今メンズコーデに定着した厚底スニーカー。
女性のイメージがあるアイテムですが、90年代のリバイバルによって人気の継続しており、今季もおしゃれコーディネートに必須なアイテムですね。
ただ、メンズが活用する場合は、身長を盛ってる感は避けたいところなので、合わせ方だけでなく、選び方も大事になります。
今回は厚底スニーカーを使ったおしゃれなメンズコーデの作り方を解説!選び方や合わせ方、人気の厚底スニーカーを紹介します。
この記事のライター
未経験で最初は戸惑いも多くありましたが、日々ファッションに触れることで魅力に惹かれていきました。
現在は自社で運営するメンズ・レディースのファッションサイトや総合トレンド情報サイトを執筆。
これからおしゃれを目指す方でも分かりやすいように、トレンド情報や最新の着こなしを日々発信しています。
厚底スニーカーの選び方
簡単にスタイルアップを叶えてくれる厚底スニーカーですが、メンズが取り入れる際に気をつけたいのは「いかにも身長を盛っています感」。
ただ単に厚底スニーカーを選んでしまうと失敗してしまうので、大人メンズや低身長の方は、特に気をつけて選びたいですね。
アッパーとソールが同色のものを選ぶ
参照元:https://an-alcott.com/
アッパーとソールを同色にすることで境界線が曖昧になり、厚底感を抑えられます。
ソールとアッパーの境界線を最も分かりにくくできるカラーは「黒」。
黒一色ならコーデにも取り入れやすく、初心者にもおすすめですよ。
また、1トーンではなくても、ソールとの境界線が分かりにくいデザインのアイテムも多く展開されているので、デザイン性が欲しいからはそちらもチェックしてみてください。
フラットソールとセパレートソールの印象の違い
スニーカーのアウトソールの形状は、大きく分けて2種類に分けられます。
印象の違いを知っておくことで、選ぶ際の判断基準に役立ててください。
①フラットソール
スニーカーの多くは、このソールが平らなフラットソールになっています。
寸胴体型の人が太く見えやすいのと同じで、フラットソールは厚底をそのまま「厚い」と感じやすい形状になっています。
ただ、上記のスニーカーのように、フロントはそこまで厚くなく、バックに向けて流線型に厚くなるソールは厚底感を与えにくいですよ。
逆に以下の画像のような、フロントからバックまでしっかり厚いソールは、厚底であることを感じやすいので注意してくださいね。
②セパレートソール
セパレートソールとは、土踏まずが凹んでおり、前方と後方に別れているソールのこと。
人間の体と同じで、くびれがあることで太さを感じにくくなります。
より厚底感を抑えたい方は、選択肢は少なくなりますが、こちらのセパレートソールのアイテムを選ぶと良いでしょう。
厚底スニーカーの着こなし方
選ぶべき厚底スニーカーが見えてくれば、着こなし方も注意したいところ!
今っぽいストリート感を出せる厚底スニーカーですが、いかにも盛ってる感があると、着こなす方も気持ちが乗らないですよね。
ポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
フレアパンツと合わせる
参照元:https://wear.jp/
ボリュームのあるシューズを最もナチュラルに見せてくれるパンツがフレアパンツです。
フレアパンツとは、膝から裾にかけて広がったシルエットのパンツのこと。
裾が広がっていることでクッションが溜まりにくく、キレイなシルエットがキープされることで脚長効果があります。
厚底スニーカーの存在感を良い意味でパンツが隠してくれるので、盛っているように見えにくくなります。
ワイドパンツと合わせる
参照元:https://wear.jp/
ワイドパンツもフレアパンツと同じように、厚底スニーカーの主張を程よく抑えてくれます。
ワイドパンツに関しては、パンツの丈はハーフクッションを溜めるぐらいの長さがおすすめ。
ソールの厚さは見えていてもシューズのボリューム感が抑えられているので、盛っている印象をかなり軽減できますよ。
パンツとスニーカーを同色にする
参照元:https://wear.jp/
パンツとスニーカーを同色にする着こなしもナチュラルに見せてくれます。
ここでもやはり最も効果が高いカラーは「黒」。
足とシューズが一つなぎになっているように見え、パッと見ではアウトソールが4.5㎝もあるスニーカーを履いているようには見えませんね!
厚底スニーカーのおしゃれなメンズのコーデ15選
存在感のある厚底スニーカーを、どの様にコーデに取り入れればおしゃれに仕上がるのか?
低身長の方以外でも参考になる、おしゃれなコーデ画像を集めて見ました!
それではさっそく、厚底スニーカーのおしゃれなメンズのコーデを紹介します。
春夏コーデ
ピンクのカーディガン×ベージュのパーカー×黒のワイドスラックス
参照元:https://wear.jp/
淡色のピンクのカーディガンで春らしさを演出。
ゆったりしたシルエットと落ち着いたカラーバランスで、リラックスした雰囲気が大人の余裕を感じさせます。
足元は重たくなり過ぎないように白ソールのスニーカーを合わせていますね!
ジップブルゾン×チェックシャツ×白のワイドパンツ
参照元:https://wear.jp/
ベージュ×ホワイトの淡色コーデ。
爽やかで優しい雰囲気があり、チェック柄で華やかな雰囲気も作っています。
もともとスタイルアップ効果のある厚底スニーカーですが、パンツ色を合わせることでさらに脚が長く見えますよ。
赤のブルゾン×白のジップスウェット×ブラウンのカーゴパンツ
参照元:https://wear.jp/
トレンドアイテムを組み合わせたレイヤードスタイル。
ブルゾン×スウェットのシンプルな着こなしですが、スウェットはジップデザインを取り入れて旬を演出していますね。
また、今季の継続人気のカーゴパンツに厚底スニーカーでワーク感のあるスタイルでもありますが、ワインレッドのブルゾンにブラウンカーゴが大人っぽく引き締めて品よく見せることで、カジュアルなアイテムコーデも大人っぽくまとめられています。
白シャツ×白T×チェックパンツ
参照元:https://wear.jp/
クラシカルな大人のカジュアルスタイルですね。
チェックパンツにTシャツをタックインしたスタイルに、ロング丈の白シャツをラフに羽織っています。
カジュアルだけどもキレイめな雰囲気もあり、メリハリのある着こなしが完成です。
厚底スニーカー×白スウェット×カーキのワイドパンツ×ニット帽
参照元:https://wear.jp/
カジュアルなアイテムをシンプルに着こなしたコーデ。
野暮ったくなりやすいカーキのワイドパンツはクッションを作らずにスッキリした足元に。
シンプルになり過ぎないようにショルダーバッグをアクセントにしたり、ニット帽やアクセサリーで味付けしています。
たすき掛けシャツ×白T×黒のハーフパンツ
参照元:https://wear.jp/
白・黒のモノトーンコーデにたすき掛けシャツでアクセント。
子供っぽくなりやすいハーフパンツですが、たすき掛けでもシャツを加えることで大人っぽい清潔感とこなれ感を加えられます。
足元はソールもアッパーも白の厚底スニーカーで爽やかにまとめていますね。
青T×グレーのワイドタックパンツ×黒のウエストポーチ
参照元:https://wear.jp/
ナイキのTシャツに合わせて黒のエアフォース1を合わせた着こなし。
とてもシンプルな着こなしなので、黒のウエストポーチをアクセントに使っています。
また、厚底スニーカーは黒なので、カジュアルな着こなしの引き締めにもなっていますよ。
秋冬コーデ
黒のカーディガン×チェックシャツ×ブルーのフレアパンツ
参照元:https://wear.jp/
黒のカーディガンにチェックシャツを組み合わせた韓国風ファッション。
厚底スニーカーのボリューム感も、フレアパンツを合わせて程よくおさえられているので、ナチュラルな雰囲気で組み合わせができていますね。
キャップも合わせておしゃれなお出かけスタイルが完成です。
ロゴニット×ワイドカーゴパンツ
参照元:https://wear.jp/
カジュアルな雰囲気が強くなるカレッジロゴのトップスを、スウェットではなくニット素材で大人っぽく。
ロゴの色の拾ってパンツもネイビーでそろえて統一感のある着こなしに。
また、スニーカーもトップスに合わせてベージュを選んでいますね!
黒のスウェット×白T×黒のワイドスラックス
参照元:https://wear.jp/
ブラックのワントーンでまとめた大人カジュアルな着こなし。
カジュアルなスウェットコーデも、黒でしっかりまとめて引き締めることで、カジュアルすぎない着こなしに。
厚底スニーカーでも黒でまとめることでラフ感も避けられるので、学生感もなくなり大人カジュアルに着こなせています。
スタジャン×ワイドデニム×ニット帽
参照元:https://wear.jp/
カジュアルなアイテムをややルーズに、そしてクールにまとめたストリートコーデ。
スタジャンのバックの刺繍ロゴが目を引くアクセントになっています。
ワイドデニムはロールアップしてカジュアルになり過ぎないようにしていますね。
ブラウンのブルゾンとスラックスのセットアップ×スウェット×タートルネックT
参照元:https://wear.jp/
ブラウンカラーで統一した1トーンコーデ。
インナーとの濃淡や色味を変えることでメリハリを作り、ノッペリした印象にならないようにしています。
足元は存在感のある黒スニーカーでコーデを引き締めていますね。
ファーベスト×ブラウンニット×フレアデニム
参照元:https://wear.jp/
厚底シューズと非常に好相性なフレアパンツ。
パンツの裾が広がることでクッションが溜まりにくく、キレイなシルエットをキープして美脚効果を発揮してくれます。
また、いい意味でシューズの存在を隠してくれるので、かなりの厚底でも「持っている感」を消してくれますよ。
白カーディガン×黒のワイドスラックス×ブラウンマフラー
参照元:https://wear.jp/
クリスマスデートにもおすすめの好感度の高い着こなし。
黒のワイドスラックス×黒の厚底スニーカーで大人っぽく引き締めができているので、爽やかで清潔感のある程よいオーバーサイズの白カーデが品よく好感度をUP!
ブラウンマフラーを合わせて、大人可愛くまとまっていますね。
チェックのステンカラーコート×青のニット×白のカーブパンツ
参照元:https://wear.jp/
ブラウンチェックのステンカラーコートがクラシカルな雰囲気ですね。
青のニットを合わせつつ、インナーの白シャツを見せてアクセントに!
また、ルーズなシルエットの白パンツを合わせ、程よくカジュアルダウンさせています。
メンズに人気の厚底スニーカー5選
シンプルなコーデからルーズなコーデまで、いろいろなスタイルにマッチする厚底スニーカー。
ぜひ自分の厚底スニーカーを見つけてください。
最後はメンズに人気の厚底スニーカーを紹介します。
new balance(ニューバランス)
矯正靴メーカーとしてスタートしたニューバランス。
コーデに取り入れやすいデザイン性と、履き心地の良さで世界中に愛用者を抱えています。
80年代にリリースされた競技者向けのバスケットシューズを復刻した「BB550」。
上質なレザー・スウェードを使用したアッパーがニューバランスらしいですね!
コーデに取り入れやすいモノトーンカラーで、さりげなく、けれどもしっかり身長を盛ってくれる一足ですよ。
HOKAONEONE(ホカオネオネ)
2009年にフランスで誕生したホカオネオネは、ランニングシューズを中心とした革新的なフットウエアがアメリカでヒットし、現在はアメリカに本社を構えています。
ブランドのシューズラインナップの中でも最もクッション性が高いBONDI(ボンダイ)シリーズ。
ボリュームのあるミッドソールや、丸くてボッテリとしたシルエットが特徴的です。
独自のデザイン性と「まるでマシュマロのよう」と称されるはき心地の良さも人気の理由ですね!
810s(エイトテンス)
プロが現場で愛用する靴を作り続けてきたMOONSTAR(ムーンスター)が、長年培ってきたノウハウを元にデイリーユース向けのシューズを展開しているプロダクトラインのエイトテンス。
シンプルで洗練されているにもかかわらず、機能性と唯一無二のデザイン性を備えたアイテムが特徴です。
こちらは介護用シューズをルーツに持つ「UNIVE(ユニーブ)」。
分厚いソールはフカフカではき心地がよく、大きめのベルクロでフィット感も調整が可能ですよ。
NIKE(ナイキ)
世界中にファンを持ち、知名度は言うまでもなく抜群のナイキ。
スタイルアップ効果の高い、定番人気のエアフォース1です。
機能性はもちろんながら、そのデザイン性の高さから多くのファンを持ちますね。
程よい丸みのフォルムが重厚感を和らげているので、色々なコーデにマッチしてくれますよ。
adidas(アディダス)
アディダスはスニーカー人気が高い中で、一際注目を集めているブランドですね。
シンプルなデザインのスニーカーが多いブランドですが、こちらのYUNG-1(ヤングワン)は切り替えパーツが多くデザイン性の高いモデル。
90年代のファッションをヒントにデザインされており、鮮やかな色使いがレトロな雰囲気で目を引きますね。
もちろん見た目だけでなく、軽量のEVAミッドソールを採用し、はき心地にも追及されています。
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存在感のあるアイテムなので、シンプルなコーデのアクセントや、トレンドのオーバーサイズコーデに合わせれば、全体とうまく溶け込みます。
太いパンツやワイドパンツとの相性も抜群なので、ぜひ厚底スニーカーを取り入れてみてください。
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