肌寒い日や、寒暖差の大きい季節に活躍してくれるアウターがコーディガン。
コートとカーディガンの良さを合わせた、いいとこ取りのアウターです。
しかし、ロング丈のアイテムに苦手意識や、なんとなく一歩を踏み出せないメンズも少なくありません。
そこで今回は、コーディガンとは?メンズコーデのコツや、人気のコーディガンを紹介します。
コーディガンとは?
コーディガンとは、コートとカーディガンの良さをかけ合わせたアウターのこと。
気軽に脱着ができて温度調整がしやすいカーディガンの良さと、コートのキレイめな雰囲気を併せ持ったアイテムです。
ロングカーディガンやニットコートとの違いは??
よく似たアイテムに「ロングカーディガン」や「ニットコート」がありますが、明確に線引きされているポイントはありません。
▼左からロングカーディガン、コーディガン、ニットコート▼
メーカーが「これはコーディガン !」と決めればコーディガンとなります。
違いがあるとすれば、コーディガンは、
- カーディガンより厚手で防寒性の高いものが多い
- ニットコートほど厚手ではなく、ニット素材に限定はされない
という特徴があります。
おすすめの着用時期
コーディガンは羽織りアイテムとして、
- 肌寒くなる秋からコートが活躍する真冬まで
- 冬から暖かくなってくる春先まで
真冬はアウターのインナーとしても重宝します。
特に寒暖差の大きい、季節の変わりめのライトアウターとして、大人っぽい雰囲気を演出してくれるアイテムですね。
コーディガンのメンズコーデのコツは?
「コーディガン」といっても、素材や丈感・デザイン・シルエットなどはアイテムにより異なります。
どのようなスタイルで着こなしたいかによって、選ぶコーディガンも変わってきますね。
ではさっそく、コーディガンのメンズコーデのコツを紹介します。
①ロールアップしたボトムスと合わせる
長さのあるコーディガンには細身のボトムスがよく合い、裾をロールアップして足首を見せることで、ロング丈特有の重くなりがちなコーデに軽さをプラスしてくれます。
参照元:https://wear.jp/
上記は、ベージュのコーディガンにスキニーデニムを合わせたコーデ。
膝上丈のコーディガンと、スリムなボトムスとのバランスがとてもいいですね。
コーディガンは、丈感とボトムスとのバランスがとても重要です。
②白パンと合わせる
秋冬はシックなカラー使いが増え、重く暗くなりがち。
そんな秋冬コーデに爽やかさと上品さを加えてくれる白パンツ。
参照元:https://wear.jp/
白×ネイビーは誰からも好印象を持たれやすいカラーバランス。
インナーも白シャツにすることで清潔感のある着こなしになっていますね。
シャツ・パンツ・シューズが全て白ですが、色味を少しずつ変えることでノッペリした印象にならないようにしています。
③ニット素材で季節感を演出する
オシャレに見せるポイントとして「季節感」も非常に重要なポイント。
モコモコで温かみのある生地のアイテムは、羽織るだけで秋冬らしい着こなしにしてくれます。
参照元:https://wear.jp/
ブラウンだとさらに季節感が高まりますね。
ブラウンがかったレッドのモックネックニットとの相性も抜群です。
④フード付きのコーディガンをカジュアルに着こなす
参照元:https://wear.jp/
フード付きのコーディガンは、カチッとなりすぎずにカジュアルな印象を与えてくれます。
上記画像は、フード付きのコーディガンにデニムのスキニーパンツを合わせたコーデ。
カジュアルになり過ぎないようにカラーをシックにまとめて大人っぽく仕上げています。
⑤テーラードデザインでキレイめに着こなす
参照元:https://wear.jp/
襟元がテーラードデザインのコーディガンなら大人っぽい上品な印象に。
やや細身のシルエットにすればオンオフ問わず着回せそうですね!
もちろんタウン使いならルーズなシルエットで崩して着こなすのもおすすめです。
コーディガンのメンズコーデ8例
コーディガンは1着持っていると重宝するライトアウターの1つ!
シンプルなデザインが多いコーディガンを、おしゃれなメンズはどのように取り入れているのでしょう?
ではさっそくコーディガンのメンズコーデを紹介します。
グレーのプルオーバーシャツ×ベージュのワイドトラウザー×ローファー
参照元:https://wear.jp/
落ち着いたブールとライトベージュの色合わせが爽やかなコーデ。
ザックリとしたルーズな着こなしが大人の余裕を感じさせます。
足元はローファーで引き締め、品良くまとめていますね。
オレンジパーカー×ネイビーのスウェットパンツ×ローファー
参照元:https://wear.jp/
ブラウンのコーディガンでシーズンムードを高めたコーデ。
差し色であるインナーのパーカーのオレンジが華やかに映えていますね。
また、フードがあることで小顔効果があり、スタイルアップもしています。
黒のスタンドカラーシャツ×グレーのワイドイージーパンツ×ドレスシューズ
参照元:https://wear.jp/
一般的なカーディガンを、サイズアップしてコーディガン風にアレンジしたコーデ。
やり過ぎない長さの着丈なので、初めての方でも違和感なくコーデに取り入れてやすいですね。
リラックスした雰囲気も今のトレンドに合致し、旬な着こなしになっています。
白のロゴT×バンドカラーシャツ×ストレートデニム×ドレスシューズ
参照元:https://wear.jp/
バンドカラーシャツを使った大人カジュアルコーデは、Tシャツをタックインさせてメリハリをつけることがポイント。
シックなカラーバランスにベージュのコーディガンが上品に映えて、スマートなスタイルに仕上がっています。
シャツとコーディガンをレイヤードした着こなしからはこなれた雰囲気が漂いますね。
コートやジャケットでは表現できない絶妙なリラックス感が、コーディガンの魅力でもあります。
白のロゴT×スキニーデニム×ドレスシューズ
参照元:https://wear.jp/
Tシャツ×デニムの定番カジュアルコーデを上品にアップデートするならコーディガンがベスト!
Tシャツコーデのラフな雰囲気をキープしながら、コーディガンがスマートなシルエットを演出して品よくまとめてくれていますね。
デニムはロールアップして足元に抜け感をプラス。
ドレスシューズで足元を引き締めれば、オフィスカジュアルにもぴったりのスマートカジュアルコーデが完成しますよ。
ベージュT×白のチノパン×黒スニーカー
参照元:https://wear.jp/
ベージュのカットソーに白のチノパンのナチュラルな着こなしに、ブルーのコーディガンがおしゃれに映えていますね。
程よくルーズな着こなしで、大人のリラックス感を演出。
スニーカーでカジュアルにまとめて、シンプルながらもこなれ感のある着こなしに仕上がっています。
グリーンのロンT×白のシェフパンツ×黒スニーカー×ベレー帽
参照元:https://wear.jp/
ブラウン×グリーンを取り入れたアースカラーコーデ。
相性のいい白をボトムスに合わせ、爽やかで品のあるスタイルに。
また、ベレー帽を横向きに被り、個性的なアクセントにしています。
白のロングシャツ×花柄ワイドパンツ×ブーツ
参照元:https://wear.jp/
存在感抜群!花柄パンツを使った上級者コーデがこちら。
花柄パンツのラグジュアリーな雰囲気を白シャツ×コーディガンの組み合わせで、クリーンな印象にまとめています。
ジャケットだと堅くなり過ぎてしまうので、コーディガンで程よいリラックス感を与えると◎
大人な遊び心を感じるこなれスタイルに仕上がりますよ。
コーディガンでメンズに人気のブランド5選
コーディガンは、今年のメンズアウターとして大注目のアイテムです。
気軽に羽織ることのできるアウターなので、大活躍間違いなしですね!
それではさっそく、メンズに人気のコーディガンのブランドを紹介していきます。
HAMAKI-HO(ハマキホ)
2008年にイタリアでスタートしたハマキホは、洗練されたスマートで都会的なデザインが特徴のファッションブランド。
ボタン無しのシンプルなデザインで、サッと羽織るのに便利ですよ。
素材にはアクリル・ウール・レーヨンをメインに混紡し、やわらかく暖かな仕上がり。
ショールカラーがキレイめな大人スタイルに仕上げてくれ、気取らないエレガントさが魅力です。
AS SUPER SONIC(アズスーパーソニック)
アズスーパーソニックは、デザイン性とシルエットにこだわったハイクオリティなウエアを中心に展開しているブランド。
ドレープデザインがおしゃれで、マント風に仕上げられたモード感の高い1着です。
周りとは被りにくい、ワンランク上のおしゃれを演出してくれます。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
ストレッチ性のあるやわらかい生地で仕上げられており、洗練されたシルエットが魅力です。
さりげなくのぞく裏地のカラーで、ブランドらしいスタイリッシュな雰囲気を醸し出せます。
ダブルフェイスならではの厚みのある生地感で、秋冬のライトアウターとして大活躍してくれますよ。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
大阪からスタートし、今では日本を代表するセレクトショップの一つして確固たる地位を築いたアーバンリサーチ。
テーラードデザインのフロントで、上品見えするコーディガンですね。
素地は細番手のTR(ポリエステル・レーヨン)糸を使用。
ドレスな雰囲気が強いため、オーバーサイズでざっくりラフに着こなしたい一着です。
MK MICHEL KLEIN homme(エムケー ミッシェルクランオム)
ミッシェルクランオムは、スタイリッシュな大人の品を感じる「フレンチカジュアル」が特徴のファッションブランドです。
フード+ベルトが付いたガウンタイプのコーディガン。
素材は上品な光沢のスウェード(フェイク)を採用し、大人の色気を演出。
長すぎない着丈なので、気軽にコーデに取り入れやすい一着ですね。
まとめ
トレンドによる爆発的な人気から、再び定番アイテムとしてタウンで見かけることの多くなったカーディガン。
ショート丈が一般的なため、着丈の長いコーディガンは羽織るだけで周りと差別化してくれます。
ご自身のスタイルに合ったコーディガンを見つけて、オシャレを楽しんでくださいね。
今回は、コーディガンとは?メンズコーデのコツや、人気のコーディガンを紹介しました。