スーツを着用するときにネクタイピンを使用していますか?
ネクタイピンはファッション性だけでなく、機能性も兼ね備えた重要アイテム。
種類や正しい付け方をマスターして、ワンランク上の品のある大人のスーツスタイルを楽しみませんか?
そこで今回はネクタイピンの種類や付け方と、正しい付ける場所を紹介します。
ネクタイピンの種類
クリップのように挟んで使うだけでなく、ネクタイピンは他にもいくつか種類が存在します。
種類によってデザインや機能性も異なってくるので、「どんなネクタイピンが欲しいか?」イメージしながらチェックしみて下さいね!
それではさっそくネクタイピンの種類を紹介します。
ワニ口(ワニグチ)式
参照元:https://giftmall.co.jp/
ワニ口式は、ネクタイの大剣と小剣とYシャツの3つを挟んで留めることができます。
ネクタイピンの中でも一番しっかりと留めることができ、一番よく見かける定番のタイプですね。
チェーン付ネクタイピン
参照元:https://dear-mag.jp/
ワニ口式にチェーンが付いたネクタイピン。
先ほど紹介したワニ口式にチェーンにプラスされるだけでドレッシーな雰囲気がアップしますね。
クリップ
ワニ口式と同じく定番のクリップ式は、生地を滑り込ませて挟むタイプ。
非常にシンプルでミニマルなデザインが特徴です。
長時間着用する場合は「ズレてないか?」定期的にチェックするようにして下さいね。
タイタック(ラペルピン)
参照元:https://hatorishop.com/
タイタックは、定番のネクタイピンとは使用方法が異なり、ピアスの様に針をネクタイに刺して留めるタイプです。
チェーンが付属している場合はYシャツのボタンに留め、ヒラヒラなり過ぎるのを防ぐとともにチラッとさり気ないオシャレをアピールすることができますよ。
▼着用イメージ▼
参照元:https://blog.tamarusan.com/
「ラペルピン」とも呼ばれる事もあり、装飾品として色々なデザインで展開されています。
ショートクリップ
参照元:https://vivofficial.com/
ショートクリップのネクタイピンは、名前の通り小さいサイズのネクタイピンですよ。
ナロータイに合わせやすいネクタイピンですね。
タイチェーン
タイチェーンのネクタイピンは、上記画像の様にチェーンがついたネクタイピン。
▼着用イメージ▼
参照元:http://ririe93.ocnk.net/
クリップ部分をYシャツのボタンにひっかけ、チェーンの輪の中にネクタイを通して使うネクタイピンです。
スティック・ピン
針状のピンでネクタイを留めるスティック・ピンタイプのネクタイピン。
頭とピンの部分に装飾が施されており、色々なデザイン展開がされています。
メインはネクタイよりもラペルに使われることの方が一般的。
▼着用イメージ▼
ビジネスなどには使用せず、礼装時に使われることが多いピンですよ。
ネクタイピンをつける位置は?
ネクタイピンを変な位置につけてしまうと、折角のおしゃれアイテムも台無しに。
おしゃれに見せる定番の位置を参考にして下さいね。
続いてはネクタイピンをつける位置を紹介します。
上着を着用時
参照元:https://item.rakuten.co.jp/
上着を着ている時は、上着の第一ボタンの少し上にネクタイピンをつけることがベスト!
主張し過ぎない位置でさりげなく見せることで、品のよさを演出してくれます。
上着を脱いでいる時
参照元:http://kashi-kari.jp/
上着を脱いでいる時は、上記の画像の様にYシャツの第4と第5ボタンの間が定番の位置になります。
上着を脱ぐとネクタイがぶらぶらと動き、だらしなくなってしまいますよね。
ネクタイピンは機能性も兼ね備えたアイテム!
だらしなく見えない為にも下の位置に留めることがベターですよ。
ジレなどの着用時
参照元:http://blog.y-aoyama.jp/
Yシャツの上にジレなどを着用している時も同じで、ネクタイピンはあくまでさりげなく。
上記の画像の様にジレのVゾーンより少し高い位置につけること。
パーティなどの華やかな場などで使える位置になります。
ネクタイピンの正しい付け方を紹介
ネクタイピンをつける位置をマスターしたら、次は正しい付け方も知っておきましょう。
画像を見てなんとなく理解されていると思いますが、正しく付けることが大人のマナーであり、上品な雰囲気をしっかりと表現することができますよ。
それではネクタイピンの正しい付け方を紹介します。
シンプルなネクタイピン
参照元:https://store.styleequal.com/
ワニ口式やクリップなどのチェーンが付いていないシンプルなネクタイピンは、ネクタイの大剣・小剣とYシャツの3枚を挟み、右から左に差し込むようにつけるのが正しい付け方。
右からさす理由としては、男性用のYシャツは左側が上になるため。
ネクタイピンはファッション性と機能性があるアイテムですので、ネクタイをぶらぶらとだらしなく見せない、汚れさせない役割もありますので、しっかり正しく付ける事が大切です。
チェーンの使い方
参照元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/
チェーン付きのネクタイピンは、チェーンに付いているボタン掛けをYシャツのボタンに掛け、チェーンが張る位置にネクタイピンを合わせると◎。
あまり無理にチェーンを引っ張ると切れてしまったりするので注意が必要ですが、しっかりとボタンに掛けて引っ張る事で落下防止にもなりますので丁寧につけてくださいね。
ネクタイピンの付け方の参考画像
おしゃれなメンズはどのようなネクタイピンの付け方をしているのでしょうか?
最後はネクタイピンの付け方の参考画像を紹介します。
ぜひ参考にして、できる男なスタイルにチャレンジしてみてくださいね。
クリップタイプ
参照元:https://heim.jp/
クリップタイプのネクタイピンを使った定番スタイル。
ネクタイピンがある事でグッと引き締まった印象になりますね。
シルバーのネクタイピンが品のよさを引き立て、大人な雰囲気を表現しています。
定番の位置だからこそ安定感のある仕上がりになっているんですね。
ショートクリップ
参照元:https://kashi-kari.jp/
こちらはショートクリップのネクタイピンを使ったおしゃれな付け方。
シックで落ち着きのあるスーツスタイルに、ネクタイピンが遊び心を感じるアクセントになっていますね。
ポケットチーフも添え、華やかな雰囲気を演出しています。
タイタックタイプ
参照元:https://yukinagao.thebase.in/
牛をモチーフにしたタイタックのネクタイピンを付ける事で、おしゃれな雰囲気に大人の遊び心をプラス。
ネクタイに穴が空くのが心配な方はニットタイに付けるのがおすすめです。
タイチェーン
参照元:http://image.rakuten.co.jp/
こちらはタイチェーンのネクタイピンを使用。
タイチェーンを付ける事でドレスアップし、エレガントな雰囲気に仕上がっていますね。
定番の位置に付けているので、キレイなシルエットで大人感の高いスタイルに。
立体感を作ったこなれスタイル
おしゃれ上級者の雰囲気を演出できるネクタイピンの付け方が立体感を作ること。(※写真右)
参照元:https://www.tavarat.jp/
シンプルにネクタイとYシャツを挟んで付けるだけでなく、立体感を作ることでこなれた印象に仕上がっていますね。
少しネクタイを引き上げた状態でネクタイピンを付けるだけで、簡単に立体感を作れます。
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まとめ
ネクタイピンは正しく付けることで大人の風格を上げることができる魅力的なアイテムです。
まずはシンプルなアイテムからチャレンジし、慣れてきたらこなれ感を演出できる付け方にチャレンジしてみてくださいね。
今回はネクタイピンの種類や付け方と、正しい付ける場所を紹介しました。