サンオイルを塗ることで焼け過ぎや肌への負担を軽減しているというわけですね。
日焼けのメカニズム
キレイに日焼けをするためには、日焼けのメカニズムを知っておくと役に立ちます。
参照元:https://samage.jp/
①紫外線を浴びるとメラニンが生成される
紫外線を浴びると、肌の内部ではメラノサイトが肌を守ろうとして「メラニン」を大量に生成します。
「メラニンは肌に悪い」というイメージがありますが、実は紫外線から肌を守ってくれているのがメラニンの役割。
そして、このメラニン細胞が黒い色素で構成されているため、日焼けをすると肌が黒く見えるようになるのはメラニン細胞が黒いためです。
②ターンオーバーにより、メラニンが押し上げられてくる
肌のターンオーバー機能によって、時間の経過とともに古い細胞はどんどんと上に押し上げられてきます。
この時メラニン細胞も一緒に押し上げられてきて、最後はアカとなって剥がれ落ちて元の肌の状態へと戻ります。
日焼けした数日後に皮が剥(む)けてくるのはこのターンオーバー機能が理由ですね。
③紫外線を浴びすぎるとメラニンが肌内部に滞留してしまう
日焼けによる肌トラブルは、メラニンそのものが原因なのではなく、紫外線を浴び過ぎてターンオーバーのサイクルが乱れ、過剰に増えたメラニンを排泄しきれないことが理由です。
後でも紹介しますが、この肌内部に残ってしまったメラニンがシミの原因となります。
日焼けをきれいにするコツ!
日焼けは肌にとってダメージを与えることになります。
つまり、決して体にとっていいものではありませんので、少しでも肌をケアしながらキレイに日焼けをするにはどのようにすればいいのか?
それではさっそく日焼けをきれいにするコツを紹介します。
①一気に焼こう(黒くしよう)としない
日焼けをきれいにするコツ1つ目は、1日で一気に焼こう(黒くしよう)としないことです。
長時間・および過度な紫外線を浴びると、以下の2つの日焼け症状を引き起こします。
- サンタン(色素増強):増え過ぎたメラニンが排泄しきれずにシミやホクロの原因となります。
- サンバーン(紅斑形成/こうはんけいせい):火傷をしたように赤く腫れ、熱を持ち、ひどい場合は水ぶくれにも。繰り返すと皮膚ガンの原因にもなります。
一気に日焼けをするのではなく、少しずつ肌を焼いていき、肌を日焼けに慣れさせてあげることが大切です。
とくに最初の段階は、肌がまったく日焼けに慣れていませんので、紫外線が多い午前10時から午後3時の間は注意してくださいね!
②下焼きをする
日焼けをきれいにするコツ2つ目は、下焼きをすることです。
下焼きとは、日焼け止めクリームなどを塗ってから日焼けをすることですよ。
参照元:https://kuruma-tabinavi.com/
「日焼けをするのに、なぜ日焼け止めクリーム?」と思われるかもしれません。
まったく日焼けしていない段階で日焼けしてしまうと、肌への負担が強くなってしまいます。
まず日焼けをする初期段階では、サンオイルではなく、日焼け止めクリームを塗りながら、下焼き→日焼けの流れでしていくことが大切です。
③焼く時間を定める
日焼けをきれいにするコツ3つ目は、焼く時間を定めることです。
コツの一つ目で、「一気に日焼けをしないように」とお伝えしましたが、ではどのくらいの時間焼けばいいのでしょうか?
参照元:https://jp.freepik.com/
最初は30分、次は1時間、その次は2時間と、徐々に増やしていきます。
時間が短いと感じるかもしれませんが、肌を守りながらキレイに日焼けするには、無理をせずにじっくりやっていくことが大切ですよ。
④日焼け後は冷水を浴びる
日焼けをきれいにするコツ4つ目は、日焼け後はクールダウンすることです。
参照元:https://kakakumag.com/
ここまで丁寧に日焼けをしても、「日焼け=やけど(炎症)」は変わりません。
肌を少しでも守るためにも、日焼けをした後は、冷水シャワー・水風呂に浸かるなどして、肌をクールダウンさせてあげてくださいね。
⑤保湿する
日焼けをきれいにするコツ5つ目は、保湿をすることです。
参照元:https://giver.jp/
クールダウン後は肌のケアが大切ですので、必ず日焼けした部分を保湿してあげてください。
日焼けは肌にいいものではありませんので、将来の肌のためにも、最後までケアすることが大切です。
サンオイルの効果や選び方
日焼けをきれいにするコツがわかっても、サンオイルを正しく使わないと台無しです。
自分に合ったサンオイルはどれなのか??
続いてはサンオイルの選び方や効果を紹介します。
サンオイルの効果
サンオイルは日焼け止めと同じく、紫外線を防ぐ効果があります。
もともとの肌が黒い方は紫外線に強いのでキレイに日焼けができますが、肌の白い方の肌が真っ赤になってしまうのは、肌の強さが関係しています。
つまり肌の白い方がサンオイルを塗ることで、紫外線へのダメージを抑えながら日焼けができる効果があります。
サンオイルの選び方
では、自分に合ったサンオイルはどのように選べばいいのか?
参照元:https://blog.mic21.com/
ポイントとなるのは「SPA」と、「PA」の数値を確認することです。
●SPF
- 日焼けの要因となる紫外線のB波を防ぐ。
- 数字が高いほど防止効果も上がります。
- 0〜50+まであり。
●PA
- シワやたるみなどの肌老化を招く、紫外線A波を防ぐ。
- 「+」の数が多いほど防止効果が高いことを表します。
- 「++++」までの4段階。
サンオイルを選ぶ時にまず確認するのは、「SPFの数値」になります。
- 日焼け初・中級者:SPF2〜4のサンオイル
- 日焼け上級者:SPF0〜1のサンオイル
肌が真っ白で全然焼けていない場合はSPF5〜15ぐらいまでの日焼け止めからスタートするのもおすすめです。(※一般的なサンオイルはSPF0〜4まで)
きれいに日焼けをするコツで説明した通り、とくに色白や肌の弱い方が日焼け当初に選ぶのは、SPFの値が高いものを選び、徐々に値を下げていくことが大切です。
メンズに人気のサンオイル6選
今はどんなサンオイルが人気なのか?
最後はメンズに人気のサンオイルを紹介しますので、参考にしてください。
初心者におすすめ
【ブラックコング】ダークタンニングオイル
保湿しながら深みのあるキレイな小麦肌を目指す方へおすすめのダークタンニングオイル。
SPF4で仕上がっているので、紫外線から肌を守りながら日焼けができます。
ほんのり焼けてムラができにくく、水も粒になってはじきますよ。
【大正製薬】コパトーン タンニングウォーター SPF4
コバトーンの中でも初心者におすすめがこちらのスプレータイプ。
スプレータイプになっているので、背中などの手が届きにくい所も一人で塗りやすいのが特徴です。
乾きが早く、サラッとした使い心地で水もはじきますよ。
紫外線を防ぎつつ、じっくり焼けるアイテムです。
中級者におすすめ
【サンキング】サンタンミルクウォーター
髪にも使用できるサンキングのサンタンミルクウォーター。
SPF数値は3となっており、オーガニック成分と保湿成分が配合されていて、お肌をしっかり守ってくれますよ。
スプレータイプで懸念されるのが「塗りムラ」が引き起こす「焼きムラ」ですが、均一になじみやすくて使いやすいのも魅力です。
使用後はサラサラしていて砂もつきにくく、水もしっかり弾いてくれる優秀なアイテムですよ。
【大正製薬】コパトーン トロピカル サンドフリー ハワイ
定番人気コパトーンの、ドライタイプのサンオイルですよ。
サンドフリーの名の通り、ベタつきもなく、サラッとした塗り心地があります。
SPFは2ですが、そこまでハードには焼けないので安心して使用できますね。
上級者にはこれ!
【ブラックコング】ゴールデンタンニングオイル
SPF・PAともに「0」のブラックコングのゴールデンタンニングオイル。
SPFとPAがどちらも0と言っても、キャロットオイルが乾燥を防いで保湿し、お肌を保護します。
ムラもなくしっかりと焼け、キレイな小麦肌へと導いてくれますよ。
砂の多少のべたつきやすさはありますが、水をしっかりはじき、しっかり焼きたい方にはおすすめのアイテムです。
SAFESEA くらげよけ ローション
世界で初めてクラゲの毒性から人体を守ってくれるローションであるセーフシー。
SPFは「0」となっており、しっかりと日焼けをしたい上級者におすすめです。
効果は2時間程度で、一度海に入り、再び海に入る場合は塗り直さないといけない手間はあるものの、クラゲの脅威から守ってくれる優れものです。
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あとがき
いかがでしたか?
日焼け姿は、普段の男前度をワンランク上げてくれます。
正しくキレイな日焼けをし、クールでかっこいい夏のおしゃれメンズになってくださいね。
今回は日焼けをきれいにするコツ、人気のサンオイルや効果・選び方を紹介しました。