強い日差しから大切な目を守ってくれるサングラス。
いろいろな形のサングラスがあるので「自分にはどの形が似合うのか?」と、感じた経験も多いかと思います。
今回はサングラスの選び方(メンズ編)!おすすめのレンズの色や自分に似合う形・人気のブランドも紹介します。
この記事のライター
<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
メンズのサングラスの選び方で似合う顔の形とは?
骨格診断やパーソナルカラーがあるように、サングラスにも似合う顔の形があります。
デザイン1つで雰囲気も変わるので、自分に似合うサングラスを見つけてみてください!
ではさっそくメンズのサングラスの選び方で似合う顔の形を紹介します。
丸顔に似合うサングラス
スクエア
参照元:https://item.rakuten.co.jp/
スクエアは、角があるようなシャープなスタイルで、顔をすっきりと引き締まった印象にしてくれます。
スタイリッシュな印象を与えられ、スタイリングのアクセントにもなります。
フォックス
参照元:https://shop-list.com/
フォックスは丸顔をすっきりと見せてくれ、その名の通り「キツネ」を連想させる形。
スタイリッシュで、少し中性的な雰囲気を演出できます。
面長顔に似合うサングラス
ウェリントン
参照元:https://bitter-store.jp/
ウェリントンは、メガネのフレームとしてよく使われる形で、サングラスのフレームとしてはベーシックなデザイン。
フロント部分が大きめのモデルが多いので、顔立ちが小さく見えるのが特徴。
ティアドロップ
ティアドロップは涙の雫に似たデザインが特徴で、映画「トップガン」でトムクルーズが着用して世界的に人気となりました。
もともとは空軍のパイロット用に作られたサングラスで、アメリカンな雰囲気のワイルドな印象とレトロ感がかっこいいサングラスです。
四角顔に似合うサングラス
ラウンド
参照元:https://fuga-store.jp/
レトロな丸の形が特徴のラウンドは、「ロイド型」とも呼ばれているデザイン。
知的で優しい雰囲気と、ミステリアスさを兼ね備えた雰囲気を演出します。
ジョンレノンやハリーポッターなどは小さめのレンズですが、大きめのラウンドもたくさんあるので、個性的な形からファッションアイテムとして大人気のデザインですよ。
オーバル
参照元:https://www.improves.jp/
卵を2つ並べた様な形のオーバルは、クセのないデザインで年齢問わずかけられます。
目があまり大きくない日本人の顔立ちと、最も相性のいいサングラスの形がこのオーバルです。
逆三角形に似合うサングラス
ボストン
参照元:https://buyee.jp/
ボストンは丸みを帯びた逆三角形がやわらかく落ち着いた印象で、レトロ系サングラスの定番デザイン。
アメリカのボストンで流行したので、「ボストン」と呼ばれるようになったサングラスです。
ブロー
参照元:https://zozo.jp/
ブローはフレームの上部が太くなった形で、サングラスだけでなく眼鏡のフレームとしても人気のデザイン。
シャープな輪郭を活かして、全体の印象を上に引き上げてくれるのでおすすめです。
新型定番として人気のクラウンパント
万人に似合いやすい形として今まで人気だった「ウェリントン」と「ボストン」。
この2タイプに加え、新しい定番として人気急上昇中のデザインが「クラウンパント」です。
参照元:https://www.sekkakudo.com/
クラウンパントとは、「パント=ボストン型」の、上部のフレームを直線上に切り落としたようなデザイン(クラウン=王冠)のフレームのことを指します。
最近になって注目されていますが、1950年代に大流行したことがあり、歴史のあるクラシカルなフレームデザインとなっています。
サングラスのレンズの色の選び方
サングラスのレンズも今は多くあり、ミラーレンズやカラーレンズも主流になってきています。
『自分にあったレンズは何色なのか?』
『レンズの機能性は?』
など、意外と知らないことも多いと思います。
続いてはサングラスのレンズの色の選び方を紹介します。
クリア
参照元:http://image.rakuten.co.jp/
クリアは一見すると「伊達眼鏡?」と、思われるかもしれませんが、カラーのないレンズでも紫外線をカットする効果があります。
裸眼に近い明るさで、夜間や室内でも掛けられますね。
カラーレンズに抵抗がある方は、伊達眼鏡風に掛けられておすすめ。
スモーク
参照元:https://bruder.golfdigest.co.jp/
スモークやグレー系のレンズは、光を均一にカットしてくれる効果があります。
そのため、レンズの色の影響を受ける力が小さく、限りなく自然な色合いのままの視界を確保できます。
長時間使用していても疲れにくいカラーなので、サングラスの定番として人気です。
ブラウン
参照元:https://jp.mercari.com/
ブラウンのレンズは、視界を自然に近い色合いに近づける効果と、ブルーライトを軽減する効果を兼ね備えている万能なカラーです。
さらに、顔回りに深みをプラスしてくれる色なので、自然な雰囲気を演出してくれますよ。
サングラスの定番カラーで、カジュアルにもキレイめにも対応し、一つ持っておくと便利です。
イエロー
参照元:http://blog.livedoor.jp/
イエローのレンズは、視界を明るくしてくれるのが特徴。
曇りや雨の日・夕方など、視界が悪い時の使用に適しています。
周囲の景色にもくっきりとしたコントラストを与えてくれるので、シャープな視界を得られますね。
スポーティーな印象とスタイリッシュな雰囲気を兼ね備えています。
ブルー
参照元:https://www.ponmeganeweb.com/
ブルーのレンズは、人が眩しいと感じるイエローやオレンジ系の光を大幅に軽減できるカラーです。
眩しさを抑制して、スッキリとした視野を確保してくれます。
着用したときの印象は、スタイリッシュで都会的な、クールな目元を演出してくれますよ。
グリーン
参照元:https://www.houyhnhnm.jp/
グリーンのレンズは、コントラスト(対比・メリハリ)を下げすぎず、背景の明るさのバランスを保ってくれるカラー。
視界の色調を、最も自然に近い形で確保してくれます。
そのため、長時間着用しても疲れにくいのが特徴です。
レンズ自体が暗めの色合いなので、晴れた日など明るいシーンでの使用がおすすめです。
眉毛の形から選ぶサングラス
サングラスを選ぶときに重要になる、「フレームと眉の関係」を知っておきましょう。
続いては眉毛の形から選ぶサングラスについて紹介します。
眉毛と同じ位置
参照元:https://skywardplus.jal.co.jp/
眉毛とサングラスの形が同じ線で描かれていると顔なじみがよくなり、どんなファッションにでもマッチします。
サングラスやメガネが似合っている人はこれに当てはまっている方が多いです。
眉とサングラスの縁を合わせるには「スクエア」や「ウェリントン」がピッタリですよ。
眉毛を隠して掛ける
参照元:https://c-edge.fashion/
欧米人がサングラスを掛けていると、なぜか日本人よりもカッコ良く見えることって多くありませんか??
それは眉毛と目の間隔が狭いので、サングラスを掛けると眉毛がスッポリと隠れるからです。
参照元:https://otokomaeken.com/
逆に日本人は眉毛と目の間隔が広いので、デザインによっては眉毛がしっかりと出てしまいます。
眉毛を隠して掛けられる大きめのフレームの「フォックス」や、「ティアドロップ」がおすすめですよ。
ファッションコーデに合わせたサングラスの選び方
サングラスは夏のおしゃれには欠かせないアイテム!
続いてはファッションを意識したサングラスの選び方を紹介します。
ウェリントン
ウェリントンは、キレイめからカジュアルなスタイルまで万能に使いやすいタイプ。
ニット帽などのヘッドウエアとの相性もよく、男らしく大人かっこいいスタイルになりますよ。
ティアドロップ
少しワイルドな雰囲気で存在感のあるティアッドロップはシンプルなコーデにおすすめ。
カジュアル過ぎたり、逆にキレイめ過ぎる着こなしに合わせるとキメ過ぎな印象になってしまいます。
シンプルで王道なコーデに合わせて、サングラスでアクセントをつけてみましょう。
ラウンド型
個性と知性を加えてくれるラウンド型は、ワイルドな雰囲気のコーデに合わせるとうまく中和してくれます。
サングラスの男らしい雰囲気はありながら、あまり多くは見ないラウンド型をチョイスすることでファッション性の高い印象を与えてくれますよ。
サングラスでメンズに人気のブランド12選
サングラスはファッションに欠かせないアイテムですが、多くのブランドがサングラスを扱っているので、迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?
最後はメンズに人気のサングラスのブランドを紹介します。
RayBan(レイバン)
1952年の発売以来、不滅の人気を誇るレイバンのウェイファーラー。
その完成されたデザインは色褪せることなく、いつの時代も看板であり続け、人々に愛されてきています。
ベーシックなデザインだからこその根強い人気ですね。
どんなファッションにもマッチするオールマイティーでかっこいいサングラスです。
MOSCOT(モスコット)
1915年創業のモスコットは、5世代に渡ってニューヨークという街のフレームをも築き上げてきた老舗のアイウエアブランドです。
代表的なモデルとしては「LEMTOSH(レムトッシュ)」・「VILDA(ヴィルダ)」・「MILTZEN(ミルゼン)」などが有名。
多くの歴史人や有名な著名人らも愛用者を多数抱えています。
EYEVAN(アイバン)
日本発のアイバンは、「着るメガネ」をコンセプトに掲げ1972年に登場したアイウエアブランド。
海外でも人気の高いOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のモデルの多くを製造してきたことでも有名です。
代表的なモデルには「E-0505」・「E-0501」・「WEBB」などがありますよ。
日本の技術と美しさが詰まったサングラスは普遍的な魅力を持ち続けていますね。
TOM FORD(トムフォード)
アメリカ生まれのトムフォードは、アイウエアだけでなくファッションアイテムやコスメなども幅広く展開しているラグジュアリーブランド。
存在感のある黒縁フレームに薄めのレンズで、キメ過ぎな印象になりません。
15色の豊富なカラー展開も嬉しいポイントですね!
POLICE(ポリス)
イタリアで誕生したポリスは、「アグレッシブで都会的」というコンセプトをもとに、多くの芸能人・セレブリティに愛されているブランド。
五感を刺激するポリスのデザインは、身に付ける人に自信をあたえ、時を越えた輝きが感じられますね。
常に新しいことにチャレンジする精神は、今なお色あせずに人々を魅了し続けています。
EMPORIO ARMANI(エンポリオ・アルマーニ)
エンポリオ・アルマーニはカジュアルでありながらも、ゴージャス感を存分に楽しめるファッションを提案するブランド。
サイドのブランドロゴが上品に輝き、マットな質感とサイドのメタルパーツがとてもおしゃれですね。
大きめなレンズが紫外線を効果的にカットしつつ、有害な紫外線から眼を守ってくれる優秀アイテム。
機能性も抜群でおしゃれも楽しめるサングラスです。
MONCLER(モンクレール)
高品質でクールなダウンジャケットで有名なモンクレール。
黒のスマートなテンプルの構成による洗練されたディテールで、タウンユースにぴったりなデザインが特徴的ですね!
機能性・ファッション性を兼用し、ダウンブランドのサングラスというニッチなアイテムも展開しています。
OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)
オリバーピープルズは、アメリカのヴィンテージスタイルを取り扱うブランド。
モダンに思えるアメリカのヴィンテージグラスの世界観を現代風に、そして独特にアレンジしたサングラスです。
レトロモダンの雰囲気が素敵ですね。
精巧な装飾、無駄を省いた美しいフォルムは、メガネ業界からも高い評価を得ています。
Persol(ペルソール)
ペルソールはレイバンと並ぶイタリア発アイウエアブランド。
アセテートとメタルのコンビネーションフレームで仕上げられたクラシックな雰囲気のサウングラスです。
ラグジュアリーなデザインになっており、適度なレンズの大きさでメンズだけでなくレディースにも人気ですよ。
ic! berlin(アイシーベルリン)
アイシーベルリンは、世界最高峰のアイウエアのグランプリであるシルモドールを受賞して以来、ヨーロッパでも人気の衰えないブランド。
少し厚みのあるスクエア型のフレームが特徴的ですね。
ブラックカラーのシンプルな仕上がりなので、長く使えるのも魅力ですよ。
スマートな大人の雰囲気を演出できるサングラスです。
DITA(ディータ)
「型にはまるな」がコンセプトのディータは、1995年にハリウッドでスタートしたアイウエアブランド。
スポーティな要素とハイファッション的要素をあわせもつデザインワークが特徴。
高い技術を持つ日本の職人たちのハンドメイドによって生み出されるアイウエアは、世界中のファッションセレブを魅了しています。
上品に掛けられるティアドロップスタイルがおしゃれですね。
SAINT LAURENT(サンローラン)
サンローランはフランスのラグジュアリーブランド。
やわらかい雰囲気を持たせたボストンシェイプのサングラスで、薄めのカラーレンズなのでハードになり過ぎず、爽やかな雰囲気を演出してくれます。
テンプルサイドにはサンローランのブランドロゴが施されていて、より一層高級感を高めてくれます。
普段のファッションをワンランクアップさせてくれるアイテムです。
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あとがき
いかがでしたか?
気になるサングラスは見つかりましたか?
デザインだけで決めがちなサングラスですが、服と同じで似合う形やカラーがあるので、ぜひ自分に似合うサングラスを知って、上手なおしゃれを楽しんでください。
今回はサングラスの選び方(メンズ編)!おすすめのレンズの色や自分に似合う形・人気のブランドも紹介しました。